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超人気観光スポット、九份へ行ってみた!(2015年版)

※2018年2月6日更新

2015年のゴールデンウィーク。

ひょんなことから、人生初となる海外一人旅を決行することになりました。

国立故宮博物院を見学し終わったところ、何か物足りなさを感じてしまいまして…ふと予定にはなかった九份に行ってみることにしました。

というわけで、本稿では、台湾北部の超人気観光スポット、九份を紹介します。

大人気の観光スポット、九份(ジウフェン)

基隆から南へ約10kmの山あいにある、坂道や階段の多い小さな町。山を背後に海に面した斜面に立つ家々、石段や薄暗い路地など、レトロな風情があふれる町だ。 もともと9戸しかなかった小さな集落で、交通が不便なため品物を補充するときに毎回全戸分の9セットを買うので九份という名前がついたという。

『地球の歩き方 台湾』より

台湾で1989年に公開になった映画、『悲情城市』の舞台となった町もあります。

台北市内から九份への行き方

台北市内から九份への行く方法ですが、

  • バスで行く方法
  • 鉄道で行く方法
  • タクシーで行く方法

の3つがあります。

以下、それぞれの行き方をご紹介致します。

台北市内からバスで行く方法

先に結論を言います。台北市内から行く場合、バスで行くのが最良の方法です。

バスで行く方法ですが、捷運忠孝復興站からちょっと北へいったバス停から、1062番バスに乗って行くのが最も楽です。このバスを運行している基隆汽車客運によれば、2015年3月14日からバス停の位置を変更したとのことです。

公式発表はこちら

もっとも、この発表がされたのは、2016年3月3日なので、2016年3月14日の誤りではないか?と僕は考えています。実際、僕が1062番バスに乗ったのは、2015年5月1日のことでしたが、そのときはこちらのバス停から乗りましたし、こんな張り紙はありませんでした。ちなみに、変更前と変更後のバス停の位置の地図を貼り付けておきます。

(2018年2月5日追記)

2017年12月に1062系統バスを利用した際には更にバス停の場所が変更になっていました。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

鉄道で行く方法

鉄道で行く場合、台湾鉄道によって、「瑞芳」という駅まで行きます。

台北駅から瑞芳駅まではそれなりに距離があるため、自強号や莒光号(2つとも日本でいう特急・準特急にあたります。)に乗って行った方が良いでしょう。

といっても、これらは指定席のみだったり、すぐに売り切れてしまったりと都合が悪いです。

ですので、結局、区間車(日本でいう各駅停車)に乗って行くことになります。

瑞芳に到着したら、瑞芳駅前のバス停から、1062系統バスまたは788系統バスに乗って九份を目指すことになります。

瑞芳から九份へは、峠道を走っていくことになりますので、かなり揺れます。

瑞芳からですと、座れないこともありますので、やはり台北から座って行った方が楽です。先ほど僕が台北からバスで行くことをオススメした理由がここにあります。

タクシーで行く方法

もし、グループで台湾に行っている場合には、タクシーで行くのも一つの手でしょう。

一人で乗るには高くでも、全員で割ればそれなりに安く済ませられますし…

申し訳ありませんが、僕は台北からタクシーで行ったことがないので、料金はいくらかかるかまでは分かりかねます。

国立故宮博物院から九份への行き方

僕はちょっと特殊な移動の仕方をしました。

というのも、九份へ行く前に、国立故宮博物院にいたためです。

国立故宮博物院を訪れた記事はこちら

僕は国立故宮博物院から九份への行き方ですが、結局、先に記載した方法のいずれかを採用することになります。

僕の場合ですが、国立故宮博物院からバスに乗って、捷運大直站まで行き、そこからMRTを乗り継いで捷運忠孝復興站まで行きました。

あとは上記に記載した通り、1062系統バスにのって九份へ直接向かいました。

実際に九份へ行ってみた!

というわけで、実際に九份に行ってみました。

交通機関は、先ほど書きました通り、バスを選択しました。

基山街と九份老街

基山街へと入っていき、九份老街を目指します。

基山街は、ほとんどがお土産屋です。時々、飲食店や、民宿の看板を目にすることもありますが、やはり殆どがお土産屋です。

欲しい物があれば別ですが、気にせずドンドン先へ進みましょう。

ちなみに、ここが映画『悲情城市』で用いられた階段です。九份といったらこの光景を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

阿妹茶樓でお茶してみた

スタジオジブリは公式な発表をしていないので断定はできませんが、『千と千尋の神隠し』に出てくる湯婆婆の館のモデルになったのでは?という噂があります。

阿妹茶樓の前には「湯婆婆の館」という看板が置いてあるので、「大丈夫か?」と心配になってしまいますが…九份は提灯がぶら下がっていて、灯りがともるとまた幻想的な雰囲気を味わうことができます。

まだ日が出ていたため、灯りはついておりません。折角なので、灯りがともるまでの間、阿妹茶樓にてお茶を飲んで時間を潰すことにしました。

九份の夜景を撮ってみた

ようやく日没を迎え、提灯に灯りが宿り始めました。阿妹茶樓を出て、九份老街の写真を撮影することに。

九份から海を見ることもできます。下の写真は、九份から見える港町の夜景です。

画質は、iPhoneクオリティなのでご容赦下さい…

九份から台北市内への帰り方

九份からの帰り方ですが、台北市内からの行き方と同じく、3つのパターンがあります。

もっとも、バスは混みますので、一度、金瓜石まで行ってしまい、始発から乗るというのがよく言われているオススメの乗り方です。

バスは頻繁に通りますが、それでも乗る人の方が多いので、必ず乗れるという保証はありません。

時間にあまり余裕がない方は、乗り合いタクシーに乗って帰るというのも手です。一人あたり、250NTD〜300NTDぐらいです。

実際、この時は僕も利用しましたが、台北駅まで乗せて行ってもらい、一人250NTDでした。

ただ、タクシーの運転はかなり荒いので覚悟が必要です…

最後に

当時、台湾という場所をよく知らずに行ったため、一眼レフを持って行きませんでした。

九份へ行った際、そのことを激しく後悔しました。

iPhoneではなく、一眼レフで撮影することができれば、もっと満足できたでしょう。そのことばかりが心残りであったため、いずれ一眼レフを持って再訪することを密かに誓っていました。

そして、2016年9月に、再訪を果たすことができました。

九份は、観光客の多さを除けば、素晴らしいところですので、是非一度訪れてみて下さい。

それではー!

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