すでにお伝えしております通り、2019年のゴールデンウィークは「東北春の陣」と称して、東北地方の日本100名城と続日本100名城の攻城を行ってまいりました。
また、計画がかなり前倒しで進行してしまったため、時間的に余裕があったので東北地方だけに飽き足らず、更に新潟県までも攻めてまいりました。
これで真っ直ぐ帰って来ればよかったものの、折角なのでまだ攻城していない北関東の城も攻城することにしました。新潟県の城を攻城した後、群馬県で唯一残していた金山城を攻城し、続けてお隣の栃木県へと向かいました。
というわけで、本稿では栃木県内の日本100名城と続日本100名城を紹介します。
栃木県内で日本100名城と続日本100名城に指定されている城
栃木県内で日本100名城と続日本100名城に指定されている城は次の2城です。
- No.15「足利氏館」
- No.114「唐沢山城」
栃木県はたった2城なので攻城が楽でいいですね。しかもこの2城、自動車で移動すればまとめて攻城できるというのも楽なポイントです。
今回攻城した順番は番号通りでしたので、本稿では上の番号通りに紹介してまいります。
No.15「足利氏館」
まず最初に訪れたのは、足利市にある日本100名城No.15「足利氏館」です。
実際に訪れて驚いたのですが、足利氏館は真言宗で鑁阿寺(ばんなじ)というお寺でした。「足利氏」という名前がついております通り、足利尊氏に所縁のある場所です。
足利氏館の場所を地図上で示すとこちら。
それにしても、自動車で行ったのはいいのですが、足利市内は一方通行が多く、辿り着くまでにかなり手こずりました。なお、駐車場に関してですが、日本100名城巡りをしている人は境内に止めてもよいそうです。入り口にいた警備員の方が案内して下さいました。
まあ、こうやってみると普通のお寺ですよね。
ちなみに、スタンプは本堂の階段を登って左手に設置されておりました。御朱印集めに来ていた方々が並んでおりますが、まったく別の行列ですのでご注意ください。
No.114「唐沢山城」
つづいて訪れたのは、佐野市にある続日本100名城No.114「唐沢山城」です。
唐沢山城は、所在地の地名にもあります通り、佐野氏の居城でした。石垣が高く築かれているのが特徴的な古城で、関東の七名城のひとつに挙げられています。
上杉謙信に10度にもわたって攻められるという歴史をもっておりますが、何度も撤退させており、関東一の山城とまで言われております。しかしながら、江戸時代に山麓に佐野城が築城されたことによって廃城となってしまいました。
唐沢山城の場所を地図上で示すとこちら。
さて、ここからは実際の唐沢山城の様子を紹介してまいります。
ここが唐沢山城の入り口です。先ほど紹介しました通り、唐沢山城は山城ですので、山の上にありますが、この入り口までは車で来ることができるので、攻城は比較的楽でした。
ここから少しばかり歩きますと、スタンプが設置されている唐沢山神社の社務所に到着します。
社務所の近くには石段がありまして、石段を上って本丸跡へと行くこともできますが、迂回して本丸跡へ行くというルートもあります。今回は迂回して行ってみました。
迂回ルートからは唐沢山城の本丸跡の石垣を見ることができます。こうしてみると、唐沢山城の高く積まれた石垣が特徴的であることがよくわかります。
なお、本丸跡は現在唐沢山神社が建立されています。
唐沢山城からの眺望は素晴らしく、関東平野が一望できます。
この日は晴れていたので、かなり遠くまで見渡すことができました。
最後に
以上、栃木県内の日本100名城と続日本100名城を紹介いたしました。
栃木県は100名城に選出されている城が少なく、またスタンプがある場所まで車で行くことができるので、攻城が非常に楽でした。
すでにお伝えしております通り、東北地方の100名城は全城制覇済みであり、さらに、今回の栃木県の攻城をもって、関東地方の100名城も全城制覇となりました。
今後の予定ですが、47都道府県制覇も絡めて攻城の旅を行う予定でして、まずは九州地方を攻める予定です。その様子は、また改めて弊ブログで紹介いたします。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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