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タイの世界遺産、シー・サッチャナーライ歴史公園内を歩いて遺跡巡りをしてきた!

※2017年9月30日更新

2016年のゴールデンウィーク。

タイで遺跡巡りをするために、タイ国際航空とバンコクエアウェイズを利用して、東京からSukhothai(スコータイ)へとやってきました。

タイ国際航空TG683便(東京ーバンコク)搭乗記はこちら

バンコクエアウェイズPG211便(バンコクースコータイ)搭乗記はこちら

スコータイ滞在3日目は、スコータイ王朝時代の重要都市の1つ、シー・サッチャナーライ歴史公園を訪れてみました。

本稿では、シー・サッチャナーライ歴史公園の様子を紹介します。

シー・サッチャナーライ歴史公園

前稿でもお伝えしましたが、シー・サッチャナーライは、スコータイ王朝時代の重要都市の一つで、シー・サッチャナーライ歴史公園は、スコータイ歴史公園とカムペーン・ペ歴史公園と合わせてスコータイ遺跡群として世界遺産に登録されています。

シー・サッチャナーライ歴史公園へのアクセスに関する情報は、前稿をご覧いただければと思います。

前稿はこちら

入園前に自転車を借りるのが吉!

今回、シー・サッチャナーライ歴史公園まではレンタルバイクで行きました。そのため、そのままバイクで公園内に乗り入れたかったのですが、シー・サッチャナーライ歴史公園では、バイクで乗り入れることはできません。

ですので、駐車場付近にあるレンタルサイクル屋で自転車を借りるか、徒歩での入園のいずれかになります。

どちらがオススメかといえば、断然自転車を借りることをオススメします。というのも、広い上に暑いので、歩いて廻るのは体力の消耗が著しいからです。

僕はお金をケチって徒歩で入って行ってしまいましたが、激しく後悔しました。

たしかに、シー・サッチャナーライ歴史公園内の遺跡は近接しているので自転車で行くより徒歩で行く方が何かと便利に思えたのですが、意外と移動しなければならなかったため、結局徒歩だと体力の消耗が著しく、バテてしまいました。

ですので、所々園内の案内をすっ飛ばして見てきてしまっているため、当ブログでも詳細に紹介はできない点、ご理解を頂ければ幸いです。

遺跡群への入り口

バイクを駐車し、チケット売り場でチケットを購入して入り口へと向かっていきます。 なかなか雰囲気のある入り口です。

ここから先がシー・サッチャナーライ歴史公園となっています。

Wat Nang Phaya

入り口から入って右に進んでいくと、すぐにWat Nang Phayaという遺跡が待ち構えています。 Wat Nang Phayaと書かれた看板の右奥へと行ってみます。

壁に囲まれたチェーディー(仏塔)があります。

Wat Suan Kaeo Uthayan Yai

Wat Nang Phayaのチェーディーの後ろには、すぐに別の遺跡、Wat Suan Kaeo Uthayan Yaiがあります。 ピラミッドのような建造物と、柱だけが残っておりました。

Luk Muang

つづいて、Luk Muangという遺跡にやってきました。 Luk Muangは、Wat Nang PhayaとWat Suan Kaeo Uthayan Yaiの直ぐ近くにあります。隣と言ってもよいです。 Luk Muangは建物だけが残る遺跡でした。

Wat Suan Kaew Uthayan Noi

次に訪れたのは、Wat Suan Kaew Uthayan Noiというところです。

こちらも、Luk Muangと同様、建物だけが残る遺跡でした。

Wat Khao Phanom Phloeng

そうこうしているうちに、シー・サッチャナーライ歴史公園で最も厳しい、Wat Khao Phanom Phloengという遺跡にやってきました。 冒頭にも書きましたが、体力が消耗した中、これを登るのは非常にしんどいです。

思わず苦笑いでした。暑さで呼吸がきつく、一気に登ることができませんでした。自転車を借りなかったことを激しく後悔しました。

登り切ると、シー・サッチャナーライを一望できます。 何にもありません(笑)

Wat Khao Phanom Phloengでは仏像が残っておりました。 スコータイ歴史公園の仏像と比較すると、彫刻がちょっと雑な印象を受けました。

スコータイ歴史公園の仏像についてはこちら

Wat Suwankhiri

Wat Khao Phanom Phloengから、さらに奥にあるWat Suwankhiriへと行ってみることにしました。 すると、再び階段……

この辺りから、意地になってきました。 スリランカ様式の釣鐘型のチェーディー(仏塔)が中心にあります。

Wat Chang Lom

さすがに体力的にも気力的にも限界を迎えてしまったので、歴史公園から出ることにしました。

Wat Suwankhiriから階段を降りて、シー・サッチャナーライ歴史公園の中心にあるWat Chang Lomという遺跡にやってきました。 Wat Chang Lomは、13世紀に建てられた寺院で、38頭の象の像が支えているのが特徴的です。

壁の外からでは見えないので、壁の内側へと入って行ってみることにしました。

壁に沿って歩いて行き、入り口を発見しました。 大きな木が石壁を破壊してしまっています。

これを見て、カンボジアにあるベンメリア遺跡に行ってみたくなったんですよね…。

話が逸れました。

ここまで近づくと、象の像が支えているのが見えてきます。 さらに近づいて行ってみました。 象はだいぶ崩れかかってしまっていますね。

では、仏像はどうでしょうか?

仏像の方も、状態はまちまちで、崩れてしまっているものもあれば、残っているものもありました。 こちらは頭部と右腕がなくなってしまっていました。

別の仏像は、指だけがなくなった状態でした。

イタリア人写真家とカメラトーク

実はWat Chang Lomの壁の内側に入った際に、一人のイタリア人の老紳士が丁寧に写真を撮っていました。

使用していたのはNikonのフィルムカメラ。(機材は忘れました)

そして、もう一台、Nikonのデジタル一眼レフカメラを持っていました。

その老紳士に「暑いね。」と突然話しかけられまして…

それに応答し、老紳士が持っているカメラを褒めると、そこから一気に話しが膨れ上がりました。聞けば、その方はミラノで写真学校の先生をしているそうで。

そこで、写真について色々と話を聞きました。イタリア語でなく、英語で話してくれたのでありがたかったです。

ただ、炎天下の中で聞いていたので、途中からお互い辛くなってきてしまいまして(笑)区切りによいところでお別れしました。

Wat Chedi Chat Thaeo

流石に体力の残りゲージが危険水域に入ってきました。入り口の方へと歩いて行くと、まだ見ていなかった遺跡が現れました。

Wat Chang Lomの向いにあるWat Chedi Chat Thaeoです。

Wat Chedi Chat Thaeoは中央のチェーディーを中心に、周囲に33基もの仏塔が配置されている遺跡です。様式もスリランカ様式、ヒンドゥー様式など様々なものがあります。 そして、各仏塔には必ず仏像もセットになっています。

色々と撮ってきたのですが、こちらのナーガと一緒の仏像が最も印象的でした。

最後に

ようやく、シー・サッチャナーライ歴史公園の駐車場に戻って来ることができました。

反省点は、本文中にも書きましたが、

  • 自転車を借りなかったこと
  • 水を十分にもって行かなかったこと

この2つです。

シー・サッチャナーライ歴史公園は交通の便が悪く、なかなか訪れる日本人の方はいらっしゃらないと思いますが、もし訪れた際には、水だけは最初に十分に確保して行くことをオススメします。

それではー!

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