こちらの記事でも書きました通り、ホーチミンシティの主要な観光名所を巡る計画を立てました。
こちら
この日はベトナム滞在最終日、かつ、この日のフライトでホーミチンシティから台湾へと移動します。ですので、フライト前にホーチミンシティ内を観光しようというわけです。
ホテルを出て、まずはベンタイン市場に歩いて向かいました。
ベンタイン市場
ホーチミンシティを訪れた方は必ずと言っていいほど行かれるのではないでしょうか?
食料品から衣類、雑貨まで揃う、ホーチミンシティ最大の市場です。
そんなベンタイン市場に歩いて向かったわけですが、ホーチミンシティの交通量に改めて圧倒されます。とにかくバイクの多いこと多いこと…
油断していると、轢かれてしまいそうです。
ですが、流石にこの国での道路の横断にも慣れてきました。
ベトナムでの道路の横断のコツ
どなたかがブログに書かれていたことなのですが、ベトナムでの道路の横断のコツは、一定の速度で歩くことだそうです。そうすると、向こうが勝手に避けてくれるのです。
決して、立ち止まってはいけない!
立ち止まった方が、交通事故になる確率が上がる、とのことでした。
この事前の情報を入手していたお陰で、随分と横断が上手くなったと思います。
華麗に道路を横断しまくっていたら、ベインタイン市場に到着しました。
この時点では市場内に入らず、そのまま次の目的地に向かうことにしました。市場外のお店にも面白いTシャツが並べられており、思わず立ち止まってしまうこともあり、市場内に入らずとも、そこそこ楽しませてもらいました。
サイゴン大聖堂
次なる目的地は、サイゴン大聖堂です。19世紀末に建てられた、赤レンガの美しい建物が特徴の教会です。
相変わらず交通量が多いです。
ベンタイン市場から15分ほど歩いたでしょうか…
サイゴン大聖堂に到着しました。
聖堂内に入れるかなと思って期待して行ったのですが、この時は入れませんでした。
仕方なく大聖堂の周りをぐるっと一周回ってみると、窓の隙間から、僅かではありましたが、ステンドグラスを見ることができました。
中央郵便局
サイゴン大聖堂の隣に、人の出入りが一際目立つ建物があります。
中央郵便局です。
元々は、ピンク色の建物だったそうですが、2014年に、イエローに塗り替えられたそうです。
それにしても、よく目立ちますね…(。-_-。)
折角なので、内に入ってみました。
場違いな空気を感じてしまったので、早々に立ち去ることに…
中央郵便局を見た後、サイゴン川を見るため、南東に向かいました。
サイゴン川を前にして事件勃発!
ベトナムはスリが多い…
事前の下調べではそのような情報を得ていましたが、今のところ、特に被害には遭ってませんでした。決して油断はできませんが…
何故かインターコンチネンタルを撮影(笑)
これまで、バイタクの変なオヤジにぼったくりのお店に強制連行されたくらいで、大きなトラブルもなく過ごせてきてしまったことから、最後に気が緩んでしまいました。
サイゴン川の前に、非常に交通量の多い通りがあります。横断歩道はありましたが、あってないような状況でした。
サイゴン川を見るため、車が切れるのを待っていたところに、スクーターに乗ったおっさんがやって来たのです。
「ここは危ないから、向こうまで行って亘った方がいいぞ。」
僕はアドバイスに従って、ちょっと離れた信号のところに行こうとしたのです。 すると、腕を掴まれ、そのまま道路を横断する羽目になりました。
道路を亘り終えると、
オ:「日本人か?」
と訊かれました。
僕:「そうだよ。」
そのように返すと、彼は
オ:「そうかそうか。実は、俺の友人が名古屋にいてな。日本人は親切だし、好きだよ。でも、中国人は嫌いだよ。」
と、彼は親日家、嫌中家をアピールしてきたのです。すると彼は、サイゴン川について説明をし始めました。
そして、
オ:「今から時間あるか?お茶を買いに行かないか?一時間半もあれば大丈夫だ。」
と言ってきました。
怪しすぎる…危ない目に遭ってはかなわんので、断ろう。
僕:「悪いけど、もう空港に行くんだ。それじゃ。」
オ:「ちょっと待て。助けてやったんだから、お金くれ。」
はあ?
この時点でちょっと頭にきましたが、まあチップぐらいくれてやるかと思い、20,000VNDを渡そうとすると
オ:「No. 600,000VNDだ。」
と言ってきました。
僕:「はあ?」
オ:「600,000VND!!」
僕:「金なんかねーよ。これがあり金全部だ。」
この言葉を聞いた瞬間、おっさんの表情が豹変しました。
ベ:「危ないところを助けてやったんだぞ。日本人は友だちだ。名古屋にも友だちがいる。金がないだと、この野郎。」
ブチッ( *`ω´)
このおっさんの顔面をグーで殴りそうになりました。が、ここは外国。僕にとってアウェー以外のなにものでもありません。故に、決してお縄になるわけにはいきません。
それでもなおしつこく金をせびってくるおっさん。こちらもないもんはないので、ないの一点張り。 (実際、この時全然持ってなかったんですよ。)
本当にないとわかったようで、漸く諦めて去って行きました。
この出来事で胸クソ悪くなってしまい、この都市を大至急離れたくなってしまいました。
人民委員会庁舎
再びベンタイン市場を目指します。
近道をするため、人民委員会庁舎前の通りを抜けていきます。
すると、故ホーチミン氏の銅像があるのを見つけました。
銅像を見つめながら、僕は彼に問いかけていました。
「これが、貴殿が目指した国民の姿なのですか?」
もう、この街を一眼レフで撮るのはやめよう…
そう思い、最後に人民委員会庁舎を撮ると、一眼レフをカバンの中に入れてしまい込みました。
最後に
自分の気が緩んでしまったのが原因ですが、本当に頭にきてしまいました。
この一件で、日本人か?と訊かれて、馬鹿正直に日本人ですと答えるのはやめることにしました。(状況にもよりますが…)
この他、市場を勝手に案内し始めて、ガイド料よこせと言ってくるベトナム人もいるようなので気を付けましょう。
予防策ですが、相手から寄ってきた場合は警戒レベルMAXにした方がいいです。それから、「トモダチ」と言って友達感を前面に出してくる人も要注意です。大抵、男性が多いですね。あと、「お茶を買いに行こう。」これも気を付けましょう。ベトナムだけでなく、上海でも同様に声をかけてくる女性二人組がいますので。
いつか、このホーチミンシティに対するモヤモヤとした気持ちを晴らしに行かなければなりませんね。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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