2018年9月。
ANAを利用して、成田からバンコクへと飛び立ちました。
今回はFUJIFILM X100Fで、バンコクを撮り歩くのが目的です。
さて、タイは仏教徒が多く、町中にお寺があるのですが、ほかの宗教を信仰している人が全くいないというわけではありません。先日紹介しました通り、ヒンドゥー教の寺院もあります。
そして、今回紹介する大聖堂もあります。
というわけで、本稿では、バンコクにある教会、アサンプション大聖堂を紹介します。
アサンプション大聖堂
アサンプション大聖堂は、1821年にその歴史がスータトしました。その後、1909年に大規模工事が始まり、10年後の1919年に完成しました。第二次世界大戦の被害を受けましたが、戦後に修復されています。1984年には、ヨハネ・パウロ二世も訪れたことがある、ロマネスク様式の大聖堂です。
アサンプション大聖堂の場所を地図上で示すとこちら
BTS Saphan Taksin駅から水上バスまたは徒歩で行くことになります。
水上バスは、Sathorn Pierから1つ目のOrient Pierで降りることになります。徒歩ですと、ロビンソンデパートを左手に、ルーフトップバーで有名なシロッコを右手に大通りを北上していくことになります。
大聖堂・外観
アサンプション大聖堂の建物は、左右対称の外観となっています。
左右対称って美しいですよね!
大聖堂の入り口の両サイドには、像が設置されています。
向かって右側に設置されている像です。こちらはヨハネ・パウロ二世の像でしょうか?
向かって左側に設置されている像は誰の像なのか正直わかりませんでした。
左手に鍵を2つ持っていますが、何を示しているのか?非常に気になります。
大聖堂内
ミサの時間以外は、一般の人も大聖堂内に入ることができます。訪れたタイミングが良かったので入ることができました。
入ってすぐに設置してある貝殻です。中には水が入っています。
礼拝に訪れた方を観察していたところ、この水に指をつけ、その後十字を切っていました。これがキリスト教における礼拝の作法なのでしょうか?
さて、礼拝堂内には聖書に書かれているシーンの絵が描かれたステンドグラスがいくつもあります。
わかりやすいのが、上の写真かと。これは、ノアの方舟を描いたものですね。
ちなみに、アサンプション大聖堂が建設された当時はフランスから取り寄せたものが使用されていたのですが、前述のとおり、第二次世界大戦の戦火によって壊れてしまったため、現在使用されているステンドグラスは修復後のものになります。
訪問時、礼拝堂内では賛美歌の練習が行われていました。礼拝堂内に響き渡るオルガンの音と信者たちによる歌声が心地よく、心が洗われていくようでした。
最後に
アサンプション大聖堂の周辺には、マンダリン・オリエンタルやシャングリラといった高級ホテルが並んでおり、とてもバンコクとは思えないほど静寂に包まれた環境でした。
もっとも、廃業してしまったホテルもあり、現在は廃墟となっている建物もあるので、ちょっと不気味さを感じるかもしれません。(上の写真が廃墟となっていたホテルの建物です。)
そういえば、数年前にこの辺りを訪れた時にはフードセンターがあったのですが、今もまだあるんですかね?
チェックしてくれば良かったなと、少々後悔しております。観光客がいない、なかなかのディープスポットなので訪れる人は少ないかと思いますが……
最後になりますが、ちょっと変わったバンコク観光をしてみたいという方、アサンプション大聖堂を訪れてみてはいかがでしょうか?
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
ランキングに参加しております。バナーをポチッ!として頂けますと、励みになります!!