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台南の象徴の一つ…赤崁樓へ行ってみた

台南と言ったら赤崁樓を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

前回紹介しましたが、祀典武廟と大天后宮にバスで行く際には赤崁樓が最寄りのバス停になります。
僕は、先に祀典武廟と大天后宮を見てから赤崁樓に行きました。

赤崁樓は台南を代表する歴史的建造物の1つです。
僕も、台南を訪れる前から知っていましたが、ぜひ実際に訪れてみたいと思っておりました。
実際に行ってみたところ、ツアーの団体客も相当数いらっしゃいました。
台南で訪れるべき場所の一つ、だということでしょうか。

というわけで、今回は、赤崁樓についてで書かせていただきます。

赤崁樓とは

台南市街地域でいちばん歴史の古い史跡で、1653年に台湾南部を占領したオランダ軍によって建てられ、プロビデンシャ城(紅毛城)とも呼ばれた。1661年に、鄭成功がオランダを駆逐し、この町を承天府と改名、政治の中心にした。1862年の地震で楼閣は全壊し、その後、基台の上に文昌閣と海神廟が建てられたが、日本統治下では一部取り壊されるなど、台湾の波乱の歴史を生き抜いてきた。れんがでできた城門と基台はオランダ統治時代のもの。

『地球の歩き方 台湾』より

毎年、受験シーズンになると学生たちが合格祈願のために訪れる場所だそうです。

赤崁樓への行き方

台南火車站からバスで行く場合、5番、77番、88番、99番のバスに乗り、赤崁樓で下車です。
乗車時間は、おおよそ5分〜7分程度です。

こちらも、前回ご紹介した通りです。

 

赤崁樓に入ってみた!

入園料50NTDを支払って中に入ってみました。
チケット売り場は、入り口の門の右側に窓口があるので、すぐにわかると思います。

入ってすぐに目に飛び込んでくるのが、レンガ造りの建物です。
この建物の手前には池がありまして、鯉が泳いでいます。

台湾ではおなじみの機械です。
ここにお金を入れて、鯉にあげる用のエサを買うことができます。
値段は、10NTDです。

赤崁樓全体を写している写真に、石板のようなものが立てられていますが、
この足元には亀の石像が置かれています。

要するに、亀の背中に載せていたわけですね。

台湾では、魚の口から出てくる噴水は割りと見かけますね。
龍山寺にも似た様な噴水があり、以前ご紹介いたしました。

 

奥へと進んで行くと階段があります。
その階段を上ると、赤崁樓に入ることができます。

文昌閣

正面からみると、赤崁樓一棟だけが見えたのですが、
横にまわってみると、文昌閣も姿を現します。

建物の入り口付近に設置されていた石板です。
龍の装飾が施されています。

また、2階に上がって、建物の装飾を見てみたのですが、
なかなかオシャレな様相を呈しています。

たとえばですが、こちらは軒下に施されている装飾です。

破風のようなものかもしれませんが、モンスター(?)が描かれています。
また、定番の龍の装飾も施されていました。

さらに、下の屋根に目をやると、鯉が何やら吐き出しており、それが装飾になっています。

この筆が噂の魁星爺の筆ですね。
かつては、この筆がよく盗まれたそうです。
あまりにも盗まれるので、現在では記念品売り場で販売するようになったとか。
結果、ヒット商品となっているそうです。

いざ赤崁樓の中へ…

つづいて、赤崁樓に入ってみました。

が!!

とくに撮影したいと思えるようなものがなく……
結局、見るだけ見て、ささっと出てきてしまいました(汗)

追い出されたオランダ人

赤崁樓は、鄭成功がオランダ人から解放したということもあって、
追い出されたオランダ人の関連資料が展示されています。

敷地内に入って右手の方に行くと、鄭成功がオランダ人を追い出した際の様子を再現した石像が設置されています。

いい感じのドヤ顔です(笑)

建物内にも、鄭成功とオランダ人に関する資料が展示されています。
もっとも、ほとんどが中文で書かれているので何がなんだかさっぱりでしたが…

今回訪れたところ(まとめ)

というわけで、今回は台南の象徴の一つ、赤崁樓へ行ってまいりました。
赤崁樓は午後10時までやっておりますので、夜に訪れてみるとまた違った表情を見せてくれるでしょう。
実際、台南初日の夜、歩いて神農老街に向かっている途中に通ったのですが、
ライトアップされていて素敵な風景でした。

次回、訪れる際には、夜に訪れてみようかなって考えております。

赤崁樓

台南市民族路四段212号
営業時間 午前8時30分〜午後10時
入場料 50NTD

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

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