2018年9月の3連休初日。
上半期に、9月の3連休にシンガポールにでも行ってシンガポールGPの雰囲気でも味わおうかなと密かに思っていたのですが、航空券を検索したらえらい高いので諦めまして、国内で過ごすことにしてました。
もっとも、どこかに出かけようかと思っていたのですが、生憎の天気。そのため、どこにも出かける気がなくなってしまい、自宅でダラダラと過ごしておりました。
そんな中、13日にたまたまNikonのサイトでZ7のページを眺めていたところ、14日から一部の店舗で店頭に実機が展示されるとの情報が発表されていたので、対象となる店舗を確認し、訪れてみることにしました。
昨日、Z7の実機を触りにヨドバシに行ったんだけど、そしたらTAMRONのレンズについてプロ写真家によるセミナーがあってさ、そこに参加したら店頭価格よりさらに5%オフになるクーポン券もらったんよ。150−600mmのG2が店頭価格10万円にまでなっててさ、そりゃあもう買いたくなっちゃうじゃん?
— てぃーし (@tidus_tabilog) 2018年9月16日
上のtweetの通り、実店舗に行ったら行ったで今度は別のことを考えさせられるようになっちゃうんですよね…困ったものです(笑)
というわけで、「今後の機材に関してどうするか?」という誰得?な自問自答の様子をご覧くださいませ。
Nikon Z7を触ってみた感想
今回の目的はZ7の実機を触ってみることでした。
ヨドバシマルチメディアAkibaの3階、カメラコーナーのNikonコーナーに行き、Z7の実機を手に取ってみました。
そこで試しに色々と操作してみたのですが、特に使いくいといった印象は持たない一方で、使いやすいという印象も持たなかったんですよね。
いじっててもあまり食指が動かないというか、テンションが上がらないというか…
残念ながら、今すぐ欲しいと思うに至りませんでした。
SONYのα7シリーズに移行するか?
NikonのZ7の発表がされた後、Nikonのフルサイズ・ミラーレス機を待っていた人の中にはその失望感から
「SONYのα7シリーズに移行する決意ができた」
といった声もありました。
僕自身は移行するつもりはありません。
スペックの高さや価格の優位性、選択肢の豊富さはフルサイズミラーレス市場で群を抜いています。さすが、さっさとミラーレス市場に主戦場を移してマーケットを引っ張ってきただけのことはあります。
デザインも、あのちょっと角ばった感じが好きだったりもします。
でも、購買にまでは繋がらないんですよね…
これで撮影している自分の姿が想像できないからだと思います。
TAMRONのレンズについて
さて、予定外であったにもかかわらず参加したセミナーですが、セミナーに出席しようと思ったのは、TAMRONの150-600mm G2と100-400mmのセミナーだったからです。
150-600mmは前々から興味があったので、プロの写真家の方がどのような評価をするか興味がありました。
まあ、絶賛しかしてませんでしたけどね。(当たり前ですよね…スポンサーの製品を悪くは言えません)
もっとも、動体を撮影する為のポイントなども教えて頂けたのは勉強になりました。
セミナーが終わった後、お客さんの一人(ニコンユーザー)がTAMRONの社員さんのところに行って、
「150-600mmを使用しているんだが、時々、オートフォーカスが効かなくなったり、操作不能に陥ることがあって再起動せざるを得ないといった症状がでる」
という話をされていました。
これ、価格コムのクチコミ掲示板でも報告されていた症状です。やっぱり出るんですね…
この一点が気になるんですよね。自分が勝ったもので出ちゃったらどうしようって。
そのせいで、Nikkorの200-500 F5.6にしようかななんて心が揺らいだこともあります。展示されているコーナーに行ったら値上がりしてて驚きましたが…(汗)
ちなみに、初代と二代目との価格差は殆どなくなってきているので、買うなら二代目の方ですかね。
FUJIFILM X-T3を触ってみた感想
最後に、FUJIFILMのコーナーに立ち寄って、X-T3の実機も触ってみました。
FUJIFILMのClassic Chromeに魅せられて、更にはそのデザイン、操作性からX100Fというカメラにどっぷりハマったお陰でFUJIFILMという選択肢もあるんですよね。
元々、Nikonの一眼レフが好きだったわけですが、写りはどっちが好きか?と問われると答えに窮してしまいます。
要するにどっちも好きなわけですが(笑)
ちなみに、初めて購入したデジカメはFUJIFILMのFine pixだったというのも今となってはいい思い出です。あの時のメディアは、今は亡きスマートメディアっていう薄っぺらいカードだったんですよ。
あぁ…懐かしい。
X-T3の操作性ですが、X100Fとは似て非なるものです。(当たり前っちゃ当たり前ですが…)
X100Fの軍艦部に付いているダイヤルは、ISO感動、シャッター速度、露出補正のダイヤルです。絞りはレンズのまわりにあるリングを回して調整します。これが好きなんですよね〜。以前、ヤフオクで手に入れたAi-S 50mm f1.8 もこのタイプで、自分としては非常に操作しやすいのです。
一方、X-T3の方は、絞りをマニュアルモードに変更して、ボディの横ダイヤルをクルクル回して絞りを調整するタイプです。一般的なデジタル一眼レフ/ミラーレス一眼と同じタイプです。最初、ダイヤルをクルクル回しても全然絞れないんで「あれ?」と思ったこともありました。
それと、FUJINONレンズには100-400mmというレンズ(35mm判換算で150mm-600mm)がありますし、「飛行機撮るならこのレンズでもいいじゃねーの?」とも思ったのです。
いやいやいや。
FUJIFILMについても好感的な文を書いてきましたが、「それじゃあX-T3が欲しい?買うの??」と尋ねられると、正直、言葉を濁してしまいます。
X-T系のカメラも良いカメラだとは思うんですが、不思議とX100Fに触れた時のあの感動を超える感情は湧いてこないんですよね。FUJIFILMへの全面的なマウント変更をしたい理由も、したくない理由も、その原因の全てはX100Fというカメラの存在なんだなと改めて思いました。
要は、FUJIFILMの製品が好きなんじゃなくて、X100Fが好きなだけだったのかなと(笑)とすると、X100Fの後継機が出たら買っちゃうんでしょうね。(もちろん財布との相談になりますが…)
X-Pro3が出たらちょっとは変わるかな?
最後に
色々と書き綴ってまいりましたが、あくまでも僕個人の場合であることにご留意頂ければと。
結局、カメラって、プロでもない限り持ち歩きたいかどうかが最終的な決め手になるんじゃないかと思っています。そのカメラで撮影している自分をイメージできるかどうか、撮影してて楽しそうかどうかで買うのも一つの選択基準だと思うんです。(僕は最初の一台は、主として予算内に収まるかどうかで判断してしまい、本当に欲しかったカメラを買いませんでした。)
持ったフィーリングとか、感情って、カタログ上のスペックでは分かりませんからね。(もちろん、全く無視して良いとは思いませんけど。)
なお、弁明しておくと、本稿に名前の挙がらなかったメーカーは自分の好みに合わないというだけです。単純な好き嫌いの感情論ですのでご容赦ください。
でもさ、レンズ買うのもいいんだけど、やっぱりもっと色々な所行きたいな〜なんてことも思うわけですよ。カメラ沼、レンズ沼、移動沼ってやつですわな。
— てぃーし (@tidus_tabilog) 2018年9月16日
なんてこともtweetしましたが、皆さんはいかがでしょう?
カメラ買ったらちょっといいレンズも揃えたくなりますし、いいレンズ手に入れたら試してみたくなりますよね。更に、撮りたいものを撮りに移動するんで交通費もかかります。
結局は「沼」なんですよね(笑)
そんな「沼」にはまっている男の自問自答に最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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