※2020年10月25日更新
画像が表示されない不具合を修正しました。
2019年春の青春18きっぷを購入いたしました。
青春18きっぷは、一人で利用する場合、5回利用することができます。
1回目は東京から福島に移動しまして、福島県にある日本100名城および続日本100名城の5城のうち3城を攻城しました。
1日目の攻城についてはこちら
2日目は、残りの2城を攻城し、東京へと戻ります。
というわけで、本稿では、青春18きっぷで行く日本100名城を巡る旅、福島篇の2日目をお届けします。
2日目の攻城予定
2日目に攻城する城は次の2城です。
- 鶴ヶ島城(会津若松城)
- 向羽黒山城
1日目の宿を会津若松にとっておりましたので、2日目は会津若松からの出発です。
No.12「鶴ヶ城(会津若松城)」
鶴ヶ城は会津若松駅が最寄駅のように思えますが、最寄駅ではありません。
もちろん、循環バスに乗って鶴ヶ城まで行くことはできますが、循環バスの本数自体が少ないので、時間帯によってはJRで西若松まで行ってしまう方がよいでしょう。
百聞は一見にしかずですので、鶴ヶ城の場所を地図上で示しておきます。
実際、JR線で西若松駅まで行きまして、そこから歩いて鶴ヶ城に行きました。
それでも20分ほど歩きましたが……
難攻不落と謳われた鶴ヶ城の姿です。
実に美しいです。
戊辰戦争で一月にわたっての籠城戦になっても落ちることはなかった城です。(もっとも、その際にかなりのダメージを受けたようです。)
その後、明治の世になりまして、明治7年(1874年)には石垣だけを残して取り壊しになってしまいましたが、昭和40年(1965年)に復元されました。
こちらの茶室と庭園ですが、鶴ヶ城の観覧券を購入する際にセットで入場券が付いてきます。お城を見ない方は別途チケットを購入する必要がありますのでご注意下さい。
庭園内では抹茶の提供もしております。(別途抹茶代が必要になります。)
実は、会津と千利休は深い関わりがあります。
千利休は、会津藩主、蒲生氏郷の茶道の恩師でした。千利休が自害すると、蒲生氏郷は千少庵を会津に招き、豊臣秀吉から匿ったそうです。その時に千少庵が蒲生氏郷のために造った茶室がこちらだそうです。
もっとも、当時の間取り・形式のまま、移築復元したものになります。
園内から眺める鶴ヶ城もなかなかの眺めでした。
No.111「向羽黒山城」
福島県の最後の攻城は、向羽黒山城という山城です。
東北最大級の規模を誇っており、しっかりと見るのであれば1日がかりになってしまうことでしょう。
今回は時間の制約もあったため、スタンプのみをゲットして撤収してまいりました。
事後報告となりますが、本日の2城目のスタンプをゲットいたしました。これで福島県はコンプです(*^ω^*) pic.twitter.com/2GUsDUPPc9
— てぃーし/旅自粛 (@tidus_tabilog) 2019年3月3日
スタンプが設置してある向羽黒山城跡整備資料館の場所はこちら
時間の制約というのは、土日だけで来ていたということもありますが、電車の本数の問題もありました。
最後の向羽黒山城は、会津本郷駅っていう駅が最寄駅なんですが、行くのも大変だし帰るのも大変です。下調べせずに会津若松に来てしまったために「やべ!?詰むかも?」とヒヤヒヤしてしまいました。事前調査って大事ですね。 pic.twitter.com/x2Chxfoi5o
— てぃーし/旅自粛 (@tidus_tabilog) 2019年3月3日
上のTweetでも書いております通り、1時間に1本あれば良い方で、タイミングを逃すと東京へ帰るのが難しくなるというダイヤでした。
おそるべし、只見線。
したがって、13時7分会津若松発のJR只見線に乗車し、14時11分会津本郷発の列車に乗車して会津若松へ帰るということをやりました。
会津本郷駅は無人駅です。
駅前の通りを歩いて、向羽黒山城のスタンプが設置してある向羽黒山城跡整備資料館を目指します。
道中、遠くにそびえ立つ山々が実に美しく、その姿を眺めながら歩いてしまいました。
会津本郷駅を出発して20分ほど歩きまして、向羽黒山城跡入口に到着いたしました。
ここ左手の坂を少し登ったところに、目的地の向羽黒山城跡整備資料館があります。
スタンプはこちらの建物の玄関の脇に設置してあります。
本来であれば、ここから更に山を登って城跡を見るべきところではありますが、先ほども書きました通り、時間的な制約があったため、今回はスタンプを押すと、再び歩いて会津本郷駅を目指しました。
列車がやって参りましたので、ここから再び会津若松駅へと戻ります。
会津若松から東京へ
詰んだ場合は、郡山から新幹線というチートを使うつもりでした。なんとかチートを使わずに東京まで帰れそうです。
— てぃーし/旅自粛 (@tidus_tabilog) 2019年3月3日
前述の通り、会津若松から東京に帰るのに詰む可能性があったため、郡山から新幹線を利用することも考えましたが、無事、在来線で帰れる時間に会津若松を出発することができました。
会津若松から郡山に向かう列車は、進行報告左側のBox席に座るとよいと思います。
途中、福島の象徴、磐梯山がくっきりと姿を表します。
JRの車掌さんが磐梯山について解説してくれた。
— てぃーし/旅自粛 (@tidus_tabilog) 2019年3月3日
東海道線の時は富士山を眺めながら旅をしましたが、磐梯山もなかなか美しい山です。
写真は、鶴ヶ城の天守から撮影した磐梯山です。
会津若松から郡山に移動し、そこから東北本線に乗り換え、新白河→黒磯→宇都宮という、1日目に辿った経路を逆に移動しました。
そして、もっとも長い区間となる、宇都宮→上野という区間を移動するに当たって、ある一つの考えが頭をよぎりました。
グリーン車でゆったりと移動したい
宇都宮から上野に向かいます。
— てぃーし/旅自粛 (@tidus_tabilog) 2019年3月3日
始発駅だから普通車で全然問題ないんだけども、グリーン車に乗ることにしました。
というわけで、グリーン車で上野に帰ることにしました。
これが大正解でして、普通列車の旅でありながら、快適に帰ってくることができました。
正月休みのときも熱海→品川区間はグリーン車で移動すれば良かったなと少し後悔した夜でした(笑)
最後に
というわけで、青春18きっぷの旅、二日目が終了いたしました。
正月休みの時に覚醒したけど、18きっぷの旅、超面白い。ラウンジ古事記できないし、ステータスもないけど、飛行機だと不便な場所に行くにはなかなか良いシステムだと思う。10代20代の時に覚えるべき旅だったな…
— てぃーし/旅自粛 (@tidus_tabilog) 2019年3月3日
2017年にSFC修行を解脱してから、快適な旅が当たり前になりつつありましたが、こうしてのんびりとした旅を時々すると、旅の面白さを思い返させてくれます。
あと3回分ありますので、残りも日本100名城の攻城に使いたいと思います!
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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