台湾高速鉄道に乗って、高雄から台中へと移動してきました。
台湾高速鉄道に乗った記事はこちら
今回、台中を訪れた目的は、
「高美湿地と夕陽の写真を撮る」
この一つにつきます。
台湾のウユニ塩湖と呼ばれる「高美湿地」
高美湿地は台湾のウユニ塩湖と呼ばれています。そうなんです、台湾の絶景ポイントの一つとして挙げられるのです。
高美湿地へのアクセス
高美湿地への行き方ですが、台湾高速鉄道台中駅からですと、台鐵に乗り換え、清水駅まで行くことになります。
ちなみに、台鐵側の駅名は、新烏日駅になります。
清水駅から、178系統もしくは179系統バスに乗って、高美湿地で降ります。
高美湿地は、地図上で示すとこちらになります。
新烏日駅から高美湿地へ
先ほど、
台湾高速鉄道台中駅からですと、台鐵に乗り換え、
と書きました。乗り換えと言っても、タクシーやバスなどで移動が必要というわけではありません。駅建物内を歩いて移動できます。
新烏日駅から清水駅までは33NTDです。
実際に券売機できっぷを買ってみようと思って券売機の前に行ったのですが、よくわからなかったので、窓口にいって駅員さんから購入することにしました。
お金を払うと、駅員さんは、きっぷの上に鉛筆で、清水駅まで一本で行ける列車の時刻を書いてくれました。
台鐵に初乗車!
先ほど書いてきっぷに書いてもらった時刻に、プラットホームへ行きました。 新烏日駅の隣の駅は「成功」という名前です!
ほぼ、定刻通り列車がやってきました。 外国人が日本を訪れると、日本の鉄道の時刻の正確さに驚くという話を耳にしますが、台湾の鉄道も時間は正確な方だと思います。
この、レトロな感じの列車に乗って、清水駅まで暫し鉄道旅です。
清水駅からバス停に移動
駅員さんが教えてくれたおかげで、1本でやってくることができました。
清水駅は、日本の地方ローカル線の駅舎に似ており、とても雰囲気があり、ノスタルジーを感じることができます。
ここから、高美湿地に行くための178系統、179系統バス乗り場へと移動します。
ちなみに、バス停は地図で示すとこちらになります。
バスは、そんなに本数があるわけではないので、タイミングを逃すと次のバスまでかなり待たなければなりません。
僕はバスを逃してしまい、一本待たざるをえなくなってしまいました。
バスに乗って高美湿地へ
30分程待ち、ようやくバス(と言っても、マイクロバスですが)がやってきました。
マイクロバスに乗って、高美湿地まで移動です。
運賃ですが、記憶が曖昧で申し訳ないのですが、20NTDぐらいだったかと…
高美湿地は自然保護区
高美湿地に来て驚いたのですが、想像以上に大勢の人が訪れていました。
その多くは、中華系の方々でした。チャーターされた観光バスを利用していたので、おそらくツアー客でしょう。
ところで、高美湿地では、このような桟橋が架けられています。 なぜ、このような桟橋が架けられているかというと、この桟橋が架かっている部分は、保護区域なのです。
桟橋の下に目をやると…… カニがいました。
桟橋の下に降りると、警備員から容赦なく笛を吹かれます。
先ほどの中華系の方々のうち、数人が桟橋の下に降りてしまい、笛を吹かれておりました。なお、悪質なケースになると罰金まで課せられるそうです。
じゃあ、時々キュレーションサイトとかで見かける、水に入った写真はどうやって撮ってるの?
という疑問が湧いてくるかと思います。
答えは簡単で、実は、桟橋を奥までいくと、入水することができます。
こんな風にです。
高美湿地で綺麗な景色を撮影するための3つの条件
さて、この日の高美湿地の天気はパッとせず。結局、雨が降ってきてしまいました。
これで夕陽を撮影できないことは確定です…
しかも、風が非常に強いため、波打ってしまい、反射どころではありません。
今回、実際に足を運んでみてわかったのですが、高美湿地で綺麗な景色を撮影するためには、3つの条件が調う必要があります。
- 干潮であること
- 晴れていること
- 風がないこと
1はよく取り上げられていますが、3に関してはあまり言及されていない条件ですね。
なお、台湾のサイトですが干潮の時間を確認できるサイトがあるので、予め確認していくことをオススメします。
上のサイトに行くと、下の画像のように、台湾全土の地図が出て来ます。
下の画像のエリアを選択し、クリックすると、選択したエリアの満潮・干潮の時刻を調べることができます。
「清水」で検索すると出て来ます。
さらに、「未来30天」というところをクリックすると、一ヶ月分の時刻を調べることができます。
お手洗いについて
さて、高美湿地ですが、特に観光客向けの建物などはありません。そうなると、困るのはお手洗いです。
ですが、心配ご無用です。
こちらのお店の裏に、公衆トイレがありました。と言ってもわかりにくいかもしれませんね。
大型の観光バスが駐車している駐車場があります。その駐車場に公衆トイレがありますので、そちらを利用することができます。
再び清水駅へ
清水駅行きのバス停は、往路でバスから降りた場所の道路を挟んだ反対側にあります。
帰りも同じく178系統または179系統に乗車します。
なお、バス停でバスを待っていると、タクシーが客引きに来ます。基本、中国語で話しかけて来ます。断ればそれ以上は勧誘してこないので、断ってしまいましょう。
最後に
今回、一番の楽しみだったのですが、やはり事前の天気予報通りの展開となってしまいました。
まさかあれほどまでに風が強いとは…
改めて写真の厳しさを覚えました。
またチャンスがあればトライしてみようと思っています。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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