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『超高速!参勤交代』 のロケで使用された日本100名城No.57「篠山城」に行ってきました!

f:id:tidus_tabilog:20201007103305j:plain 2019年8月に、青春18きっぷを利用して、兵庫県内の日本100名城と続日本100名城の攻城の旅をしてまいりました。

赤穂城、竹田城という順番で訪れたので、順番通りに記事を書いておりましたが、今回はちょっと順番を飛ばしまして、兵庫県内で最後に訪れた城、丹波篠山市にある日本100名城No.57「篠山城」を紹介いたします。

日本100名城No.57「篠山城」

まず、篠山城の読み方ですが、「ささやま」と読みます。「しのやま」ではありませんのでご注意を!

篠山城は、徳川家康が大坂城の豊臣氏との戦いに備えて築城しました。 築城年代は、1609年とされています。

篠山城の場所を地図上に示すとこちら。

地図でご覧いただくとお分かりいただけるかと思いますが、縄張りは、「回」字形になっています。

また、高さ17メートルの高い石垣で天守台が築かれていますが、 実際には、天守は建てられなかったという珍しい城です。 天守がなかった代わりに、大書院という建物が建てられまして、篠山城の中核をなしておりました。

ちなみに、篠山城は、映画『超高速!参勤交代』 のロケ地として使用されておりました。

映画を見ている最中、どこかで 見たことがある石垣だなぁと思って記憶をたどっておりましたら、篠山城の石垣でした。

大手門〜内堀

大手門跡を抜けると三の丸跡になります。

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三の丸後を左手にしつつ、本丸と二の丸へと続く門があります。この脇に目をやると……

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内堀の姿を確認することができます。

大書院

内堀を越えて鉄門跡を抜けると、篠山城の中核をなす大書院が姿を現します。

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日本100名城スタンプは大書院の入り口に設置してありました。

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こちらの大書院ですが、明治時代の廃城令による難は避けられたものの、1944年1月6日に焼失してしまうという不運に見舞われます。

その後、地元市民の方々の熱い想いによって2000年4月に再建され、現在に至ります。

f:id:tidus_tabilog:20200927193740j:plain 実はこの時、篠山城に到着したのは大書院の閉館時刻間近だった為、大書院に入ることができなかったのですが、大書院が閉館後も大書院の入り口にスタンプだけは設置されておりました。

大書院の閉館時刻を過ぎても、篠山城跡の敷地内は見学できるようです。

本丸跡・青山神社

お城あるあるなのですが、篠山城も本丸跡に神社が建立されております。

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神社の名前は青山神社です。

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篠山城の城主であった青山氏を祀っております。

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ちなみに、城跡には県庁等の官公署が設置されていることは「お城あるある」なのですが、篠山城の場合は学校が設置されているという珍しいパターンでした。

類似のケースとしては、長野県の龍岡城がありました。

こちらは城郭の真ん中に設置されておりましたが(笑)

いずれにしても珍しいケースだと思います。

最後に

f:id:tidus_tabilog:20200927193652j:plain というわけで、日本100名城No.57の「篠山城」でした。

一応、バスが通ってはいるものの、JR篠山口駅からはそこそこ距離があるので、公共交通機関を利用して訪れる際には時間に注意したいところです。

とはいえ、篠山城にこんなお店があったので、時間に余裕があればぜひ食べて帰りたかったです。

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この辺りで獲れるんですかね?

あまりにも目立っていたので気になって見に行ってしまいました(笑)

また篠山を訪れる機会があったら、ぜひとも立ち寄ってみたいです。

それではー!


最後までご覧頂きありがとうございました。

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