DIA修行も、早くも第5セット目を迎えました。今回はANAではなく、中国国際航空(エアチャイナ)のビジネスクラスに乗って、修行僧の聖地の一つであるクアラルンプールへと行ってまいりました。
本稿では、その第1レグ目、CA926便(NRT-PEK)搭乗記をお届けします。
航空券の手配
今回の航空券ですが、特にセールとかでゲットしたわけではなく、中国国際航空のオフィシャルサイトから予約をしました。
以前から噂では聞いておりましたが、非常に安くビジネスクラスに搭乗できるということもあって、修行僧の王道ルートの一つとなっています。
なお、航空券の手配についてはこちらの記事をご覧下さい。
成田空港へのアクセス
いつも成田空港へは京成バスを利用しております。ですので、今回も京成バスを事前に予約し、東京駅からバスに乗って成田空港へと行きました。
中国国際航空はANAと同じスターアライアンスですので、成田空港第1ターミナルからの出発となります。
東京駅を午前10時40分に出発し、午前11時55分には成田空港第1ターミナルに到着しました。
チェックイン
この日の成田空港は比較的空いていたと思います。チェックインカウンター待ちの行列は見かけませんでしたので。
さて、チェックインが始まっているかどうか確かめるために中国国際航空のカウンターへ向かったのですが、既にチェックイン開始となっていました。
事前にオンラインでチェックインしていたのですが、搭乗券を持っていなかったので、ビジネスクラスのカウンターへ行き、発券してもらいました。
事前のオンラインチェックインではNRT-PEKのみしかチェックインできなかったのですが、グランドスタッフさんから
- PEK-KULもチェックインできること
- この時点で座席を指定できること
を教えて頂いたので、併せて手続きをしてもらいました。
チェックインを済ませると、飛行機を撮影するために窓際へ。
すると、アシアナ航空のA380が駐機してました。
STAR ALLIANCE GOLD TRACK
ANA運航便であれば、ANAの優先レーンから保安検査場をパスできますが、今回は中国国際航空運航便ですので、ANAの優先レーンは使えません。
ですが、スターアライアンスのゴールドメンバーやビジネスクラス、ファーストクラスに搭乗する場合は、STAR ALLIANCE GOLD TRACKを通って、優先レーンで保安検査を受けることができます。
写真中央に写っているのがSTAR ALLIANCE GOLD TRACKです。(手ブレしちゃいました。すみません…)
今回はこちらのSTAR ALLIANCE GOLD TRACKを通って保安検査場をパスしました。
一般のレーンに目をやると、やはり混雑してますね。(羽田空港ほどではありませんでしたが…)
階段をおりてイミグレに行くと、出国審査待ちの人々で大行列ができておりました。
が、そんなことは僕には全く関係なく、自動化ゲートを通ってさっさと出国してしまいました。今回も保安検査〜出国まで5分ほどで完了しました。もし海外に行かれる方で自動化ゲートの登録を済ませていない方、是非登録して利用することをオススメします!
自動化ゲートの利用登録をしてきた記事はこちら
ANA LOUNGE
さて、搭乗まで1時間以上あったので、ラウンジに行くことにしました。
まだ行ったことがなかったユナイテッド航空のラウンジに入ってみようかと思ったのですが、ラウンジを出てから搭乗ゲートまで移動するのが面倒くさいと思ったので、ANA LOUNGEへ行きました。
まあ、成田空港のANA LOUNGEは、Arraivalラウンジしか利用したことがなかったので、もともと利用してみたいなと思っていたんです。
羽田空港はラウンジの数が少ないので、どうしてもANA LOUNGEは混雑してしまいますが、成田空港の場合は他にもラウンジがあるためか、空いていて快適でした。
ANA LOUNGEと言ったらカレーライスですが、この日はカレーうどんをチョイス。あと、やっぱりサラダは外せません。すっかりANA LOUNGEのサラダにはまってしまっています。
ANA LOUNGEのサラダについてはこちら
CA926便に搭乗
搭乗時刻が近づいてきたので、搭乗ゲートへと向かいました。
今回搭乗するCA926便は、こちらの機材です。A330-200型です。各レグの搭乗記で使用機材は紹介しますが、今回搭乗した機材は全てエアバスでした。
今年はANAばかり乗っていたので、A330は久しぶりの搭乗になります。最後に乗ったのは、2016年に搭乗したTG642便だったかと…
TG642便搭乗記はこちら
中国国際航空は遅延がデフォルト、みたいな話を聞いていたので、この便も遅延するのかな…と思いきや、予定通りに搭乗開始となりました。
ビジネスクラスの様子
自分の座席に行くと、客室乗務員の女性が出迎えてくれまして、さっとビニールに入ったスリッパを出してくれ、靴を脱ぐように促されました。
靴を脱いで座っていると、ウェルカムドリンクを頂きました。シャンパンと水とオレンジジュースが用意されていました。迷わずシャンパンをチョイス!
さらに、隣の座席は空席だったため、より一層、ゆったりと座ることができました。
足を思いっきり伸ばしても届きません。
ただ、搭乗直後は、その広さ故、落ち着きませんでしたが(笑)、乗っているうちに慣れてきました。
携帯電話や電子機器に関して
事前の情報で認識しておりましたが、携帯電話や電子機器の扱いは日系の航空会社とは異なっていました。
まず、携帯電話(スマートフォンも含む。)は、一切使用できません。
フライトモードもダメで、電源を切るように言われます。それから、着陸後には使用可能かと思いきや、「飛行機をおりるまでダメよ」というアナウンスが流れておりました。まあ、中国のSIMを用意していなかったので、何れにしても使えないので僕は電源切りっぱなしにしておりましたが…
次に、ノートパソコンやタブレット端末ですが、こちらは離陸時や着陸時には使用できませんが、巡航中は使用可能とのことでした。
それと、Apple Watchですが、こちらに関しては特に何も言われませんでした。とはいえ、フライトモードにしておくのが無難だと思いますし、その方がバッテリーの消費を防げます。
隣のブロックに座っていた外国人男性も別のスマートウォッチを身に付けていましたが、特に注意などはされていませんでした。
また、デジカメでパシャパシャと写真を撮りまくっていたのですが、デジカメでの撮影は特に何も言われませんでした。
離陸後、東京湾を左手に臨むと、東京湾上空に光芒が見えました。
さらに、この日は富士山もはっきりと見えました。
陽もだいぶ短くなってきましたので、飛行機の中から日没を見ることができました。
ジェットエンジンと主翼が赤く染まって行きます。
デジカメを持って行って良かったなと感じた瞬間でもありました。
給食の時間
日本時間で午後6時を回った頃、国際線の楽しみの一つ、給食のお時間がやって参りました。
中国国際航空の短距離線のメニューは
- 日本式(鶏肉料理)
- 中華式(魚介料理)
- 西洋式(牛肉料理)
- ベジタリアン向けの野菜料理
の4種類が用意されていました。
まずはおかずが運ばれていました。なんとなく、ちょっと早いおせち料理の気分を味わいました。
さて、選択できるメニューですが、僕は、鶏肉をチョイス。
出てきたのは、なんとなくカオマンガイのような気もしなくもありませんが、美味しく頂きました。
食後にはフルーツと和菓子も出てきました。
なお、食事の前にドリンクを頂けます。お茶やコーヒー、紅茶、各種ソフトドリンクが用意されておりました。また、お酒はビール、ワイン、ウイスキー、ウォッカなどが用意されていました。
ビールは3種類ありして、特に銘柄を指定せずにビールを注文したら、ハイネケンが出てきました。
ちょっとしたおつまみも配られます。
着陸
離陸から3時間ほどすると、北京の上空へとやってきました。
世界一の人口を誇る国の首都の夜景です。こうやって見ると、中国ってデカイっすね。
無事、北京首都国際空港に着陸しました。
到着は、第3ターミナルのE站になります。入国審査はE站で行われますが、手荷物のピックアップはC站で受けることになります。
僕はCA871便に乗り継ぎがあるのですが、翌日のフライトであることと、この日は北京で宿泊することになっていましたので、一度中国に入国することになります。
入国手続については稿を改めて紹介します。
ANAとは違う点を探してみた
多分、こんなことを気にしている人なんて、搭乗客の中では1%もいないと思いますが、やっぱりチェックしちゃうんですよね…
以前、ソラシドエアに乗った時にもチェックしてしまいましたが、今回もチェックしました(笑)
各航空会社で違いがあって面白いですね。
アラートの回数
まず、離陸時ですが、中国国際航空では、離陸直前に「ポーン、ポーン」と2回だけでした。
続いて、着陸時ですが、着陸数分前に、「ポーン、ポーン」とこちらも2回でした。
ドアが閉まった後の業務連絡
日系の航空会社だと「ドアが閉まりました」というアナウンスを流してくれるのですが、中国国際航空は特にアナウンスは流れませんでした(笑)
なので、いつドアが閉まったのかわかりません。プッシュバックが始まって初めて知りました(笑)
そういえば、頭上のコンパートメントがちゃんと閉まっているかのチェックもしてなかったような……
最後に
久しぶりに外資の航空会社への搭乗となりました。たった1区間なので、評価を下すのは早計だと思いますが、少なくともNRT-PEK線は快適でした。
また、本文中にも書きましたが、中華系の航空会社では、中国の法律によって機内での携帯電話・スマートフォンの使用が禁止されています。写真を撮りたいという方は、おとなしくデジカメを用意していきましょう。
おすすめは1型センサー搭載のカメラです。写りもいいですし、明るいレンズを搭載しているカメラが多いので、背景ボケも作れたりしますよ!

Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X
- メディア: エレクトロニクス
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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