2018年5月。
ゴールデンウィークにシンガポールに行って来ました。
シンガポールはもともとマレーシアから独立した国家ですので、そのルーツを辿って行くとマレーに行き着きます。
そんなマレー文化の資料を展示しているのが、Malay Heritage Centre(マレー・ヘリテイジ・センター)です。
というわけで、本稿では、Malay Heritage Centreを紹介します。
Malay Heritage Centre
こちらの記事でもお伝えした通り、ホテルに荷物を置いた後、ホテルの近くにあるムスリムエリアに行ってみました。
ムスリムエリアの一角に、今回紹介するMalay Heritage Centreはあります。
Malay Heritage Centreの場所を地図上で示すとこちらになります。
庭園やギャラリー1とギャラリー2は無料で見学できるのですが、常設展示場は有料になっていて、受付で入場料を支払う必要があります。
入場料は、6シンガポールドル/大人です。
North Bridge Rdから行くとわかりにくいですが、Beach Rdから行くと看板が出ているのでわかりやすいかと思います。
「文化」という文字は中国語にもあるので中国語と同じフォントですが、「マレー」と「センター」のフォントはちょっと違和感がありますね。
「ン」の文字が「ソ」になってますし…
カタカナは難しいんですかね?
また、センターの英語表記がCentreとなっている点に、イギリスの植民地だったことの名残りを感じます。
Malay Heritage Centreの門を抜けると、庭園が広がっています。
正面に見える建物が常設展示場で、左にはチケット売り場とギャラリー1、2があります。
特別展示
ギャラリー1と2はTemporary Exhibitionになっていて、特別展示が行われています。
僕が訪れた時は、”Sirri na Pesse: Navigating Bugis Identities in Singapore”という展示が行われていました。
"Sirri na Pesse"とは、ブギス語で”栄光と誇り”という意味とのことです。ざっくり言うと、ブギス族に関する歴史的な資料の展示がされています。
こちらの展示は、2017年10月14日から2018年6月24日まで開かれています。
常設展示場
常設展示場は6つのパートから構成されています。
建物内は土足厳禁となっているため、入り口で靴を脱ぎます。入り口を入ると、左手にある階段をのぼっていくように促されます。
2階から1階に戻ってくるという順路になっています。
2階の展示
2階は、主に国や民族の発展の歴史のようなものが展示されています。
面白いなと思ったのは、展示の仕方です。
窓に展示されているのですが、ガラスに直接描かれているような見せ方をしてるんですよね。
よく見ると、紙をガラスで挟んでいて、外の光を利用して透けて見えるようにしているんです。
2階の展示場でよく見たワードは、JawaとかJawaneseという単語でした。
海を挟んですぐ隣ですからね。
頻繁に交流があってもおかしくありません。
1階の展示
2階の奥の階段から1階へと続きます。
1階の展示は、主に文化に関する資料が展示されていました。
例えば、古い映画だったり、あるいはレコードが展示されています。
中にはこんなものも…
古いタイプライターです。
キーボードを見ると、全くわからない文字が表示されています。
先ほど、古い映画が展示されていたと紹介しましたが、実際に当時の映画の一部が上映されていました。
話している言語はマレー語?なのかよく分かりませんでしたが、英語の字幕が表示されているので、ざっくりと内容はつかむことができました。
全部観てみたいですね。
最後に
Malay Heritage Centreの隣には、Gedung Kuningという建物があります。
Malay Heritage Centreと色が似ているので間違えて入って行っちゃいそうですね。
さて、Malay Heritage Centreですが、無料のガイドツアーもあります。ただ、英語と中国語のみの対応となっていて、日本語のガイドはありません。
展示物も英語での説明ばかりなので、英語が全くできないと辛いと思います。かくいう僕もキツかったです(笑)
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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