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青春18きっぷを利用して、群馬県内の日本100名城と続日本100名城を攻城してきました!→完全制覇いたしました!!

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※2020年10月25日更新

画像が表示されない不具合を修正しました。

2019年春版の青春18きっぷを購入しまして、日本100名城と続日本100名城の攻城の旅を行って参りました。

青春18きっぷは、一人で使用する場合、5日乗り放題になります。上に紹介した4つの記事にある通り、すでに4日使用しており、残るっているのは1日。その残りの1日分を使用して、群馬県の攻城の旅に行って参りました。

というわけで、本稿では群馬県内の日本100名城と続日本100名城の攻城の旅を紹介します。

群馬県内で日本100名城と続日本100名城に指定されている城

群馬県内で日本100名城と続日本100名城に指定されている城は次の5城です。

  • No.16「箕輪城」
  • No.17「金山城」
  • No.115「名胡桃城」
  • No.116「沼田城」
  • No.117「岩櫃城」

群馬県はこれまでも何度か訪れたことがありますが、100名城攻城シリーズでは初登場になります。また、弊ブログのカテゴリーには、記事にした都道府県を載せておりますが、これまで群馬県に関しては記事にしたことがありませんでした。つまり、弊ブログでは初の群馬県記事になります。

No.16「箕輪城」

まず最初に訪れたのは、No.16「箕輪城」です。

Twitterや上の記事でも紹介しましたが、埼玉県の攻城が思いのほか早く済んでしまったので、箕輪城まで行ってみることにしたのです。

結構時間ギリギリな感じでしたけどね(笑)

スタンプは高崎市箕郷支所に設置されているため、高崎駅からバスに乗って高崎市箕郷支所まで移動しました。

その後、高崎市箕郷支所から歩いて箕輪城跡を訪れました。 f:id:tidus_tabilog:20201025182626j:plain

高崎市箕郷支所で聞いたオススメのルート、観音堂ルートで箕輪城跡へと向かいます。

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城跡へ向かう道です。山城はこんなんばっかりです(笑) f:id:tidus_tabilog:20201025182715j:plain

箕輪城のシンボルの門です。現在はこちらの門だけが復元されており、他は空堀などの遺構があるだけです。

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本丸跡をおさえて、バス乗り場へと向かいました。

が、バスには間に合わず……

ぼーっとつっ立ってるのも嫌だったので、歩いて行けるところまで行くことにしました。

バスの時刻表はこんな感じです。本数少ないですよね(。-∀-)

高崎市でこんな状況ですから、さらに山の方に行ったらもっと少ないんでしょうね。

ところで、バスを待っている間に気がついてしまったのですが……

まさか曜日を間違えているとは(笑)

この後バスに乗車できまして、高崎駅へと戻って参りました。

そしてこの日は高崎駅前のビジネスホテルに宿泊です。

No.115「名胡桃城」

日付が変わって翌日。

JRに乗って高崎駅から後閑駅へと移動しました。 f:id:tidus_tabilog:20201025182756j:plain

後閑駅から歩いて名胡桃城を目指します。

Googleマップに表示されている通り、徒歩50分はかかりました。

名胡桃城まであと一歩というところに差し掛かったところ、地元住民のご老人に呼び止められました。

名胡桃城に行くのか?と問われ、そうですと答えたところ、近道を教えて下さいました。

教えていただいた近道を歩いて行くと…… f:id:tidus_tabilog:20201025182831j:plain

軽く登山でした(笑)

息を切らしてようやく登りきったところ、名胡桃城の案内所の裏にある駐車場に到着しました。

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この駐車場の隣の建物内に、名胡桃城のスタンプがあります。 f:id:tidus_tabilog:20201025182924j:plain

スタンプを押した後、名胡桃城の遺構を見てまいりました。

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帰り道は別ルートを選択しました。

国道を歩いて下って行ったのですが、左手には名胡桃城ののぼりが見えました。 f:id:tidus_tabilog:20201025182957j:plain

Titterにも書きましたが、ここは車で訪れる方が楽ですので、車で行くことをオススメします!

No.116「沼田城」

JR上越線に乗って、一駅隣の沼田駅にやってまりました。

沼田駅から歩いて沼田城に向かいます。

地図で見ると大した距離ではなかったので直ぐ到着するだろうと思っていたのですが、実際に行って見ると階段を登っていかなければならないという……

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入り口についた頃にはもうかなりバテておりました。

沼田城は、現在、沼田城址公園になっています。

遺構と呼べるような遺構はあまり残っていませんでした。 f:id:tidus_tabilog:20201025183111j:plain

櫓が建っていましたが、中に入ることはできませんでした。 f:id:tidus_tabilog:20201025183119j:plain

公園の北西側に来て見たところ、微かにですが、名胡桃城が見えました。

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せっかくなので、公園内にある旧生方家の屋敷も見学してきました。

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園内には真田信之と小松姫の像がありました。

No.117「岩櫃城」

沼田駅からJR上越線に乗って渋川駅に移動して来ました。 f:id:tidus_tabilog:20201025183241j:plain

渋川と言ったら思い出す漫画があります。

ご存知の方も多いかと思いますが、「頭文字D」という作品に何度か登場する駅です。

今回は、渋川に聖地巡礼しにきたわけではなく、渋川でJR吾妻線に乗り換えのために降りたわけです。

JR吾妻線に乗り換え、群馬原町を目指します。

列車にはインド人と思われる家族がスーツケースを持って乗っていました。

最近は個人旅行でも郊外に行く外国人観光客が増えましたね。普段都内で生活していると、外国人観光客を見ても珍しくもなくなりましたが、ちょっと山間部や温泉とかに行くと珍しく感じてしまいます。そのうち、珍しくも何ともなるなるほど、外国人観光客がもっと増えるのかと思いますが……

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さて、群馬原町に到着しました。

ここはちょっと面白い駅です。というのも、JRの職員はいないので無人駅なのですが、駅構内に観光案内所があり、そこにボランティアの方が常駐しているため、有人駅に錯覚してしまいます。

実際、観光案内所の方にきっぷの購入したい旨を話しかけている人の姿を見かけました。

なお、岩櫃城のスタンプはこの観光案内所に設置されています。 f:id:tidus_tabilog:20201025183337j:plain

岩櫃城はここから2.3kmほど離れた場所にあるため、徒歩では結構しんどいかと思います。しかも、ちょっとした登山になるみたいです。

流石に登山をする格好ではなかったのと、この日のうちに東京の自宅に帰らなければならないため、今回はスタンプだけに留めておきました。

もっとも、帰りの列車まで余裕があったので、駅から5分ほどあるいたところにある橋から吾妻川を眺めてきました。 f:id:tidus_tabilog:20201025183412j:plain

風は強かったですが、のどかな風景に癒されて帰って来ました。

最後に

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今回も、帰りはグリーン車で帰ることにしました。

青春18きっぷでもグリーン券さえ購入すればグリーン車に乗れるというのはお得すぎるなと思います。

また、これで2019年春版の青春18きっぷの旅も終了になります。また別稿で振り返りますが、今回もかなり元をとってきたと思います(笑)

一方、残念ながら太田市にあるNo.17「金山城」は残してしまいました。こちらも近い将来攻城する予定ですので、攻城しましたら、またブログで報告いたします。

それではー!

No.17「金山城」(2019年6月15日追記)

「東北春の陣」にて、新潟県内の100名城を攻城した後、自宅に戻る途中に立ち寄る余裕があったので、群馬県で唯一残していた城、日本100名城No.17「金山城」を攻城していくことにいたしました。

新潟県の100名城を攻城した記事はこちら

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金山城は、1469年に、岩松家純によって築城された山城です。自然の地形を利用して築城されており、要塞感がにじみ出てる城です。

金山城の場所を地図上で示すとこちらになります。

地図で見ると駅から近く見えますが、実際は結構距離がありまして……歩いて行くにはなかなか大変だという情報がありました。

駅付近で車を借りたり自転車を借りたりして金山城を攻城する人も少なくないようです。

ちなみに、金山城跡は、頂上付近に駐車場が整備されています。

ですので、こちらの駐車場まで車やバイクなどで行けば、金山城のスタンプが設置されている中島記念公園の休憩施設まで比較的楽に行けます。 f:id:tidus_tabilog:20201025183829j:plain

比較的楽に……と書いたのには理由があります。すなわち、金山城は山城でして、駐車場からすこし登っていったところに城跡があるのです。

こちらが、金山城跡の入り口です。ここからちょっと山を登っていくことになります。

右からでも左からでも行けますが、今回は左から攻めて行きました。

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先ほども紹介しましたが、金山城は自然の地形を利用した山城です。いたるところに地形を利用して防御力を高めている様子を伺うことができます。

一方で、人の手によって作られた防壁もみることができます。

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石を積み上げられて造られた城壁です。

城跡を見学していると、どことなくドラクエ感が漂ってきました(笑) f:id:tidus_tabilog:20201025184030j:plain

この辺りまでは石畳になっていたのですが、ここから先は再び土になっています。

奥に見える階段を登り、左手に行くと物見台が、右手に行くと大手虎口の方へと繋がっています。

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物見台から北西側を望んでみました。

うっすらと見える山が赤城山です。その奥には沼田があります。

これだけ見晴らしがいいと、北から攻められた際にはいち早く察知できたでしょうね。

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先ほどの階段を登った地点から右手に折れた方向に進んでいきますと、金山城の特徴とも言える円い池が姿を現します。

金山城跡には2つ円い池があります。

もう1つは、この次に紹介する大手虎口を上ったところにあります。 f:id:tidus_tabilog:20201025184159j:plain

こちらが、復元整備された大手虎口です。

日本100名城の本を開くと、まさにこの景色が掲載されております。本に採用されるだけあって、石垣や石畳が雰囲気を出しており、実に見事でした。

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こちらがもう一つの円い池です。

先ほどの池よりも一回り大きいサイズになっています。

手前には井戸跡がありましたが、残念ながら立ち入り禁止だったため、井戸跡や池には近くことはできませんでした。

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撮影していると、井戸跡の影からそろりそろりと1匹の猫が出てまいりました。

ここの主でしょうか?(笑)

さて、この後は円い池の近くにある休憩所の建物へと行きまして、スタンプをゲットいたしました。

これにて群馬県内の日本100名城と続日本100名城は完全制覇です!

注意点ですが、なんと、

  • イノシシが出没する
  • スズメバチも出没する

とのことです。

幸い、この時はどちらも出ませんでしたが、この休憩所に来なければスタンプを押せないので、攻城時は注意が必要です!

日本100名城に行こう 公式スタンプ帳つき

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  • 発売日: 2012/04/10
  • メディア: 単行本


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