2015年10月。
ビールクーラーを買い付けるため、急遽、Expediaで航空券をとってバンコクへと行くことにしました。
本稿では、往路となるタイ国際航空・TG677便(NRT-BKK)の搭乗記をお届けします。
TG677便
タイ国際航空は、東京ーバンコク間を1日5便飛ばしています。内訳は、成田ーバンコク間が3便、羽田ーバンコク間が2便です。
TG677便は、冒頭に記載の通り、成田ーバンコク間の運航便で、最も出発が遅い便になります。
使用機材は、大型旅客機として有名なA380です。
羽田のスポットではA380に対応できないため、成田でなければ乗ることができません。
(関西空港はA380に対応しています。)
搭乗開始
前稿でもお伝えした通り、出発時刻を過ぎたにも拘らず、一向に搭乗開始とはなりませんでした。
18時を回ったころ、漸く搭乗開始となりました。チェックインカウンターでは、搭乗開始時刻は17時という案内がされたんですけどね(苦笑)
なお、今回はバルクヘッド席をとりました。当時、ステータスホルダーでもないのにまさかのバルクヘッド席を取れるとは……ラッキーとしか言いようがありません。
バルクヘッド席故、足元広々でした。
一向に動き出さない
座席はよい場所を確保できたものの、一向に動き出す気配がありません。
乗客はすでに座席に座っており、これから搭乗してくるという人の気配もありませんでした。
どうやら、荷物の積載による遅れが原因だったようです。 スケジュール通りであれば、すでに大阪あたりの上空を飛んでいるはずなのですが、まさか成田にいるとは。
ここにきて、日本人CAから「荷物の積載遅延により更に20分遅れる」というアナウンスがされました。
一向に出発する気配がなかったこと、搭乗前にお酒を飲んでいたことから睡魔に襲われてしまい、一旦目を閉じることにしました。
目を覚ましてモニターに目をやると、そこに映っていたのは成田空港と機体の映像でした(苦笑)
なお積載に時間を要しており、機体はまだ駐機したままです。 20分どころか、もっと時間がかかってました。
午後7時を回った頃、ようやく機体が動き始めました。機内に入ってから1時間も待たされていたことになります。
この時点でA380に対する印象は最悪です。
離陸でも詰まる
ようやくスポットを離れ、離陸はすんなり行くかと期待していたのですが、今度は滑走路渋滞に巻き込まれ、離陸の許可が下りず…… 漸く離陸の順番が回ってきた時には、出発時刻から既に2時間が経過していました。
(予定出発時刻は午後5時25分です。)
給水の時間
ようやく離陸し、機体が安定した後、軽食が配られ始めました。
そこで、早速SINGHAを注文しました。
散々待たされ、沈みきったテンションを再び盛り上げるには、やはりSINGHAしかありません。
また、おやつとして味ごのみが配られました。
給食の時間
国際線の楽しみの一つ、給食の時間がやってきました。
タイ国際航空に搭乗したのはこの時が初めてでしたが、機内食は結構美味しいと思いました。
ドリンクも何回かおかわりをさせてもらいまして、お腹は結構満たされました。
スワンナプーム国際空港に到着
離陸後は何事もなく順調なフライトでした。
ただ、一点、残念なことをあげるとすれば座席のUSB端子が壊れていたことです。
おかげで全く充電ができず…
さらにA380への印象が悪くなりました。
結局、スワンナプーム国際空港に到着したのは、現地時間で午前0時を回った頃。
日本とは時差が2時間ありますから、日本時間でいうと午前2時になります。
イミグレで足止めされる
予め機内でArrival Cardの記入を済ませておいたので、ささっとイミグレに並びました。
が、相変わらずの交通渋滞です。
スワンナプーム国際空港のイミグレーションは24時間常に渋滞しているんじゃないか?というくらいいつも混んでいます。
順番待ちをしていると、渋滞の原因がわかりました。
韓国から来た若者のグループがArrival Cardの記入が十分でなく、入国審査官に「ちゃんと記入しなさい」と言われていたようでした。
審査官のデスクの前で記入をしようとしていたのが渋滞の原因だったようです。
審査官はそのグループに対して、列の後ろに戻って、ちゃんと記入をしてから再度来るように言ったようです。
どの箇所が不十分だったかまではわかりませんが、若者の一人がどこかに電話をかけて話していました。
その間、僕も未記入だった箇所があったことに気が付けたので、ありがたかったです。
さて、僕の番になったので、Arrival Cardとパスポートを出しました。
すると、審査官が何か言ってきました。
聞き取れなかったので聞き返すと、
「ホテルの名前は?」
と言っていたようです。
え?( ̄◇ ̄;)
いやいやいや、ホテルの所在地書いてあるからいいでしょ?
って思ったのですが、仕方ありません。
マジかよ!?
ってジェスチャーをしながらもう一回後ろに並ぼうとすると、審査官が、
「いい、いい。ここで書きなさい。」
と。
ラッキー!
ささっとホテル名を書いて渡すと、ポン、ポン、ポンとスタンプを押され、無事入国となりました。
最後に
タイの入国カードのルールはちょいちょい変更になるのが困ります。
ガイドブックを見ると、滞在先についてはホテルの名前だけ十分みたいなことが書かれていますが、当時のスワンナプーム国際空港では、それだけでは入国させてもらえずホテルの住所まで書くように言われていました。
これが大渋滞の原因の一つでもあるんですよね…
ですので、ガイドブックの情報を鵜呑みにすることなく、宿泊先の住所や電話番号も控えておくと良いでしょう。
あと、スマートフォンやタブレットで閲覧できるようにしておく方法もありますが、かならずオフラインでも閲覧できるようにしておくことをオススメします。
(海外の空港で必ずFree Wi-Fiが使えるとは限りません。)
備えあれば憂いなしです。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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