今日はちょっと旅から離れたお話をいたします。
石垣島なう。
— てぃーし (@tidus_tabilog) 2017年1月14日
先日、石垣島におりましたが、石垣島に行っていた理由をお話しします。
昨年のスタイルを振り返る
2015年からスタートさせた海外一人旅…
2016年は一気に加速しまして、ついには3連休では飽き足らず、土曜日の早朝に海外に行って、日曜日の深夜に帰ってくるという、週末弾丸トラベラースタイルとなりました。
ここで僕の旅を大きく支えてくれたのが、LCCです。
2015年7月バニラエアを利用したことを皮切りに、春秋航空、HKexpress、Peach Aviationと利用しました。
LCCは、時々セールを行うので、そのセールを利用すると本当に安く海外に行って帰ってこれちゃいます。
もっとも、長期休暇の際にはフルサービスキャリアで旅をすることもありました。
こうして振り返ってみると、僕は単に安さを求めるのではなく、時には時間や体力、旅先でのプランなどを考慮してキャリアを選択しているようです。
2017年はSFC修行の年にする
旅をしている最中は、「来年はあの国に行ってみたいな。」と思うことはあっても、具体的にどのキャリアを利用するかまでは特に考えていませんでした。
むしろ、安く旅することに意識が行っていました。
訪れた転機
そんな中、転機が訪れました。
それは、2016年10月、羽田空港チェックインカウンターで並んでいた時のことです。
エコノミークラスだとエライ待たされるわけです。
結局、チケットが発券されて、保安検査場を抜けるまで1時間以上を要しました。蓋を開けてみると、イミグレを抜けてから搭乗時刻まで残り15分程度…
2015年10月に成田発バンコク行きの便に乗った際には、チェックインカウンターで待たされてもあまり気にならなかったのですが、この時はもう待ち時間が辛かったのです。
と、いうのも、その前まで利用していたPeachは並んでもせいぜい10分程度。
ピーク時はもっとかかるのかもしれませんが、基本的には10分程度でチェックインが完了したのです。
その後、保安検査場を抜けても搭乗時刻まで1時間〜30分以上は余裕でありました。
このことに体と意識が慣れきってしまっていたのかもしれません。
プライオリティチェックインカウンターに目をやると、それはすいすいチェックインをされていく方々ばかり…
スターアライアンスのゴールドさえあれば…
などと思うようになってしまいました。
そしてSFC修行をすることを決意
上記のようなことがあったため、修行をすることを決意しました。
SFC*1修行とはなんぞや?という方のために、リンクを貼っておきます。
『ANAとマイルのパパじゃない』の筆者であるテラヤマアニさんが詳細に解説をしてくださっております。
一部、引用させて頂きます。
この「巨額の出費」「ただ上級会員資格を得るためだけに何度も飛行機に乗る」という苦行をSFC修行と称します。プレミアムポイント(PP)を効率よく得るため、1日に羽田-沖縄2往復のような、傍から見たら異常なフライトを敢行する者を修行僧といいます。そして、50,000PPを達成し、ANA スーパーフライヤーズカード発行の権利を得ることを解脱といいます。
上記の通り、SFC解脱するためには、プレミアムポイント(以下、PP)50,000pt以上(うち、ANA運行分で25,000pt以上)必要です。
PP獲得のための戦略
ただ闇雲に飛行機に搭乗しても、効率的にPPを稼ぐことはできません。やはり、合理的に稼ぐためには戦略と戦術が必要です。
そこで、自分なりに戦略と戦術を立ててみました。まずは、PPの貯まり方の仕組みを理解する必要があります。
彼を知り己を知れば百戦殆からず
です。
フライトマイルの貯め方
フライトマイルの場合、
区間基本マイル×積算率+ボーナスマイル
という数式で計算されます。
ボーナスマイルは
区間基本マイル×積算率×プレミアムステータスまたは利用カード別積算率
で計算されます。
上記の例は、羽田ー那覇線で、旅割で旅をした場合の計算結果です。フライトマイルは、片道738マイル貯まることになります。
フライトマイルの右側に掲載されているのがPPの計算結果です。羽田ー那覇線では、片道1,476pt貯まることなります。
フライトマイルとは貯まり方が異なる
ご覧頂いたように、フライトマイルとPPとでは貯まり方が異なります。ですので、この特性の違いを考慮した乗り方が必要になってきます。
主戦場は国内線に決定
さて、効率的にPPを稼ぐには、ANA運行の便に搭乗することが肝要です。ただし、ANA運行の便に搭乗すればよいというほど単純ではありません。
再び先ほどの計算結果の画像です。
このPPの計算結果をご覧いただきたいのですが、PPの算定にあたっては路線倍率というものが設定されています。
この路線倍率について調査してみたところ、
- 国内線は2倍
- アジア、オセアニア路線は1.5倍
- 北米、欧州は1倍
という倍率が設定されていました。
フライトマイルだけで考えれば、北米、欧州路線に乗るのが正解なのかもしれませんが、前述の通り、路線倍率というものが設定されているため単純に考えることができません。
僕の場合、週末が修行のメインとなりますから、週末に行って帰ってこれるというフライトスケジュールを組む必要があります。そう考えると、やはり国内線で稼ぐ方法が最も現実的となります。
と、いうわけで、僕の主戦場は国内線とすることにしました。
時間が取れる方は、シドニーやシンガポールあるいはジャカルタに行くのが良いかと。
フライトに関して
さて、主戦場は国内線に決定しましたが、それだけではまだ足りません。
SFC解脱のためには、
- フライト距離
- フライト回数
- 運賃(クラス、割引等)
が必要な指標になると思います。
お金を払って搭乗する以上、搭乗できる回数や運賃には限界があります。理想を言えば、札幌ー那覇間を、プレミアムクラス(積算率150%のプラン)で、週に2往復するのです。
実際、このプランでいけば、11回乗ればクリアです。6週間あればクリアできちゃいます。
(もっとも、現実的ではありませんが…)
僕は回数型とクラス型をバランス良く取り入れて稼ごうと考えています。すなわち、運賃が安い時期には割引運賃で搭乗し、回数で稼ぎます。
運賃が高くなる時期には、株主優待割引を使って、プレミアムクラスに搭乗し一回の搭乗で獲得できるPP数を上げる作戦です。
できれば、プレミアムクラスに搭乗し、かつ回数も稼ぎたいところですが、原資に限りがあることはもちろん、プレミアムクラスは激戦なので、特に週末は予約を取るのが非常に困難です。
2017年1月17日現在、運良く1便だけ予約を取れましたが、折返し便に搭乗することになるので、CAさんに「お帰りなさい(笑)」と言われる可能性があります(恥)
2017年2月2日現在、4便予約を取れました。うち1便は、上記の通り折り返し便となっています。
今回のまとめ
と、いうわけで、1月石垣島に2回、宮古島を1回、SFC修行の一環で訪れていました。
「修行するぞ!」と決めたのはいいのですが…
やっぱり海外にも行きてー!!(笑)
最後までご覧頂きありがとうございました。
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*1:SUPER FLYERS CARDの略