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ボクがDIA修行に踏み切れなかった本当のワケ

※2018年2月7日更新

(2017年8月17日追記)

2017年7月に考えを改めまして、DIA修行を行うことを決意いたしました。

従いまして、本稿は、2017年6月時点の考えを綴った記事となります。

また、DIA修行に突入したため、記事のタイトルも「・・・踏み切れない・・・」から「・・・踏み切れなかった・・・」と過去形に変更いたしました。


2017年5月に、ANAのプラチナステータス(PLT)に到達し、Super Flyers Card(通称、「SFC」)を手に入れました。

SFC修行の全フライトのまとめはこちら

SFCの申し込みから受け取りまではこちら

SFC修行というくらいですので、SFCを手に入れればそれで修行は終了となるのですが、さらなる高みを目指して、ダイヤモンドステータス(DIA)を目指して、修行を継続される方もいらっしゃいます。もちろん、最初からDIAを目指して修行を開始される方や、DIAを維持するために修行されていらっしゃる方もいます。

2017年のSFC修行された(されている)方々の傾向を見ておりますと、DIAまで目指す方の方が多い印象を受けます。

PLTに到達してSFCを取得して修行は終了される方、DIAを目指す方、それぞれに理由はあるので、どれがいいなんて言うつもりはありません。

DIA修行に踏み切れない

TwitterでPLTに到達しましたという報告をしたところ、多くの同期の方々や先輩の方々から、「いいね」や祝詞を頂きました。

と同時に、DIA修行への励ましのお言葉を頂きました。

応援のお言葉をいただけるのは大変ありがたいのですが、正直、DIA修行に踏み切れません。

(誤解のないように申し上げておきますが、応援してくださった方々を責めるつもりは全くありません。あくまでも僕自身の決断の問題です。)

本稿では、僕がDIA修行に踏み切れない本当の理由を書かせて頂きます。

DIAになるインセンティブ

理由を書く前に、改めて、DIAとPLTの差を確認しておきたいと思います。

DIAになることで得られるインセンティブと言い換えても良いかもしれません。

ANA LOUNGEについて

DIAでも、PLTでも、ANAグループ運行便やスタアラ運行便に搭乗する際にはANA LOUNGEを利用することができます。

さらに、DIAの場合は、さらにワンランク上のANA SUITE LOUNGEを利用することができます。(PLTでも、ANA SUITE LOUNGE利用券を持っていれば利用できるようですが…)

ANA SUITE LOUNGEはANA LOUNGEよりも全然いいと聞きますが、正直、僕は国内線のANA LOUNGEしか利用したことがないので比べることができません。

コンシェルジュサービス

DIAになると、一部の空港でコンシェルジュサービスを受けることができるようです。

コンシェルジュサービスってなんぞや?と思って調べてみたところ、ANAのWEBサイトに説明が書かれておりました。

羽田空港・伊丹空港・那覇空港で国内線ご搭乗の際、また成田空港・羽田空港で国際線ご搭乗の際、ご出発までのひとときを快適にお過ごしいただけるよう、チェックインカウンターやラウンジで、常駐のコンシェルジュスタッフがお迎えし、ご旅行やご出張のサポートをいたします。今後のご旅程のご予約や、ビジネス文書のコピーなど、お気軽にご相談ください。

空の旅をゆったりと | プレミアムメンバーサービス | ANAマイレージクラブから引用

座席のアップグレード

DIAでもPLTでも、アップグレードポイントを利用することで国内線でも国際線でも座席のアップグレードができますが、DIAの場合、さらにアップグレードの可能性が広がるようです。

国際線(ANAグループ運航便をANA便名で予約した場合のみ)にご搭乗の「ダイヤモンドサービス」メンバーのお客様は、当日空席があり、アップグレードの要件(上位クラスのお座席、お食事など)が整った場合に限り、アップグレードの対象とならない予約クラスでご購入の場合でも、2倍のアップグレードポイント※ご利用によって、アップグレードを承ります。

特典航空券の優先

DIAでもPLTでも、特典航空券を優先して予約が取れるのですが、PLTの場合、国際線のみが対象です。

国際線手数料の免除

DIA専用デスクで予約や変更を行う場合、国際線航空券の新規発券手数料・交換発行手数料が免除、国際線特典航空券の新規発券手数料が免除されるようです。

チェックイン〜荷物の受け取りなど

この点では、両者に差はないようですが、DIAの場合は”Priority”ではなく”First”のタグがつけられると聞きました。

フライトボーナスマイル

DIAでもPLTでもフライトボーナスマイルというものがもらえるのですが、掛け率が全然違います。

DIAの場合、1年目は120%、2年目以降は130%になります。

PLTの場合、1年目は95%、2年目以降は105%です。

仮に、羽田ー那覇をプレミアムクラスをプレミアム旅割28で登場したとした場合、

区間基本マイレージ:984マイル × クラス倍率:125% = フライトマイル:1,230マイル

に加えて、PLT1年目の場合は、

1,230マイル × プレミアムステータス:95% = 1,168マイル

がボーナスマイルとして加算されるので、合計2,398マイルできます。

さらにDIA1年目の場合、

1,230マイル × プレミアムステータス:120% = 1,476マイル

がボーナスマイルとして加算されるので、 合計2,706マイル獲得できます。

マイルの有効期限の延長

PLTの場合、未使用のマイルは36ヶ月後には失効してしまいますが、DIAの場合、DIAであり続ける限り、未使用のマイルは失効しないという差があります。

贈り物

DIA限定の贈り物なんかもあります。

オリジナルネームタグだったり、選択式の特典です。

僕がDIAになるインセンティブ

以上、DIAになることで得られるインセンティブを挙げてきました。

僕にとってそれぞれどうなのか?考察していきます。

ANA LOUNGEについて

SUITE LOUNGEに入ってみたいという気持ちもありますが、それならば利用券をヤフオクやメルカリでゲットすればいいのかなぁって思ってしまうわけです。

今のところ、大したインセンティブとしては働きません。

コンシェルジュサービス

仕事で飛行機乗ることなんて数年に1度あるかないかなので、ビジネス文書云々って刺さりませんし、そもそも紛失リスクを抑えるために、文書は持ち歩きませんし、事前に先方にメールで送信しておきますし…

宿泊先は、陸マイラー故、ポイントサイト経由で予約しますし…

コンシェルジュを利用するシーンが思い浮かびません。ですので、僕にはインセンティブとして働きません。

座席のアップグレード

アップグレード対象外のクラスで予約していても、当日空席があればアップグレードできちゃうそうですが、これもインセンティブとして弱いですね。

というのも、東南アジアぐらいの距離なら、全然エコノミーで耐えられちゃうんですよね…

長距離線は乗ったことがないのでわかりませんが、もしかしたら、ヨーロッパや北米に行く際にはインセンティブとして働くかもしれません。

特典航空券の優先

国内線を特典航空券で飛ぶってことは想定していないので、インセンティブとして全く働きません。

チェックイン〜荷物の受け取りなど

荷物は預けないので、全くインセンティブとして働きません(笑)

PLTで十分ですね。

フライトボーナスマイル

これはちょっと魅力的です。

もし、僕がDIAになった場合、国内線を利用する際には普通にクレジット支払いかSKYコインで支払うと思います。そうすると、次のSKYコインに換えるためのタネ銭に繋がるので、インセンティブとして働きます。

マイルの有効期限の延長

僕は使えきれないほどマイルを持っているわけではないので、インセンティブとして全く働きません。

贈り物

SKYコイン60,000円コースに惹かれます。

これを利用してDIA維持修行ですね。

結論

現時点の僕にとっては、インセンティブとして働く要素が少ないです。状況が変わったら、全く違う結論になるかもしれませんが…

DIA修行に踏み切れない理由

DIAの特典がインセンティブとして働くかどうかとは別問題として、修行に踏み切れない理由があるのです。

2017年1月、タイ&カンボジア一人旅を行なって日本に帰国しましたが、出国は一回もしていません。

2016年はあれだけ出国していたのに、2017年は1度も、です。

それは、修行に資金を投下しまくったため、海外に行く資金がなかったということに起因しています。

早くSFCを取得したい

という思いで、なんとか国内線での移動だけで我慢してきましたが、もはや限界に達してしまいました。

その結果がこれです。

ゴールデンウィーク、久しぶりに日本で連休を過ごした結果、かえってストレスが溜まってしまったということがわかりました。

6月は3連休以上がないのでいいのですが、

  • 7月は海の日
  • 8月は山の日
  • 9月は敬老の日
  • 10月は体育の日
  • 11月は文化の日

と3連休以上の並びが連続しています。

だったら海外行きたいじゃん?

っていうのが本音なのです(笑)

でもですよ。

こちらの記事でも書きましたが、国際線は路線倍率が1〜1.5倍なので、あんまり旨味がないんですよね。

それ故、国際線で修行する気が起きないのです。

もちろん、土日で行って帰ってこれなければダメという大前提の元での話です。この前提を崩せば、クアラルンプール発の北米という凄まじい破壊力の発券も可能なので、一気にプレミアムポイントを稼ぐこともできます。

が、僕自身の考えとして、キャッシュフローは崩したくないんです。

それに、とあるDIAホルダーの方の話によれば、一度DIAホルダーになると、それを維持しようとして翌年以降も修行をしてしまう方が多い、と。

これってまさに輪廻の話で、DIA獲得して解脱したと思ったらまた修行という輪廻に入って行ってしまうわけですよね?

僕も、一度その輪廻に足を突っ込んでしまったら抜け出せなくなるんじゃなかろうかと思ってしまったのです。

結果、DIA修行に踏み切れずにいます。

DIA修行に踏み切れない本当の理由

実は、もう一つ、と言いますか、踏み切れない「裏」の理由があるのです。

むしろ、これが本当の理由です。

予め申し上げておきますが、本稿を読んで実践した結果、何かしらのトラブルが起こったとしても当方は責任を負いかねます。

実行する方は自己責任でお願います。

第4セット目の記事でも書いたのですが、機内で読んでいたこちらの本を読んでいて、ふと疑問に思ったんですよね。

修行費用を経費計上して節税できるんじゃないか?

つまりです。僕自身が個人事業主として開業し、事業としてブログを営みます。そして、収益を生むブログの記事の執筆のために出張してきたとして経費扱いにできるんじゃなかろうかと。

SFC修行費用は、僕の可処分所得(税金が引かれた後の、手元に残ったお金)の中から捻出しましたが、経費扱いにできれば、税金が引かれる前に修行費用に充てることができるので、節税になるんです。

SFC修行の反省点として書かなかったのですが、修行を開始する前にこれを知っていたら、もっと修行の結果は変わっていたかもしれません。

「事業性として認められる」レベルにまでブログを育てあげた後に修行をすればよかったなと。もっとも、収益を上げられるまでブログを育てるのが一番大変なわけですが。

つまり、です。

今のままDIA修行を開始しても、税引後の可処分所得の中から修行費用を捻出することになるので、経済合理性の観点からどうなの?って思ってしまって、修行に踏み切れないのです。

まあ、修行費用を単なる費用にするんじゃなくて、投資につなげたいだけなんですよね…

最後に

はてなブロガーの方の中には、「3ヶ月で○万PV超えましたー!」とかいう凄い方もいらっしゃいます。そういった方々のブログを研究して、収益化につながるようにできればいいのですが、すぐには芽が出ないので難しいでしょう。

むしろ、収益が生めるようになってきた頃には、年が明けてしまっているかもしれません。

だったら、今のうちにDIA突撃した方がいいんじゃない?(ㆀ˘・з・˘)

わかってはいるんですけどね(苦笑)

8月のマレーシアが終わったら、心境の変化が起こっているかもしれません。もはやSFCを手に入れていますし、まだあと半年ありますので、DIAについてはのんびに考えて行きたいと思っています。

ですので、引き続き温かい目で見てやってください。DIA修行に突入する際は、ちゃんと宣言しますので。

それではー!


最後までご覧頂きありがとうございました。

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