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鎌倉五山の一つ「建長寺」へ行ってみた!

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※2020年10月18日更新

画像が表示されない不具合を修正しました。

2016年12月。鎌倉五山と紅葉を求めて、鎌倉に行って来ました。

鎌倉を訪れた目的について、詳しくはこちら

前稿では、鎌倉五山の一つ「寿福寺」を紹介しました。

寿福寺についての記事はこちら

寿福寺に続いて、鎌倉五山第一位、建長寺を訪れました。

というわけで、本稿では建長寺を紹介します。

建長寺

先ほども紹介しましたが、建長寺は鎌倉五山の中で第一位のお寺です。

宗派は臨済宗です。

定期的に坐禅会や写経会を開催されています。

建長寺の場所はこちら

オフィシャルサイトはこちら

建長寺への行き方

冒頭にも書きましたが、寿福寺から建長寺へと移動しました。

寿福寺からのルートですと、大きくわけで2つあります。

  1. 一度鶴岡八幡宮へ戻って行くルート
  2. 線路沿いを歩いて行って薬王寺の方へ行き長寿寺に抜けて行くルート

です。

僕は、2のルートを選択しました。

上のGoogleマップ上で示されている、18分(1.2km)のルートです。

亀ケ谷坂を登る

地図で見ると、1.2kmと、大した距離ではなかったので、余裕をぶっこいて意気揚々と歩いて行きましたが、途中で激しく後悔しました。

薬王院を過ぎた辺りまでは全然大丈夫だったのですが、歩いて行くとどんどん勾配がきつくなってきました。

坂の頂上に着いた頃には、肩で息を吸うぐらい呼吸が乱れる始末。

あまりの暑さに、着ていたアウターを脱いでしまいました。

今度は下り坂です。 f:id:tidus_tabilog:20201018133002j:plain

上り坂とは違って、足取りが軽やかに。

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途中、民家に生えていた不思議な葉っぱをパシャり。

ようやく、長寿院にまでやってこれました。

ここから右折し、再び坂道を登っていきます。が、先ほどの亀ケ谷坂に比べれば、ゆるい坂でした。

建長寺に到着

ようやく建長寺に到着です。

いやー、18分どころか、30分ぐらい歩いていたんじゃなかろうかと思うくらい長い道のりでした。

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門をくぐり抜けると駐車場になっています。

駐車場を歩いて行くと、再び門があります。

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この門をくぐって右手にチケット売り場があります。こちらで拝観料300円をおさめます。

なお、左手には売店がありまして、御朱印をいただくことができます。

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多くの参拝客とすれ違いました。

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三門です。

デカイ!!

三門をくぐると、仏殿があります。 f:id:tidus_tabilog:20201018133302j:plain

安置されている仏像です。

仏像もユニークなのですが、天井の1マス1マスに鳥の絵が描かれています。

経年劣化で剥がれてしまってきている部分もありますが、その描写に目を奪われました。

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仏殿を出ると、フクロウが!?

法堂

続いて、仏道の後ろにある法堂へ行ってみました。

法堂について説明がありましたので引用いたします。

昔は、建長寺全体が修行道場であり、山内にいる僧侶全員がこの法堂に集まって、住持の説法を聞き、修行の眼目としました。 (中略) 現在は法要・講演・展覧会などに使われています。 (中略) 関東最大の法堂で、現在は千手観音を本尊としています。天井の雲龍図は建長寺の創建七百五十年を記念して、小泉淳作画伯によって描かれました。

(建長寺内の法堂説明書きより)

なるほど、歴史が詰まっているわけですね。

法堂の天井にある雲龍図が見どころのようです。

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法堂の外観です。仏殿の後ろから撮影しました。

仏殿との距離が短く、精一杯ワイドで撮影したのですが、これが限界…

中に入ってみました。

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天井を見上げると、雲龍図が…

手に何か握ってますね。 もしや、ドラゴンボール!?

法堂内で、説明をしている人がいました。その方によると、訪れる方々はやはり龍を撮影していくそうです。もっとも、この法堂は雲龍図だけではなく、仏像もオススメだとおっしゃっていました。

その方のおっしゃるとおり、法堂内の仏像は興味深いです。

その仏像がこちら。

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一番後ろに見えるのが、現在の本尊である千手観音です。

その手前にある仏像は、ガリガリにやせ細っています。

通常、仏像というとふくよかなタイプのものが多いですが、こちらの仏像はガリガリなのです。

そして、この仏像を見た瞬間、あの記憶が蘇ってきました。

そう、タイ・チェンマイでこのタイプの仏像を見てきた記憶です。

この両者の比較もなかなか面白いものがあります。

方丈と庭園

法堂を後にし、さらに奥へと進みます。 どうやら方丈と庭園を見学できるようです。

早速、お邪魔してみることにしました。

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方丈内です。ここで坐禅を行っているようです。座布団がセットされていました。

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法堂の方を振り返ってみると、唐門が。

さらに方丈の裏手に回ると、庭園が僕らを出迎えてくれます。

f:id:tidus_tabilog:20201018133550j:plain f:id:tidus_tabilog:20201018133637j:plain いやぁ、落ち着きますね。

ベンチのようなものがあったのですが、皆さん、こちらに座って、庭園をゆっくりと眺めていらっしゃいました。

おまけ(響き渡る怒号)

この方丈へとやってきた際に、某国から来た観光客と思われる女性が一人いました。 こちらの女性、何故かかなりお怒りの様子。カリカリしておりました。 そして庭園に響き渡る怒号……

せっかく禅寺に来ているわけですから、禅の世界に触れて、こころを落ち着けて頂きたいものです。

最後に

というわけで、今回は鎌倉五山第一位の建長寺へ行ってまいりました。

紅葉は今ひとつでしたが、禅寺らしい雰囲気と仏像を楽しむことができ、満足です。

惜しむべきは、カメラの記録設定がJPGだったことでしょうか…

しつこいぐらいに書いていますが、自分の中ではかなりショックです。

まあ、JPGで記録されていたおかげで、現像作業を行わなくて良いのでブログの執筆が楽なのは事実ですが…

あとは、持って行ったFEで撮影した写真がちゃんと写っていることを祈るばかりです。

それではー!


最後までご覧頂きありがとうございました。

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