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FUJIFILM X100Fを持って、雑司が谷鬼子母神を撮り歩いてきました

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2018年9月。

FUJIFILM X100Fを持って、東京都豊島区にある雑司が谷に行ってきました。

というわけで、本稿では雑司が谷を紹介します。

東京都豊島区雑司が谷

雑司が谷という街は、時折テレビなどでも取り上げられることがあるので、ご存知の方も多いかと思います。

もともと一度は訪れてみたいと思っていた街ではありましたが、今回、強く背中を押されたきっかけがありました。

ぽこあぽこさんがブログで紹介していた『今度は愛妻家』という映画を観まして。その舞台が雑司が谷でした。

作品を見ていて、改めて味のある街だなと改めて思い、撮り歩きに行った次第です。

雑司が谷を地図上で示すとこちら

都電荒川線(東京さくらトラム)

雑司が谷には都電荒川線で向かうことにしました。都電荒川線って、いつのまにか東京さくらトラムって愛称がつけられていたんですね。 f:id:tidus_tabilog:20210410125424j:plain

スタートは、三ノ輪橋駅からです。

実際に乗ってみて、都電荒川線は、沿線に住んでいる方々の生活の足だということがよく分かりました。

また、三ノ輪橋から乗車すると空いてていいのですが、途中からどんどん混み始めます。

結局、三ノ輪橋から鬼子母神前まで1時間近くもかかってしまいました。

時間がない方は、地下鉄で行くことをオススメします。

ケヤキ並木

鬼子母神前で降りるとすぐにケヤキ並木があります。

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映画の中でも何度も出てくる風景です。作品中では、写真中央付近の右側の小道から豊川悦司さんが出てくるシーンが印象的です。

もっとも、作品中に出てくる自宅兼事務所はそこにありませんでしたが……

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ケヤキ並木をまっすぐ進んで行くと、学問所なる看板を掲げた建物がありました。

この時は開いていなかったので、インターネット上で情報を探してみたところ、次のページを発見しました。

上のページによれば、

館長は哲学者で、日本の古き良き時代の文化を若い方にも知ってもらえたらと思い学問所を開設。

13時~16時のうち15~20分1コマ500円で簡単な哲学講話を開催。他にも1時間30分3000円でインド哲学やカントについての授業も行っている。

建物は大正2年建造。日本で初めての水洗トイレがある。

とのこと。日本初の水洗トイレというのは興味深いですね。

鬼子母神堂(きしもじんどう)

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ケヤキ並木の突き当たりを左に曲がると、鬼子母神堂が見えます。

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境内の真ん中には、駄菓子屋さんがあります。これも映画の中に出てきました。今となってはほとんどみることがなくなってしまった駄菓子屋さんですが、こうして今も営業している姿を見ると嬉しくなってしまいます。

見るからに老舗の雰囲気が漂っておりますので、おそらく、何十年もここで参拝客や境内で遊ぶ子供達を見守ってきたのでしょうね。 f:id:tidus_tabilog:20210410125555j:plain

鬼子母神堂です。

参道と建物が微妙にずれているのは何か意図があってのことなのでしょうか?

写真を撮るのに構図が決まらず苦悩しました。

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鬼子母神と、「神」という名が付いておりますが、安産・子育の神様です。

言い伝えによりますと、鬼子母神は多くの子供を産んだのですが、タチが悪かったそうで、暴虐この上なく、近隣の幼児をとって食べてしまっていたそうです。

お釈迦様は、その過ちから鬼子母神を救おうとして、その末の子を隠してしまったとか。その時、鬼子母神は嘆き悲しんだところ、お釈迦様によってその鬼子母神の過ちを諭され、戒められた結果、鬼子母神ははじめて今までの過ちを悟ったそうで。

これがきっかけとなり、鬼子母神はお釈迦様に帰依し、その後安産・子育の神となることを誓ったと言われています。

武芳稲荷堂(たけよしいなりどう)

鬼子母神堂の敷地内には、武芳稲荷堂(たけよしいなりどう)というお稲荷さんもあります。

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何本も建てられた鳥居を潜って行った先には、お稲荷さんが祀られた本堂があります。

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また、武芳稲荷堂の鳥居に囲まれた中心部には、大公孫樹(おおいちょう)があります。こちらは樹齢約700年になるんだとか。

鬼子母神堂を訪れた際には、こちらも必見です。

井戸とポンプ

その他、映画にちなんだ場所はないか?と思い、周辺をウロウロと散策していると珍しいものを発見しました。 f:id:tidus_tabilog:20210410125702j:plain

井戸とポンプです。

残念ながら、現在では使用されていないようで、水が出る気配はありませんでした。

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「川本式」と書かれておりますので、調べてみたところ、現在もご健在の会社でした。

株式会社川本製作所

会社の設立自体は昭和24年となっていますが、創業は大正8年。結構なご長寿企業です。(存じ上げずすみませんでした。)

最後に

今回はあまり下調べをせずに行ったことから、鬼子母神堂がある雑司が谷3丁目あたりを主にウロウロしてきました。

そんな中、目に入ってきたとあるお店。

鬼子母神前駅から雑司が谷2丁目の方に行くとすぐにあるお店です。

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歩き回ってお腹が空いたので、メロンパンを食べることにしました。

メニューを見るとユニークなメロンパンがあったので、それを購入してみました。 f:id:tidus_tabilog:20210410125744j:plain

メロンパンアイス!

メロンパンでアイスクリームを挟むという、なかなかの高カロリーメニューです。

早速食べてみましたが、メロンパンとアイスクリームって相性いいんですね。メロンパンのふわふわとした食感をアイスクリームが引き締めている感じです。

これは病みつきになりそうです。

雑司が谷を訪れたら、外せない一品です(笑)

それではー!

今度は愛妻家

今度は愛妻家

  • 発売日: 2015/08/01
  • メディア: Prime Video

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