2019年8月に青春18きっぷを使って、 兵庫県内の日本100名城と続日本100名城めぐりをしたことは、既に弊ブログで報告した通りでございます。
さて、既に公開しております竹田城を訪れた後、JR播但線、JR山陰線と乗り継いで北上しまして、豊岡駅まで行きました。次なる目標であった出石城と有子山城のスタンプを押すためです。
というわけで、本稿では、出石城と有子山城について紹介します。
続日本100名城No.162「出石城・有子山城」
今回紹介する出石城と有子山城は、兵庫県豊岡市にあるお城になります。
織田軍の但馬侵攻を受けた山名氏が、1574年に築いた城が有子山城です。
もっとも、1580年には豊臣秀長の攻撃で有子山城も落城してしまいます。
その後、前野氏、小出氏らが有子山城に入りますが、小出氏が関ヶ原の戦い後も治めることになります。
1604年には山上の有子山城を廃止し、山麓の居館と曲輪のみを改修してできたのが出石城です。
その後、小出氏、松平氏、仙石氏と城主が変遷し、明治維新を迎えることとなりました。
出石城の場所を地図上で示すとこちら
有子山城の場所を地図上で示すとこちら
出石城跡を散策してみました
それでは、実際に出石城跡を散策してきましたので、紹介していきます。
まずは出石城跡の北側にある門からスタートです。
この時は川の上にロープが張られており、風鈴がつけられていました。夕暮れ時に響く風鈴の音がとても心地よかったです。
二ノ丸跡
先程の門をくぐるとすぐに二ノ丸跡に出ます。
本丸跡
先ほどの二ノ丸から少し奥に進んでいくと本丸跡です。
本丸跡には櫓が建てられておりますが、状態から見て当時のものではないでしょう。
といった感じで、出石城はおしまいです。縄張りはあまり広くないため、比較的短時間で廻ることができます。
稲荷神社
せっかくなので、出石城に隣接する稲荷神社に参拝をしてまいりました。
稲荷神社といえば、いくつも並ぶ鳥居の風景ですよね!
出石の稲荷神社も鳥居が並んでおりました。
鳥居が並ぶ階段を登って行くとお社があります。木々が生い茂る中を歩いてきたからか、神聖な雰囲気を肌で感じることができます。
有子山城への入り口
ちなみに、有子山城への入り口ですが、先ほどの稲荷神社から更に階段を登って行くとあります。
ただし、熊が出没するそうです。この時は熊鈴なんぞ持っておりませんでしたし、まもなく日没という時間でしたので入り口で引き返してきました。
城下町を散策
出石は今なお城下町としての雰囲気が残っている町です。翌朝、次の目的地に向けて出発する前に軽く散策してみることにしました。
桂小五郎居住跡
出石は、桂小五郎が禁門の変で朝敵となってしまった際に匿われていた場所でもあります。その時の居住跡が記されています。
桂小五郎居住跡はこちら
周囲は民家が並んでいるので注意が必要です。
城下町の雰囲気残る街並み
辰鼓楼(しんころう)と呼ばれる時計台が出石のシンボルとなっています。
この周辺は蕎麦屋さんが並んでおり、出石そばを堪能できるのですが、この時は時刻が早かったため開いているお店はありませんでした。
出石そば、食したかった……
観光センター
出石城・有子山城のスタンプは観光センター内にあります。
前日、出石に到着した際には17:30を回ってしまっていたのでスタンプを押せなかったので、翌朝、出発前に押しにやってきました。
スタンプをゲットできたので、次の目的地に向けて出発です。
最後に
というわけで、続日本100名城No.162「出石城・有子山城」を紹介いたしました。
出石は但馬の小京都と呼ばれるだけあって情緒あふれる町でした。
出石といえば「そば」ですが、2021年現在は、感染拡大防止のため、休業をしている店舗が8割ぐらいのようです。もし、城めぐりと合わせて出石そばを狙っているという方はご注意ください。
なお、営業の状況はこちらのサイトに掲載されておりますので、ご参考になればと思います。
僕も次回は出石そばを堪能したいところです。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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