大変ありがたいことに、商品レビューのご依頼を頂きました。
というわけで、早速使用してみましたので、レビューしてまいります。
今回紹介いたしますのは、FUJIFILMのXシリーズ用のバッテリーになります。以前もサードパーティ製のバッテリーを紹介させて頂きましたが、今回紹介するのは、Vemicoという会社のバッテリーになります。
互換バッテリー
Vemico社はFUJIFILM用だけではなく、GoPro用のバッテリー、Canon EOSシリーズ用のバッテリー、Nikon用のバッテリーも出しております。
聞き慣れない名前の会社だったのですが、「おそらく、最近出来た会社だろう」なんて軽い感じで自分を納得させまして、使ってみることにしました。
Amazonで検索してみますと、↑のように、オレンジ色の本体が特徴的なバッテリーが検索にひっかかります。
バッテリー1個だけでなく、2個セットで、しかもケース、充電器までついて3,000円弱です。
ちなみに、FUJIFILM Xシリーズ向けのものは3,000円弱ですが、対応するメーカーによって異なる価格設定のようです。
- GoPro Hero8用 4,180円
- GoPro Hero9用 4,980円
- Canon EOS用 3,380円
- Nikon用 3,380円
という価格になっておりました。(2021年4月時点)
開封の儀
Amazon経由で商品が到着しました。
商品の梱包は至ってシンプルで、化粧箱はありませんでした。
化粧箱をなくすことでコストを削減しているんですかね?まあすぐに捨ててしまう僕としては化粧箱なんてない方がありがたいのですが……
ちなみに、左上には”Made in Chaina”の文字が。
今や中国製の工業品なんて珍しくもなんともないですからね。その辺りはあまり気にしませんでした。
箱を開けると、ポーチのようなケースが1つ入っておりました。
この中に色々と入っているのでしょう。早速開封していってみましょう。
商品一覧
ポーチを開けると、バッテリーセットが梱包されておりました。
内容ですが、
- 充電器 1個
- バッテリー 2個
- USBケーブル 1本
のみです。
バッテリーは保護のためか、プラスチック製のケースに1個ずつ収納されておりました。
バッテリーの性能
こちらが、バッテリー本体になります。
オレンジ色という特徴的なカラーリングが目を惹きますよね。
バッテリーは黒をベースにしている製品が多いですよね。黒だと、例えばバッグの中に入れておいたときに「あれ?どこ行った??」なんてことにもなりますが、オレンジなら目立つので、すぐに目につきそうです。
ちなみに、Vimeco製のバッテリーの仕様と純正品の仕様との違いを表にしてみましたので掲載しておきます。あと、以前紹介したロワジャパン製のものも比較対象として掲載しておきます。
Vimeco製 | FUJIFILM純正品 | ロワジャパン製 | |
---|---|---|---|
電圧 | 7.4V | 7.2V | 7.2V |
容量 | 1,400mAh | 1,260mAh | 1,500mAh |
価格 | 2,780円 | 7,908円 | 1,980円 |
PSE | なし | あり | あり |
- Amazonでの販売価格を掲載しております。
- 純正品はバッテリーのみの価格ですが、互換品はバッテリー2個セット(充電器含む)の価格を表示しております。
USB給電での充電
Vimeco製品の特徴の一つとして挙げられるのが、この充電器でしょう。
2つ同時に充電できるので、何個も予備のバッテリーを持っている人にとっては助かるかと思います。
以前、他社の互換バッテリーを複数購入したため、僕の手元にには純正品と本製品、合わせて6個のバッテリーが手元にあります。
純正の充電器ですと、1個ずつの充電となるので、旅の準備前はフル充電するために、何日も前から準備しなければなりません。
そういうわけで、2つ同時にできる充電器もセットでついてくるのはありがたいなと感じました。
そして、Vimecoの充電器の特徴として、もう一つ挙げられるのが、USB Type-Cを採用していることです。
これは充電器への給電は、USBケーブルを利用して行うことになります。そのため、付属品としてUSB AとCのケーブルが1本附属しております。
試しにiPad用の充電アダプタ(USB Aの旧型のもの)を利用して充電してみましたが、問題なく使用できました。
旅先に持っていく際には荷物を減らすことができて良いかなと思います。
また、充電器には充電の状況が表示されております。どの程度正確なのかはわからないので参考程度にするのが良いかと思いますが、全くわからないよりは良いかなと思います。
純正品の対応
念の為、純正品も対応しているか確認してみました。
こちらは純正の充電器ですが、純正の充電器を使用しても充電は可能でした。
懸念点
価格からしてみたら、「Vimeco製のバッテリーでもよくない?」と言いたいところではありますが、一点、気になる点もありました。それは、PSEマークがないという点です。
他社の互換バッテリーを見るとPSEを取得している製品が目立っているのですが、Vimeco製は取得していないようです。
Amazon上のQ&Aを見ると、PSEマークについて質問がされておりました。
USB充電器でAC100Vは使用しません。
これは、AC100Vを使用しないから取得不要というロジックだと思われますが、果たして……
最後に
というわけで、Vimeco社のFUJIFILM Xシリーズ用の互換バッテリーの紹介でした。
これを持って撮影に行こう!と思っていた矢先に、3度目となる緊急事態宣言が発令されてしまいました。本当は遠出してがっつり撮影して試せればよかったのですが、仕方がないので室内で100枚程度の撮影し、さらに動画を撮影してみましたが、結構タフそうです。
年始に行った九州北部の日本100名城攻城の旅にこのバッテリーを持っていければ良かったなと思います。
緊急事態宣言が解除され、城攻めが再開できるようになった際には、追記できればなと思っております。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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