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鎌倉五山の一つ「浄妙寺」と「鎌足稲荷神社」へ行ってみた!

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※2020年10月18日更新

画像が表示されない不具合を修正しました。

2016年12月。

お寺巡りと紅葉撮影をしに、鎌倉に行って来ました。

本稿では、鎌倉五山の一つ「浄妙寺」と「鎌足稲荷神社」を紹介します。

目的

この日は、鎌倉のお寺めぐりと紅葉の撮影が目的でした。

宗教に熱心なわけではありませんが、「禅」の考え方がとても好きで、これまでも本を読んだり、坐禅会に参加したりもしてきました。

もし、禅に興味がある方は、こちらの本を読むと、分かりやすくて入りやすいです。

2016年7月に弾丸で行った京都では、禅宗のお寺も訪れました。

ブログには書いてませんでしたが、2016年11月、東京国立博物館で開かれていた「禅」も見に行きました。

そこに展示されていた鎌倉のお寺に興味を持ち、訪れてみることにしたわけです。

行ってきたところ

訪れたお寺は以下の通りです。

  • 浄明寺
  • 寿福寺
  • 建長寺
  • 浄智寺
  • 円覚寺

上記に加え、明月院も訪れました。

お寺にも格付けと言うか、順位があるそうで、鎌倉のお寺にも順位がつけられています。

ちなみに、鎌倉五山の順位は、以下の通りです。

  1. 建長寺
  2. 円覚寺
  3. 寿福寺
  4. 浄智寺
  5. 浄妙寺

鎌倉駅に着くと、駅前のロータリーを抜け、鶴岡八幡宮の参道に出ました。

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最初の目的地:浄妙寺

まず、最初の目的地は浄妙寺に定めていました。鎌倉駅から一番遠い場所にあったためです。

鶴岡八幡宮の参道を進みましたが、境内には入らず、前の通りを右折し、歩いて行きます。

今回は徒歩で行きたかったのですが、バスもあります。

f:id:tidus_tabilog:20201018123535j:plain お寺は「浄妙寺」なのですが、バス停は「浄明寺」です。

「浄明寺」というのは、この辺り一帯の地名に用いられているそうです。*1

そのため、バス停は「浄明寺」という表記が用いられているのでしょう。

このバス停からちょっと進むと、浄妙寺の駐車場があります。その道を進んでいくと、浄明寺に到着です。 f:id:tidus_tabilog:20201018123625j:plain

この道の正面に見えるのが浄妙寺です。

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はい、到着です。

門をくぐると、左手に小屋がありますので、そちらで拝観料を支払います。

拝観料は100円でした。
(2016年12月3日時点)

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木々の葉がいい感じに色づいておりました。 正面の本堂を眺めていると、心が落ち着いてきます。

僕が訪れた時間帯は、参拝客が少なかったこともあり、穏やかな時間が流れていました。

老夫婦が写真を撮りに来てまして、ご主人がご婦人にあーでもないこーでもないとアドバイスしておりましたが、ご婦人の方はその言葉を右から左へ…

心地の良い日差し浴びながら、心がほっこりした瞬間でした。

さて、本堂でお参りを済ませると、奥へ進んでみることにしました。

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本堂の左側にはお茶屋があります。

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お茶屋の様子です。残念ながらお客さんがいなかったため、営業しているのかどうか定かではありませんでした。

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見上げると、赤、黄色、緑とカラフルな世界が広がっていました。

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さらに奥へと上がっていくと、石窯ガーデンテラスというレストランがあります。

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イタリアンを頂くことができます。また、石窯パンというパンも製造、販売しています。

誰かと来たら入ってみたかもしれませんが、一人だったので今回は入り口まで行って引き返してきました。

ここのテラス席からは浄妙寺を見渡すことができるので、紅葉が綺麗な時期には楽しい時間を過ごすことができそうです。

鎌足稲荷神社

浄妙寺には近接している神社があります。熊野神社と鎌足稲荷神社です。

この日、不思議と鎌足稲荷神社に興味が惹かれたのです。そこで僕は、浄妙寺を出たあと、浄妙寺の脇道を歩いて行き、鎌足稲荷神社に行ってみることにしました。

実際にあるいてみると、民家が建ち並ぶ道でしたので、迷惑にならないように気をつけました。

さて、鎌足稲荷神社に到着です。

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中央に、鳥居のシルエットが見えますでしょうか?

どんな神社なんだろう?

何か出てきそうな雰囲気を感じながら、狭くて急こう配な階段を一段一段踏みしめていきました。

上まで来ると、そこにあったのはコケで覆われた木製の鳥居と、ちいさな祠でした。

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突然ですが、大化の改新を覚えてますでしょうか?
藤原鎌足が中大兄皇子とともに蘇我入鹿を討ったという史実です。

藤原鎌足は乳児の時に、稲荷大神から鎌を授かったと言われています。それをお守りとして、稲荷大神の守護を受けていたようです。

蘇我入鹿を討った翌年のある晩、稲荷大神から授けた鎌を奉納するようにお告げがあったとか。
そして、藤原鎌足はお告げのままに、鎌を奉納するべく祠を営んで祀ったそうです。それが、こちら神社の始まりと言われています。

また、藤原鎌足が鎌を奉納した場所であることから、「鎌倉」という地名になったそうです。 (ソースは鎌足稲荷神社にあった説明書きです。)

なんとなく、ですが、ここには不思議な気配を感じました。僕は霊感とかそういった類の能力はありませんが、本当に不思議な感覚を覚えました。

再び先ほどの急こう配の階段を下りまして、次の目的地へと向かいました。

最後に

浄明寺に行く途中に、鎌倉女子大学のキャンパスがありました。

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”鎌倉”だけに”かまくら”型の建物

オヤジギャクすんません……

そ、それではー!


最後までご覧頂きありがとうございました。

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*1:Wikipedia参照

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