2016年9月。夜行バスに乗って、東京から金沢へとやってまいりました。
夜行バスの乗車記はこちら
本稿では、金沢に到着してから最初に訪れた場所、にし茶屋街について紹介します。
にし茶屋街
金沢というと、伝統的な木造建築が建ち並ぶお茶屋街を思い浮かべます。
その風景を見たく、出発前の調査で、ひがし茶屋街の存在を知りました。
さらに調べてみると、ひがし茶屋街に対して、にし茶屋街も存在することを知るに至ります。
そこで、全ての旅程を考慮した結果、まずはにし茶屋街を訪れることにしました。
地図上で示すとこちら
便利な1日乗車券を購入
金沢は観光スポットが近接した関係にあるので、 1日で廻ろうと思えば廻ることができてしまいます。 そんな旅を支えてくれるのが、バスの1日乗車券です。
金沢市内には、JRバスと、北鉄バスが走っているのですが、この乗車券は北鉄バスのみになります。 一定区間のみ利用できるとのことですが、金沢市内の主要箇所を廻るだけなら、別途料金を徴収されることはありません。 詳しくは、北鉄バスのウェブサイトで。
金沢市内は、観光名所を廻るための循環バスが出ています。 ですが、僕が金沢駅を出ようとしていた時刻、まだバスは出ていません。 仕方なく、通常の路線バスに乗車です。
にし茶屋街
金沢の情緒が色濃く感じられる3つの茶屋街の一つ、にし茶屋街では、今でも料亭が軒を並べて趣ある一角を作り上げています。夕刻近くに通りを行けば、出格子が美しい茶屋様式の2階建ての家並みからは三味線の音色が流れ、芸の町・金沢の夜を粋に演出しています。
にし茶屋街まで
末広町で下車し、にし茶屋街の方に向かって歩いていきます。
分かりやすく大通りから行くこともできましたが、金沢の民家が立ち並ぶ雰囲気を味わいたかったことから、狭い市道を歩いていきました。
にし茶屋街の様子
にし茶屋街に出ると、思わず「え?」と感じてしまいます。
その理由は、茶屋街の規模の小ささです。
100m程度の街路に家屋が数軒並んで形成されています。
この後訪れたひがし茶屋街と比べると、その規模は圧倒的に違います。
ですが、にし茶屋街はもっとも芸妓さんがいる茶屋街がそうで。
たしかに、趣のある料亭がありました。
なんとも写真映えする建物です。
たばこ屋とその前のポストも雰囲気があります。
最後に
にし茶屋街を訪れてみましたが、訪れた時間帯が悪かったですね。
朝イチに訪れても、営業しているわけもありませんし、三味線の音が聞こえてくるわけもありません。
建物や街の写真を撮ることが目的なら朝イチに訪れた方が人がいなくていいですが、茶屋街の雰囲気を味わいたいなら、やはり夕方に訪れた方がよいでしょうね。
チャンスがあれば、今度は夕方に訪れてみたいと思います。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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