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標高362mに位置する山城、日本100名城No.66「津和野城」に行ってきました!

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2020年11月に、ようやく東京発着もGOTOトラベルの適用対象となったこと、そして、e-JALポイントが11月に失効してしまうということもありまして、JALパックを利用して島根県へと行ってまいりました。

折角島根に行くのですから、日本100名城めぐりも進めようかと思いまして、レンタカーを利用して島根県内の日本100名城めぐりを行ってまいりました。

最初に訪れたのは、津和野町にある津和野城です。

というわけで、本稿では、日本100名城「津和野城」について紹介します。

旅程

島根県の空港といったら出雲空港か萩・石見空港なのですが、今回は旅程の関係から出雲空港の方が都合が良いと結論づけ、出雲空港に就航しているJALを利用することにした次第です。

さて、羽田から出雲に飛んだものの、最初の目的地である津和野はさらに西にあります。しかも、今回は島根県全域を廻ることになりますので、鉄道ではやや不便かなと思いまして、レンタカーを借りることにしました。

空港で予約していたレンタカー会社にピックアップしてもらい、営業所に移動。

手続きを済ませましていざ出発です。

日本100名城No.66「津和野城」

先ほども述べたとおり、最初の目的地は津和野です。津和野城の場所を地図上で示すとこちらになります。

ほぼ山口県です。出雲から津和野まで車で3時間。初便で行ったとしても到着するころにはお昼になってしまうという、かなり時間的に制約を受ける旅程です。

津和野城や浜田城を攻めるなら、JALで出雲空港に飛ぶより、ANAで萩・石見空港に飛んだ方が移動は遥かに楽でしょう。まあ、今回はGoToを利用しての旅なので仕方がありませんが……

津和野城の概要

鎌倉時代末期の1295年に築城されたのがその歴史の始まりとされています。

その後、関ヶ原の戦いの軍功で入城した坂崎直盛によって大改造が施され、近世城郭となります。

山城に分類され、現在では天守台のみが残る城跡となっています。

攻城の様子

さて、前述のとおり津和野城は山城なので、山を登っていく必要があります。

ハイキングも兼ねて…ということであれば徒歩で登っていくのもよいですが、今回はあまり時間もないのでリフトを利用して登りました。

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事前情報で

  • 熊が出没するということ
  • リフト乗り場で熊鈴を借りることができること

を仕入れていたので、リフト乗り場で熊鈴を貸して欲しい旨お願いしたところ、

「今日は人が多いし、目撃情報もないから大丈夫だと思うよ」

と言われたので、熊鈴は装備せずに登っていきました。

心配な方は事前に準備をされていった方が安心かと思います。

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僕が訪れた際には、工事中だったため、このような単管が組まれておりました。

ちょうどSLが通る時間帯だったようで、山の上からSLを見ようと観光客の方々が足を止め、線路の方を見下ろしておりました。

僕も足を止め、SLが通るのを待ちます。

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遠くから蒸気の音が鳴り響いてきまして、目の前を走って行きました。小さいですが、上の写真の中央にその姿を捉えております。

出丸

リフト乗り場から本丸に向かって歩いて行きますと、途中に出丸があります。

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こちらの出丸は、北の防塁として整備されたもののようです。現在、建造物等は残っておらず、縄張りのみが残っているのみですが、二層の櫓を両側に備えた堅牢な門が設置されていたそうです。

なお、僕が訪れた際は工事中のため出丸を見にいくことはできませんでした。

人質櫓台の石垣

f:id:tidus_tabilog:20201210162840j:plain 本丸の南側に築かれた、高さ10メートルを超える石垣です。

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南側から登ってくることができるようですが、こちらから登って来られる方の姿を見ることはできませんでした。

三十間台

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坂崎直盛は、城山の最高所を三十間台として本丸を築いたようです。

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三十間台から人質櫓台の方を撮影してみたのですが、意図せず、『日本100名城に行こう』に掲載されている写真と同じ構図になってしまいました(笑)

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三十間台からは津和野の町を一望することができます。

ちょっと話が脱線しますが、津和野を訪れた後、PS4でRoot Filmというゲームで遊んだのですが、まさかゲーム内に津和野が登場しまして…

非常に親近感が湧いたゲームでした。

Root Film - PS4

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  • 角川ゲームス
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最後に

f:id:tidus_tabilog:20201210162733j:plain 以上、津和野城の紹介でした。

この後、次の城に向かう際に津和野の町並みを横目に眺めていたのですが、城下町の雰囲気が残る懐かしい感じがしました。

また、津和野城のすぐ近くには、日本五大稲荷神社の一つである太皷谷稲成神社があるので、参拝してみるのも良いかと思います。参道を歩いていく際には千本鳥居をくぐっていくことになりますが、階段を登っていかなければならないので、階段がしんどいという方は津和野城へのリフト乗り場がある方から本殿近くまで車で行くことができます。

のどかで雰囲気のより町でした。

それではー!


最後までご覧頂きありがとうございました。

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