ANAの旅作を利用して、DIA修行も兼ねて行ってまいりました。
NH855便(HND-CGK)搭乗記はこちら
さて、スカルノハッタ国際空港に無事に到着したのはいいのですが、スカルノハッタ国際空港はジャカルタ市街地から離れているため、ここから市街地へと移動しなければなりません。
スカルノハッタ国際空港の場所は地図上で示すとこちらになります。
市街地から約30kmですね。
本稿では、空港から市街地への移動方法について紹介します。
スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市街地への移動方法
先ほどの地図をご覧いただくとお気づきになるかと思いますが、スカルノハッタ国際空港へは、現在鉄道が直結していません。
そのため、移動手段は「車」になります。
具体的には、
- タクシー
- UberやGrab
- 高速バス
です。
タクシーの場合
タクシーの場合、到着ロビーを出るとたくさん止まっているので見つけるのに苦労はしないでしょう。もう一つのメリットとして、目的地まで直行してくれるので、時間を無駄にせずに済みます。
もっとも、タクシーも色々とトラブルの話を聞きます。
「ブルーバードタクシー」グループが評判いいそうですが、空港内でブルーバードタクシーを見た記憶が……(。-_-。)
代わりに、「シルバーバード」っていうタクシーを見ました。ブルーバードタクシーグループって書いてあったので、もしかしたら比較的トラブルが少ないかもしれません。
なお、タクシーに乗車した際には、細かくお釣りを求めずに、ある程度はチップとしてドライバーに渡すのが慣習だそうです。
と、このような書きっぷりしかできないのは、僕自身今回の滞在で一度もタクシーを利用しなかったので、トラブルの有無を体験していないためです…ですので、どうしても伝聞の情報になってしまいます。
UberやGrabの場合
インドネシアはUberやGrabが非常に盛んな国です。
市街地を歩いてみるとわかるのですが、UberやGrabのロゴの入ったジャンパーなどを身につけたドライバーやライダーをたくさん見かけます。
UberやGrabのメリットとして、タクシーと同様、目的地に直行してくれることでしょうか。あとは、タクシーと違って料金があらかじめ決まっているのでトラブルになりにくい点ですね。
もっとも、市街地ではいいのですが、空港となると台数は極端に減ってしまうので、捕まらない可能性があります。
これらも僕は利用しなかったのですが、Uberのアプリを使って空港から市街地までの料金を調べたところ、約100,000ルピアほどでした。日本円にすると約1,000円*1です。
高速バスの場合
さて、僕が利用した移動手段は高速バスです。
各社が運行している高速バスで、空港からジャカルタ市街の各地や他のバスターミナルに移動することができます。
僕は、ダムリ社が運行するバスを利用して、宿泊先の地区であるGambir(ガンビル)*2まで移動しました。
まず、バス乗り場ですが、空港内に「Shuttle Bus」という案内表示がありますので、それに従って移動していきます。
そうすると、各ホテル行きのシャトルバス乗り場があるのですが、そこから更にもう少し歩くと、バスのターミナルがあります。
このターミナル内に、各社のバスチケットカウンターがありますので、そちらで自分が行きたい場所までのチケットを購入します。
僕が利用したダムリ社のチケットカウンターです。こちらでガンビル行きのバスのチケットを購入しました。運賃は、40,000ルピア。
約400円!
日本で言うならば、東京都内の主要な駅から羽田空港までをつなぐリムジンバスに約400円で乗れてしまうようなものです。大阪だと、難波から関空行きのバスに約400円で乗れるようなものです。
ただし、いいことばかりではありません。注意点もあります。
注意点その1:バスは定員制
まず、高速バス故、座席の数と同じだけの人しか乗ることができません。
カウンターで購入したチケットを見ると、便指定や座席指定などは特になかったので、早い者勝ちのようです。
ですので、ぼーっとしてたり、ターミナル内のカフェで一息ついていたら、定員オーバーになっちゃったなんてことにもなりかねませんので注意が必要です。
注意点その2:なかなか来ない
ガンビル行きのバスだけだったのですが、意外とバスが来ませんでした。
到着したのが夕方、通勤ラッシュの時間帯だったと言うのもあるのかもしれませんが、チケットを購入してから30分ぐらい待たされました。
その間、他の地区行きのバスはどんどん発車していったんですけどね…
注意点その3:意外と時間がかかる
タクシーやUber、Grabと違って、行き先に直行しませんし、他の乗客もいますので、その分時間がかかります。
僕が利用した高速バスは、第2ターミナルを出発した後、第1ターミナルへ行き、更に第3ターミナルへ行き、それからガンビルに向かって出発。
そのため、ガンビルに到着した頃にはすっかり陽は沈んでおりましたし、午後7時を回ってました。
スカルノハッタ国際空港に着陸したのが午後4時前だったことを考えると、随分と時間を要しました。ただし、その原因は、高速バスではなく、間違いなくイミグレの混雑ですが…
注意点その4:エアコン効きすぎ
最後の注意点ですが、エアコンが効きすぎてるので気をつけましょう。寒いぐらいでした。
車内の温度が表示されていたのですが、10℃って……( ̄O ̄;)
市街地に出る前の空港での準備について
さて、ここからは市街地に出る前に、僕がスカルノハッタ国際空港で行った準備について紹介します。
「準備」と書きましたが、そんな大げさなものではなく、両替とSIMカードの調達についてです。
両替について
いつもは、プリペイドクレジットカードを持って行って、現地のATMでキャッシングして引き出すのですが、今回、前日の夜に入金しようとしたら
時間外です
という文字が表示されてしまい、入金することができませんでした。
以前はできたはずなんですけどね、NEO MONEYさん…
翌日羽田空港で入金しようと思ったのですが、そのことをすっかり失念していたため、入金する前に制限エリアに入ってしまったため、結局入金できず…orz
まあ、こんなアホみたいな事情で、現地で現金両替することになってしまったわけです。
さて、スカルノハッタ国際空港の両替所は、イミグレを出てすぐのところにあります。
が、
はっきりってレートは悪いです。空港内で両替するなら、空港建物内を少し歩いて回ると、MONEY EXCHANGEという看板を掲げた両替所があるので、何店舗か見て比較すると良いかと思います。
市街地ですと、こちらのデパート内に入っている両替所が、レートが良いそうですが、今回は訪れていないため、実情は未調査です。
ですので、現金両替であれば、空港内で5,000円〜10,000円ほど両替をし、市街地に出てから更に両替をするというのも手かと思います。
それと、実際にジャカルタを歩いてみて見かけましたが、ATMも普通に設置してありますので、そこでキャッシングをして現金を調達するのも良いでしょう。(コンビニ内にもATMは設置されてました。)
SIMカードについて
続いて、SIMカードですが、これは探すのに苦労しました。
実際には、最初の両替所と逆方向にありました。
こちらのCENTRAL CELLULARというショップで購入しました。
容量は2GBで、180,000ルピア。
1,800円!!( ̄O ̄;)
いま思うと、1GBで十分でしたね。(プランがあったかまでは記憶が定かではありませんが…)
なお、SIMカードも市街地で手に入るそうなのですが、今回はハードルがちょっと高かったのと、事前調査をあまりせずに来たために、そもそもインターネットが使えないとホテルまでたどり着けそうになかったので甘んじて受け入れました。
次回はもう大丈夫(なはず…)
おまけ
修行僧(尼)にはおなじみの、A&Wですが、修行で沖縄に行った際にはみなさん、「エンダー!」という呟きとともに、写真を掲載しております。
ここジャカルタでも「エンダー!」は可能ですよ( ´∀`)
最後に
本文で紹介することができなかったので、もう一点だけ注意事項を。
イミグレを出て、バゲッジクレームにやってくると、Porterという文字が背中に入ったシャツを着た男性たちが話しかけてきます。字の通り、荷物を運んでチップをもらおうという方々らしいです。
好意だと思って荷物を持ってもらってお金を要求されてトラブルになった、なんてことがないように気をつけてください。
出発ロビーでPorterとトラブルになって口論している日本人女性がいました(汗)
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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