ジャカルタの街について、一切何も紹介しておりませんが、空港への行き方を紹介します(笑)
いや、撤退の経路を確保しておくことは重要ですよd( ̄  ̄)
スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市街地への高速バスで移動してみた記事はこちら
本稿で紹介するのは、Gambir(ガンビル)からスカルノハッタ国際空港へ行く方法になります。
そのガンビルへの行き方ですが、鉄道の駅があったり、あるいはバス専用道路を走るバス(トランスジャカルタ・バスウェイ)で行く方法があります。
鉄道は今回利用していないので紹介できませんが、トランスジャカルタ・バスウェイはヘビーユースして来ました。
ガンビルへの行き方を説明する前に、トランスジャカルタ・バスウェイの乗り方を説明します。
トランスジャカルタ・バスウェイの乗り方
トランスジャカルタ・バスウェイは、先ほども書いた通り専用の道路を走るバスですので、渋滞が酷いジャカルタでも比較的スムーズに走ってくれる交通機関です。
また、一度改札に入ったのち、改札を出なければ、どこまで行っても、どれだけ乗り換えても料金は3,500ルピア(約35円)という庶民のための乗り物です。
ICカードを手に入れよう!
そんな財布に優しいトランスジャカルタ・バスウェイに乗るには、専用のICカードを手に入れる必要があります。ですので、まずはICカードを手に入れることころからスタートしましょう。
こちらはトランスジャカルタ・バスウェイの改札口です。
自動改札の横に、LOKETと書かれた友人の窓口がありますので、こちらでICカードをゲットします。
料金は40,000ルピア必要です。うち20,000ルピアはデポジットになります。 はい、こちらがICカードになります。
これでトランスジャカルタ・バスウェイで行けるところにはどこへでも行けます!
実際に乗ってみよう!
ICカードを手に入れたら、実際に乗ってみましょう。
トランスジャカルタ・バスウェイの乗車は、電車のような感じです。
ここで一つ注意事項を。
トランスジャカルタ・バスウェイの車両の進行方向側は終日女性専用になっておりますので、男性陣はご注意を。乗り降りは前方からでもできるのですが、乗車後は速やかに後方に移動しなければなりません。
僕がICカードを手に入れたのはモナスという駅なのですが、ここは乗り降りが多い駅です。 ブロックM行きのトランスジャカルタ・バスウェイはこんな感じで、乗客でごった返してました…
実際に乗車して見ると、日本のバスト大して変わらない印象です。 違うのは、利用者が多い路線は、二両連結の車両も走っているという点でしょうか。
上の写真はまさに二両連結のトランスジャカルタ・バスウェイでした。
乗車の際の注意事項
さて、トランスジャカルタ・バスウェイを利用する際の注意事項を綴っておきます。
駅でしか乗り降りできない
日本人の感覚からすると当然と言っちゃ当然なのかもしれませんが、駅以外では止まりませんので、道の途中で下車したくてもできませんのでご注意を。
駅によっては後ろの出入り口から降りることができない
小さい駅は乗降車できる場所が1箇所だったりするわけです。そうすると、前方に移動しないと降りられません。
ボーっとしていると乗り過ごしてしまう可能性があるので気をつけましょう。
喫煙・飲食は厳禁
また、車内は禁煙かつ、飲食も厳禁です。
喫煙率が高いインドネシア人男性も、トランスジャカルタ・バスウェイに乗っている最中は吸ってませんでした(笑)
スリに気をつけましょう
僕は被害に逢いませんでしたが、スリに逢う可能性がゼロとは言えませんので、カバンはしっかりと閉め、リュックは前に抱えた方が無難です。現地のインドネシア人も同様にして被害に遭わないようにしておりました。
おまけ
これは別の路線に乗っている際に発見した光景なのですが…
馬車も一緒に車道を走っています。
Wonderful Indonesia!!を体験したシーンでした(笑)
ガンビルへの行き方
ガンビルへの行き方ですが、まずは、トランスジャカルタ・バスウェイに乗って、ガンビル2という場所を目指しましょう。
路線は2もしくは2Aに乗ればガンビル2にいけます。
ガンビル2まで行けば、下の地図のように、スカルノハッタ国際空港行きのバス乗り場まであとわずかです。
ガンビルからスカルノハッタ国際空港への行き方
ガンビル2に到着したら、先ほどの地図に従って、鉄道のガンビル駅の方に向かいます。
チケットの購入について
しばらく進んでいくと、大型バスが並んでいるのが見えてきます。
また駐車場の中に、下の写真のような小屋があります。
ここがチケット売り場です。
ここで空港行きのチケットを購入します。料金は、空港発と同様40,000ルピア(約400円)です。
バスの中から駅を撮影した一枚です。
写真の下に二台のタクシーが写っていますが、白い車体のタクシーの運転手は、運転席の窓から足を出して寝てました。
出発
僕が乗ったのは、16:15発のバスですが、定刻通りスカルノハッタ国際空港に向けて出発しました。
なお、この時の乗車率は30%ぐらいです。ですので、一人で座席を2列使用することができて快適でした。
さて、市街地はご覧の通り流れが悪いです。 クラクションが鳴り響いていましたが、ホーチミンシティに比べると全然静かでしたね。
同じASEAN加盟国でも、こうも差があるとは…
途中からハイウェイに乗りまして、バスは快調に飛ばしていきました。
ところが、空港を目前にして、突如バスは停車します。
すると、何やら人が乗り込んできました。
途中乗降のシステムがあるのか?
と思って見ていたら、どうやら警官がバスの乗客をチェックしにきたようです。テロへの警戒でしょうか??
もっとも、怪しい人物はいなかったのか、特にパスポートのチェックなども行わず、警官はバスを降りていきました。
再びバスは空港に向けて走り始めます。
停車するターミナルの順番
スカルノハッタ国際空港は、ターミナルが3つあり、バスも各ターミナルに停車します。
その停車する順番ですが、
- 第3ターミナル
- 第1ターミナル
- 第2ターミナル
でした。
乗務員がアナウンスはしてくれますが、乗り過ごさないように注意しておいた方がいいでしょう。心配な方は、バスの左側の列に乗車していると良いかもしれません。ジャカルタは日本と同じく車は左側通行だったので、左側であれば、どの航空会社が入っているターミナルかの判断がつきやすいためです。
ガンビルを出発してから約1時間。
無事、スカルノハッタ国際空港第2ターミナルに到着しました。
ちなみに…
この時、スーツケースを預けていたのですが、荷物を預かっているのを忘れられており、危うくスーツケースを持って行かれてしまうところでした。
空港に着いたからといって油断はできませんね(。-_-。)
最後に
本文中、トランスジャカルタ・バスウェイを利用する際には(運賃20,000ルピア分を含んだ)ICカードを購入するところからスタートすると書きました。
3,500ルピアよりも残高が小さくなったらどうすればよいか?
疑問に持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
その場合、日本のICカードと同じで、チャージする必要があります。もっとも、日本と違う点は、
- 有人の窓口でチャージする必要がある
- 残高が3,500ルピア以上あるとチャージしてくれない
- チャージする際も20,000ルピア必要
- チャージすると手数料で2,000ルピア取られる
といった点です。
窓口で、20,000ルピアと一緒にICカードを渡せば、"Top up?"と訊かれますので、"Yes, please."とか返せばチャージしてもらえますので、ハードルはそれほど高くないかと思います。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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