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石畳の小路と土塀の続く町並みが美しい、長町武家屋敷に行ってみた

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※2018年3月25日更新

2016年9月。夜行バスに乗って、東京から金沢へとやってまいりました。

夜行バスの乗車記はこちら

金沢と聞くと連想する光景として、茶屋街や武家屋敷、という方も少なくないのではないでしょうか。

僕自身も、金沢と聞くとその2つが思い浮かびます。

金沢を訪れた際には、その景色を見たいと以前から思っていましたので、武家屋敷跡を訪れてみることにしました。

本稿では、長町武家屋敷について紹介します。

長町武家屋敷

長町武家屋敷は、当時、藩士が住んでいた一画で、今も人々が生活しています。

石畳の通路と、黄土色の壁が雰囲気を感じさせますね。ここに雪が積もった風景をぜひ撮影したいものです。

さて、長町武家屋敷の場所ですが、地図上で示すとこちらになります。

先ほども書きました通り、現在も人が住んでいるいわば住宅街ですので、観光の際には住民の方々に迷惑にならないよう注意しましょう。

鏑木商舗

さて、長町武家屋敷の中に、鏑木商舗というお店があります。 f:id:tidus_tabilog:20210907144341j:plain

九谷焼は約350年続く、伝統的な陶器で、鏑木商舗は、その窯元だそうです。

残念ながら、撮影NGという標識を見つけてしまったので、見ることなく出てきてしまいました…

鏑木商舗の概要

九谷焼窯元 鏑木商舗(金沢九谷ミュウジアム内) 石川県金沢市長町1丁目3-16 TEL:076-221-6666 FAX:076-221-4252 不定休 営業時間/9:00~22:00(日曜・祝日:~18:00)

鏑木商舗のオフィシャルサイトより

鏑木商舗の場所はこちら

武家屋敷跡野村家

つづいて、加賀藩士・野村伝兵衛信貞の屋敷跡にやってきました。 f:id:tidus_tabilog:20210907144422j:plain

武家屋敷跡野村家は一般公開されています。入場料は、大人一人550円です。

武家屋敷跡野村家の場所はこちら

立派な武家屋敷

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せっかくですので、入場料を支払って中に入ってみました。

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上段の間

上段の間は、藩主を招いた部屋だそうです。 f:id:tidus_tabilog:20210907144442j:plain

総檜造りの部屋です。

凄い屋敷ですね…… f:id:tidus_tabilog:20210907144601j:plain

茶室

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屋敷の2階は茶室になっています。

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階段を上って行くと、茶室が2部屋あります。

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実際、こちらでお茶を飲むこともできます。 f:id:tidus_tabilog:20210907144715j:plain

茶室で庭園を眺めながらお茶を飲むというのは、当時も至福のひとときだったのでしょうか?

加賀藩士高田家

野村家跡から更に歩いて行くと、旧加賀藩士・高田家跡があります。 f:id:tidus_tabilog:20210907144722j:plain

残念ながらこちらに屋敷はなく、奉公人(仲間)が暮らしていたとされる建物や、厩のみが残っています。

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加賀藩士高田家跡はこちら

足軽資料館

旧加賀藩士・高田家から更に歩いて行くと、足軽資料館があります。 f:id:tidus_tabilog:20210907144818j:plain

足軽は武士の中で最も身分が低い人たちだったといいます。戦になると真っ先に駆り出され、前線に送り込まれたとか。

面白いことに、足軽は定員制が採用されていたそうです。

一代限りの身分とされていたにも拘らず、世襲が可能とされていた制度の抜け穴もなかなか興味を惹かれました。

こういった背景からか、足軽の身分を世襲する権利は「株」として売買されたそうです。

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そんな足軽だった人々の暮らしを垣間見ることができるのがこちらの資料館です。

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質素な食生活ですね。

「武士は食わねど高ようじ」という言葉が思い浮かびます。

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足軽資料館の場所はこちら

最後に

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長町武家屋敷一帯を廻ってみました。

この時は外国人の団体客もいたのですが、侍を連想させるこちらの場所に興味津々な様子でした。

この辺り一帯は住宅街ということもあって非常に閑静で落ち着いた時間が流れている場所で、非常に居心地が良かったです。

本文にも書きましたが、次は雪景色を撮りたいですね。

それではー!

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