Amazon Prime会員の方で、Primeビデオを利用されている方は多いかと思います。
飛行機での移動に備え、あらかじめコンテンツをダウンロードしておいて機内で楽しむ…なんて方も多いかと思います。あるいは、自宅でストリーミングで楽しんでいる方も多いかと思います。
年間3,900円で映像コンテンツが見放題っていうのは本当にありがたいサービスですよね。
僕もPrime会員ですので、時々Primeビデオを楽しんでおります。
つい最近の話なのですが、ある晩、なかなか寝付けなかったので、映画でも観ようと思いPrimeビデオを検索しておりましたところ、こちらの作品を見つけてしまいました。
劇場版があったことは知っていたのですが、結局、劇場に足を運べず…
そして、偶然発見したわけですが、AmazonのPrime会員なら見ない手はないでしょう!と思い、早速視聴することにしました。
というわけで、本稿では、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』を紹介します。
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」とは?
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は、2007年から、テレビ東京で不定期放送されていた番組です。
俳優・太川陽介さんと漫画家・蛭子能収のコンビに加えて、毎回女性ゲスト(マドンナ)の合計3名で、日本国内の路線バスを乗り継いで目的地への到達を目指すという番組でした。
第25回をもって、太川さんと蛭子さんは番組を卒業となりました。
2017年春からは、俳優・田中要次さんと小説家・羽田圭介さんが後を引き継ぎ、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」として番組が放送されていましたが、2018年6月16日に最終回を迎えることとなってしまいました。
さて、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ですが、ただの旅番組と違って、3つのルールがありました。
その3つのルールは、以下の通りです。
ルール1
移動は原則としてローカル路線バスのみを使用。
高速バス、タクシー、鉄道、飛行機、船、自転車、ヒッチハイクなど、他の交通機関の利用は禁止!ルール2
目的地へ向かうルートは自分たちで決める。
情報収集でインターネットを利用することは禁止!
紙の地図や時刻表、案内所や地元の人からの情報のみ使用OKルール3
3泊4日で指定の目的地にゴールすること。
旅はすべてガチンコ。
ルートだけでなく、撮影交渉も自分たちで行う。
(以上、テレビ東京の番組HPから引用)
他の交通機関の利用はNGですが、徒歩で移動するのはOKです。次の目的地へ行くバスがなければ、そのバスが走っているところまで歩いて移動するなんてことも多々ありました。
無事ゴールに辿りつけたこともあれば、ゴールできなかったこともあります。
この3つのルールが、番組を面白くしていた要因の一つであることは間違いないでしょう。
劇場版の概要
そんなローカル路線バス乗り継ぎの旅が、2016年2月に映画として上映されたわけです。
そして、映画の舞台となったのは、台湾です。
太川さんと蛭子さん、そしてマドンナに三船美佳さんを加えた3人で、台北駅から路線バスを乗り継ぎ、台湾の最南端にある鵝鑾鼻(ガランビ)灯台を目指します。
鵝鑾鼻(ガランビ)の場所はこちら
果たして3人は、制限時間内にゴールに辿りつけるのでしょうか?
本作品の見どころ
ネタバレしないように注意しつつ、本作品の見どころについて紹介していきます。
発達しているバス網
弊ブログでも何度か触れてはおりますが、台湾ではバス網が非常に発達していて、ひっきりなしにバスがやってきます。特に台北のような大都市ですと、路線も複雑多岐に渡っておりまして、1つの場所にあるバス停の数も非常に多いです。
その為、どの路線に乗ったら良いのかで一つハードルが上がります。
高速道路を走るバス
高速道路を走るバス、というと、高速バスをイメージされるかと思います。
台湾にも日本でいう「高速バス」にあたるバスはあります。弊ブログでもこれまで紹介してきたことがあります。
ところが、台湾では、路線バスなのに高速道路を走るバスが存在するのです。
2017年12月の週末台湾弾丸トラベルで訪れた三峽という街ですが、この三峽から路線バスに乗って板橋まで移動する際、間に高速道路を走行します。日本ではなかなか考えにくい光景です。
路線バスだと思って不用意に乗ってしまうと高速道路に乗ってしまうなんてこともあるわけです。そうなると最後に乗車したバス停に再び戻らなくてはいけないため、大きなロスとなってしまいます。
これが旅のハードルを一つ上げています。
台風21号との闘い
撮影当時、台風21号が台湾を強襲しました。
その為、3人は強風と雨の中を突き進んでいかなければなりません。
この台風が、今回の旅のハードルを更に引き上げています。
果たして、3人は最終ゴール地点に辿り着くことができるのでしょうか?
台湾の各地の紹介
この作品で一番いいなと思ったのは、旅で通過した街がどんな街なのか、どんな観光名所があるのかを映像を交えて紹介してくれたところです。
3人が訪れた場所は、僕も行ったことがない場所もありました。
そのため、「ここ、撮影しに行きたいな〜」なんて思った場所もいくつかありまして、台湾を再訪したいという動機付けになりました。
台湾人とのやりとり
「台湾人は親日家が多く、英語よりも日本語の方が通じる」
なんて聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
僕の経験では、「う〜ん…」と言ったところです。正直、日本語の方が通じるって感じたことはありません(笑)むしろ日本語よりも英語の方が多い印象です。
まあ、それはさておき、中国語ができない3人が、台湾人に道を尋ねたり、バスの中で話しかけたり、あるいはバス停で話しかけられたりと言葉の壁を乗り越えてやりとりしている姿を見ると、「旅っていいな〜」と改めて感じさせられました。
最後に
というわけで、本稿では、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』を紹介させて頂きました。
本作品を見て、猛烈に台湾に行きたくなりました(笑)2018年はまだ台湾に行ってませんからね。果たして台湾に行くことができるのでしょうか??
冒頭でも紹介しました通り、本作品は、Amazon Prime会員であれば年会費の範囲で視聴することができます。Primeビデオには、本作品以外にもテレビで放送された回も何作品か視聴することができます。
まだAmazon Prime会員になっていない、という方はこれを機に会員になってみてはいかがでしょうか?
DVDで観たい!という方にはDVD版もありますよ〜
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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