「東洋のパルテノン神殿」とも呼ばれる世界遺産、宗廟
ソウル市内でどこに行ったら良いか?を軽く検索してみたところ、
「宗廟」がオススメされていたので、僕も宗廟へ行ってみることにしました。
「宗廟」がオススメされていたので、僕も宗廟へ行ってみることにしました。
宗廟とは…
宗廟は儒学を統治の基盤として建てられた朝鮮王朝が歴代王と王妃、そして没後、王と王妃に追尊された方々の神主(位牌)を安置し、祭礼を行う場所である。
朝鮮時代の現在の正殿だけを宗廟と命名し、永寧殿は別廟と呼んだ。
宗廟の建物は装飾を極力控えて簡素な作りに見えるが、それは王室の祖先神を祀る空間であるため、神聖かつ厳かな雰囲気を醸し出すための意図的な仕掛けである。
正殿には太祖(始祖)を初め、功徳のある王と王妃49位、永寧殿には太祖の4代目までの先祖など、主に没後、追尊された王と王妃、34位の神主が安置されている。
宗廟は建物と一緒に、祭礼や祭礼楽も保全され、1995年、宗廟がユネスコ世界遺産に、2001年には宗廟祭礼及び祭礼楽が世界無形遺産に登録された。宗廟のパンフレットより引用
宗廟への行き方
地下鉄「鐘路3街(チョンノサムガ)」駅から歩いて行きます。
1号線の場合は、11番出口です。
3号線、5号線の場合は8番出口が最寄りの出口です。
1号線の場合は、11番出口です。
3号線、5号線の場合は8番出口が最寄りの出口です。
宗廟を訪れる際の注意点
宗廟は、土曜日を除いて、自由観覧が制限されています。
ですので、ガイドと一緒に観覧することになります。
幸い、日本語ガイドのスケジュールはタイトに組まれているので、
他の言語に比べると待ち時間は少なく済みます。
日本語のガイドスケジュール(3月〜9月)は、オフィシャルサイトによると、
ですので、ガイドと一緒に観覧することになります。
幸い、日本語ガイドのスケジュールはタイトに組まれているので、
他の言語に比べると待ち時間は少なく済みます。
日本語のガイドスケジュール(3月〜9月)は、オフィシャルサイトによると、
- 09:00
- 09:40
- 10:40
- 11:40
- 12:40
- 13:40
- 14:40
- 15:40
- 16:40
とのことです。詳細は、オフィシャルサイトをご覧ください。
宗廟を撮り歩いてみた
鐘路3街駅から宗廟まで
僕は地下鉄3号線を利用して鐘路3街までやってきましたので、
8番出口から地上に出て宗廟に向かいました。
8番出口から地上に出て宗廟に向かいました。
宗廟に向かっていると、ビルの上に見覚えのある看板を発見しました。
"24 Guesthouse"
FCなのでしょうか??
そういえば、梨泰院にあった24 Guesthouseには”Itaewon”って入ってましたね。
そういえば、梨泰院にあった24 Guesthouseには”Itaewon”って入ってましたね。

韓国に来て驚いたのが、こちらの光景です。
駐車場が道路内にあるなんて、日本では見たことがないので驚きました。
そういえば、台湾でも、上海でもこういう光景は見ませんでしたね。
いや、むしろ台湾ではスクーターがよく止められてましたっけ…
駐車場が道路内にあるなんて、日本では見たことがないので驚きました。
そういえば、台湾でも、上海でもこういう光景は見ませんでしたね。
いや、むしろ台湾ではスクーターがよく止められてましたっけ…

宗廟近くまでやってきました。
ディープな雰囲気の路地を発見したので思わずパシャり。
全くお店が開いていなかったが残念です。
お店が開いていたらもっとディープな雰囲気を味わえたかもしれません。
ディープな雰囲気の路地を発見したので思わずパシャり。
全くお店が開いていなかったが残念です。
お店が開いていたらもっとディープな雰囲気を味わえたかもしれません。
いざ宗廟の中へ…
宗廟に到着しました。

写真には写っていませんが、向かって右手にチケット売り場の窓口があります。
土曜日であれば大人1枚でよいかもしれませんが、制限がかかっている日には、どの言葉を話すかも伝える必要があるようです。
チケットを購入する際に「日本人か?」と訊かれました。
土曜日であれば大人1枚でよいかもしれませんが、制限がかかっている日には、どの言葉を話すかも伝える必要があるようです。
チケットを購入する際に「日本人か?」と訊かれました。
ちなみに、入場料は、大人1人で1,000ウォンです。
日本円にして、約100円。
安い!!
日本円にして、約100円。
安い!!
時間になったら、門の入り口に集合し、ガイドさんについていきましょう。
入ってすぐのところから門を撮影しました。
石畳が3列に並んでいます。
右端と左端は歩いて大丈夫だそうですが、中央は歩いてはいけないそうです。
というのも、王様の魂の通り道になっているからだそうです。
宣靖陵でも同じように、真ん中をあるいてはいけないという注意書きがありました。
石畳が3列に並んでいます。
右端と左端は歩いて大丈夫だそうですが、中央は歩いてはいけないそうです。
というのも、王様の魂の通り道になっているからだそうです。
宣靖陵でも同じように、真ん中をあるいてはいけないという注意書きがありました。

どんどん進んでいきます。
斎宮一帯
この建物は、王族の方々が身支度を整えるための部屋だったそうです。
先代が亡くなった際に、次の王様が儀式に参加するために着用した衣装だそうです。

こちらは王族の方々が身を清める際に用いられた建物だそうです。
典祀庁一帯
正面にある小屋は、儀式に用いるための食べ物を作る調理場だったそうです。
そして、左側に見える二段高い石畳に、完成した料理品を並べて待機する場所だったそうですよ。
そして、左側に見える二段高い石畳に、完成した料理品を並べて待機する場所だったそうですよ。
ちなみに、宗廟には女性は入ることはできなかったそうで、
すべて男性の手で作られていたとのことです。
すべて男性の手で作られていたとのことです。
正殿
さて、いよいよ正殿に入っていきます。
簡単に言うと、功績を称えられた王様とその王妃様の位牌が祀られているところです。
そして、その向かいには、その家臣たちの位牌も祀られております。
簡単に言うと、功績を称えられた王様とその王妃様の位牌が祀られているところです。
そして、その向かいには、その家臣たちの位牌も祀られております。
僕が訪れた際には、日本人の参加者が片手で数えられる程度しかいなかったため、
正殿にギリギリまで近寄らせて頂けました。
僕が撮影した反対側が、宗廟のパンフレットの表紙の撮影ポイントだそうです。
正殿にギリギリまで近寄らせて頂けました。
僕が撮影した反対側が、宗廟のパンフレットの表紙の撮影ポイントだそうです。

続いて、正殿の全体像を撮影できる撮影ポイントに案内して頂きました。
正殿は横に長いため、斜めからでないと全体を撮影できません。
正殿は横に長いため、斜めからでないと全体を撮影できません。

今回の旅には、NikonではなくCanonを持って行ったので、
EF-S10−18mmをセットで持って行きました。
この機材構成で正面から撮影したのですが、
左右が若干切れてしまいました…
EF-S10−18mmをセットで持って行きました。
この機材構成で正面から撮影したのですが、
左右が若干切れてしまいました…
余談ですが、天下一武道会の武舞台っぽいですよね(笑)
永寧殿

こちらは、永寧殿と呼ばれる場所で、正殿の別廟として建てられたそうです。
正殿と比べると、やはり規模は小さいですね…
正殿と比べると、やはり規模は小さいですね…
今回訪れたところ(まとめ)
前述した通り、今回のガイドツアーの参加者は、
僕を含めて片手で数えることができる人数だったため、ゆっくりと説明を聞くことができました。
普段のツアーでは見せてもらえないような所も見せて貰えたので非常に満足しています。
入場料1,000ウォンと書きましたが、これはガイドツアー込みの金額です。
つまり、100円ほどでガイド有りの観覧ができるのは非常にありがたかったですね。
僕を含めて片手で数えることができる人数だったため、ゆっくりと説明を聞くことができました。
普段のツアーでは見せてもらえないような所も見せて貰えたので非常に満足しています。
入場料1,000ウォンと書きましたが、これはガイドツアー込みの金額です。
つまり、100円ほどでガイド有りの観覧ができるのは非常にありがたかったですね。
宗廟
地下鉄「鐘路3街(チョンノサムガ)」駅から徒歩5分
入場料金大人1,000ウォン
毎週土曜日、毎月最終水曜日(自由観覧)
2−5月、9−10月午前9時〜午後6時
6−8月午前9時〜午後6時半
11−1月午前9時〜午後5時半
平日・日曜日・祝日は観覧制限(ガイドと一緒に観覧する) オフィシャルサイトはこちら
最後までご覧頂きありがとうございました。
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