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タイ国鉄に乗ってアユタヤに行ってみた

※2018年5月19日更新

2015年8月

夏休みを利用して、タイへ行って来ました。

タイの代表的な場所と言ったら、アユタヤを外せません。

というわけで、本稿では、鉄道でアユタヤに行く方法について紹介します。

遺跡の宝庫、Ayutthaya(アユタヤ)へ

この日は、元々、アユタヤに行くことを決めてはいたのですが、アユタヤへのルートや 持ち物や着ていく服等を朝から考えていました。

『地球の歩き方』を見ると、Wat Phoなど、寺院を見学する際に服装制限がある所もあるようで…

アユタヤにもそのような制限があるのかと考えていました。

インターネットでも探したのですが、明確に書かれているサイトがなかったものですから、非常に悩ましく…

持って行って不要だったら荷物が重たくなるだけですし、持って行かずに入れなかったら後悔しますし…

ウダウダ悩んでいても仕方がない!!

ということで、持ち物と服装を決めたので出発することにしました。

(時間も結構いい時間になってしまいましたし…)

コンビニに立ち寄る

今回宿泊していたホテルの直ぐ近くにコンビニがあったので、コンビニに立ち寄りコーヒーを購入しました。

僕はコーヒーはブラックで飲むことが多いのですが、残念ながらブラックは置いておらず…仕方なく、置いてある中で一番甘くなさそうなものを選択。

ストローをもらったので、ストローをさして飲んでいました。

タイのコンビニで飲料を買うと、ストローを一緒に渡してくれます。

コーヒーだけでなく、ジュースもそうですし、缶ビールでもストローをつけられます(笑)

ストローがついてこないのって、ミネラルウォーターぐらいでしょうか。

アユタヤへ行く方法

さて、これから向かうアユタヤですが、いくつか行き方があります。

僕はバスで行くか鉄道で行くかで悩んだのですが、鉄道で行く方が楽だと思い鉄道を選択しました。

鉄道でのルート

タイ国鉄は、バンコク市内に3箇所駅がありますが、アユタヤに行くには一番アクセスの良いHua Lamphong(フアランポーン)駅*1から鉄道に乗ればOKです。

というわけで、まずはフアランポーン駅に行く必要があります。

フアランポーン駅は、MRTに乗ってフランポーンで降りればOKです。

いざフアランポーン駅へ

こちらの記事でも書いたとおり、僕が宿泊したのはホテルはNana(ナナー)駅が最寄駅だったので、まずはナナー駅からAsok(アソーク)駅へと向かいます。

アソーク駅を出て、MRT Sukhumvit(スクンビット)駅へと降りていきます。

MRTに乗ってしまえば、フアランポーンまで一本です。

フアランポーン駅に到着しましたら、地下の連絡通路を通って、タイ国鉄の駅を目指します。

案内板も出てるので、迷うことはないと思います。 

地下通路から地上に出ると、直ぐにタイ国鉄の駅に到着です。

鉄道に乗ってアユタヤへ

そんなわけで、スタート地点に立つことができました。

ここから鉄道に乗ってアユタヤまでの鉄道旅を楽しむことになります。

乗車券の購入

早速、乗車券を購入しに窓口へと行ってみました。

チケットカウンターの上にある時刻表を見ると、10時5分発のチェンマイ行きの列車がありました。

時刻はこの時点で10時だったので、10時5分発の列車に乗れるかなと思いチケットカウンターのお姉さんに話しかけました。

「Ayutthayaに行きたいんですけど…」

すると、お姉さんにAyutthayaの発音を正されました(笑)

そして、運賃として345バーツ請求されました。

どうやら、10時5分発の列車は既に打ち切っていたようで、10時50分発のSpecial Expressになるようです。

しかも、この切符は軽食付きのプランです。

朝食をとっていなかったので、とても助かりました。

ちなみに、鈍行かつ普通席なら15バーツほどでアユタヤにまで行けるそうです。

タイ国鉄の乗車券はこんな感じです

というわけで、

乗車券ゲットしましたー!!

定刻まで時間を潰す

駅舎内にはコンビニが併設されています。さきほど飲んだコーヒーが甘ったるかったため、ちょっと喉が渇いてしまいました。

飲み物を買うべく、コンビニを覗いてみます。

すると、そこである飲み物に出会いました。今の日本ではすっかり目にすることがなくなってしまったものです。

それは…

Coca Cola Light!!

懐かしさのあまり購入してしまいました(笑)

あと、タイのガムも購入。

味は、日本でも売られているガムと大差ありません。

その後、やることもなかったので、駅の広場のベンチに座ってボケーっと過ごしてました。

ふと目の前のベンチの下に目をやると…

か、かわいいε-(´∀`; )

40分を過ぎた頃、用を足しておこうと思い、トイレに向かいます。トイレの利用には2バーツかかります。

タイの公共設備では、トイレが有料というのは常識的なことのようで、初めてタイを訪れた僕にとっては、この習慣にAmazing Thailand!!でした。

といっても、『地球の歩き方』で事前に知っていた情報ではありましたが(汗)

いよいよ乗車、そして出発!

準備も整ったので、鉄道の乗り場へと向かいます。

僕の乗る電車は7番ホームのようです。 7番ホームで立っていると、程なくして列車が到着しました。   ここで一つ問題が発生。

どの車両に乗れば良いのかがわからない!!
Σ(・□・;)

日本の鉄道のように、目立つように車両ナンバーが表示されていないため、どれが僕の乗る車両だったのか判別ができなかったのです。   警備の方にチケットを見せ、どの車両が僕の乗る車両なのか尋ねたところ、目の前の車両で良かったようです。

ヨカッタε-(´∀`; )

定刻になったので、いよいよ出発だなと思っていたのですが、一向に出発する気配がありません。   出発どころか車両の洗車が始まりました。

マイペンラーイ!

いや、
Amazing Thailand!!

いいですね〜、このマイペースな感じが(笑)   漸く準備が整ったようで、列車が動き始めました。

海外で鉄道旅をするなんて、世界の車窓からを見ている気分です。石丸謙二郎さんのナレーションが聞こえてきそうです。

が、出発したはいいものの、バンコク市内は、ストップアンドゴーの連続。

その後、給食のお時間となりました。

 

直ぐには手を付けなかったのですが、さすがにお腹も空いてきたので、食べることにしました。

ナニコレ!?超ウマイんですけどー( ´ ▽ ` )

タイは食事がとても美味しいです。あっという間に平らげてしまいました。   外を見ると、こんな感じの風景が続きました。

どこもかしこも工事とか建設ラッシュといった感じです。

ですが、ドンムアン空港を過ぎたあたりから少しずつ風景が変わってきました。

バンコク市外に出ると、すっかり田園風景に変わりました。

iPad AirでGoogle Mapを開いて、GPSで現在を確かめます。どうやら、もう間もなくアユタヤに到着しそうです。

乗務員のお姉さんがやってきて、アユタヤで降りる乗客に「次の駅ですよ」と声をかけてくれます。

チケットカウンターでコンピュータに入力してましたが、ちゃんとデータとして共有されているんですね。

アユタヤに到着!

こうして無事にアユタヤに到着しました。 アユタヤ駅に降りると、駅から出ようと進んで行ったのですが、あるおじいさんに声をかけられました。 「一度、あっちに行って。」 言われた方に行くと、おじいさんがついてきて、地図を見ながらアユタヤの説明を始めました。 どうやら、タクシーの運転手のようです。 話を聞いてみると、1,500バーツで外アユタヤも内アユタヤも一通り連れて行くという勧誘でした。

ボってるね〜 (。-_-。)

そして、日本人観光客の感想が書かれたノートを見せてきました。

キターー!!(・∀・)

全部事前情報通りです。ここまで教科書通りの出題がされると、ちょっと遊んで見たくなります。

ノートに書かれた日付を見ると、1989年とか、1993年とかでした。

古!

もともとタクシーを使う気は毛頭なかったので、No thank you!と言って断りました。

「いくらならいいんだ?」

と値段交渉してきたのですが、本当にタクシーを使う気は全くなかったので、断り続け、駅を後にしました。

最後に

2017年2月5日に、大幅にリライトいたしました。オリジナルの原稿から比べると、テキストも写真も大幅にボリュームアップしました(汗)

本稿をリライトしているうちに、またバンコクーアユタヤ間を旅しているかのような錯覚を覚えました。当時の駅構内の雰囲気や鉄道内の雰囲気、車窓から見た景色が鮮明に蘇ってきました。

おかげでまたアユタヤに行きたいなという欲求が湧いてきてしまいました(笑)

改めて、ブログに残しておくことのメリットを感じました。

自分自身もこうして楽しめますし、この記録が、他の方の役に立てばありがたいですし…

鉄道の乗り心地はとても快適でした。いつか寝台列車でバンコクーチェンマイ間の旅もしてみたいですね〜。

それではー!!


最後までご覧頂きありがとうございました。

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*1:タイ国鉄の駅は、正確にはクルンテープ駅ですが、ここでは便宜上フアランポーンとしております。

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