2018年1月。
ラオスからタイへと戻り、帰国までの数日間をバンコクで過ごすことにしました。
本当はシンガポールにでも行こうかと思っていたのですが、航空券が予算オーバーだった為断念。そこで、バンコク周辺でもまだ訪れていないところで行ってみることに。
その中の一つに、ワット・サマンがあります。
というわけで、ワット・サマンに行ってみたので紹介します。
ワット・サマン
ワット・サマンはピンクの象の神様の像が有名なお寺です。
ワット・サマンは、チャチェンサオという、バンコクの隣の地区にあります。
これがまた不便な場所にありまして…
しかも、『地球の歩き方』に行き方が載ってないんですよね…(オプショナルツアーの広告は載ってるのに…)
オプショナルツアー
先述の通り、非常に不便な場所にあるので、ツアーで申し込むのが楽で確実だと思います。ツアーですと、ワット・サマンの他にもいくつか廻ってくれるパッケージになってます。
代表的な旅行会社ですと、VELTRA やパンダバスでしょうか。価格は1800バーツが相場のようです。(セールで10%オフのこともありました)
個人で行く場合
僕のように、ケチって個人で行きたい人や滞在時間の縛りを受けたくない人向けに、ワット・サマンへの行き方を紹介します。
個人で行く場合、鉄道かロットゥで行くことになります。鉄道は安価に行くことができますが、本数が少なく、なかなかしんどいと思います。そんなわけで、僕はロットゥで行くことを選びました。
ここからはロットゥでの行き方を紹介します。
出発はエカマイ・バスターミナル
まず、出発はエカマイのバスターミナルになります。BTSエカマイ駅の2番出口から出て、トンロー方面にちょっと歩くとバスターミナルがあります。
ちなみに、日本人が大好きなパタヤビーチに行く場合もこちらのバスターミナルから出発することになります。
パタヤに行ってみた記事はこちら
バスターミナル内の中央の窓口に行くと、ロットゥのチケット売り場があります。その売り場の18番と番号が書かれた窓口に行くと、ピンクの文字で「ピンクガネーシャ」と聞かれた紙が貼ってあります。ここがチャチェンサオバスターミナルまでのロットゥのチケット売り場です。
ここで、99バーツ支払ってチケットを購入します。
すると、チケット販売員が車まで案内してくれるので、ついて行きましょう。
車に乗り込んで出発を待ちます。
ある程度人数が確保できると、いよいよ出発です。
ハイウェイをぶっ飛ばして走って行くのですが、ハイウェイを降りて少し走ったところにあるガソリンスタンドで給油&休憩時間があります。
約15分ほどの休憩です。公衆トイレが併設されていますし、セブンイレブンも併設されているので、用を足したり買い物をする方はこの時間に済ませておくと良いでしょう。
注意点ですが、給油が終わると車をセブンイレブンの前の駐車場に移動させてしまうので、戻ってきたら車を見失っちゃった…なんてことがないように気をつけましょう。
このガソリンスタンドからもうしばらく走ります。
仏教が圧倒的多数を占めるタイですが、教会もありました。建築物として非常に興味深いです。
もっとも、ここで降りてしまうと、終点のチャチェンサオのバスターミナルまで自力で行かなければならなくなってしまうので、今回は車の中からの撮影にとどめておきました。
チャチェンサオバスターミナル
先ほども書きましたが、ロットゥの終点は、チャチェンサオのバスターミナルです。
ロットゥを降りると、ピンクガネーシャの看板が立っているところにソンテオが待機しているので、ソンテオに乗り込みます。この時、ソンタオに乗っていたのは全員女性でして…ものすごく訝しげな目で見られてしまいました(汗)
もっとも、この後、男の子がやってきてくれたおかげで助かりました。ですが、座れなかったので、男3人で、後ろのステップに立ち乗りです。
なお、料金は30バーツです。
ソンテオの場合、自分が降りる場所に着いたらブザーを鳴らしてドライバーに伝えるのがルールなのですが、ワット・サマンにはブザーを押さなくても止まってくれました。
ソンテオを降りたら、運転席に行き、ドライバーにお金を渡しましょう。優しいドライバーなら、「帰りのソンテオ乗り場もここだぞ!」的なことを言ってくれます。
ソンテオに乗っている最中に見かけた子供用の乗り物。バンコクでは見かけない代物だったので興味を惹かれました。
帰り方
さて、ワット・サマンからバンコクへの帰り方ですが、元来た道を辿るだけなので、難易度は低いとです。
ワット・サマンの入り口で待機しているソンテオに乗って、チャチェンサオバスターミナルまで移動します。
帰りのソンテオで撮影。帰りも座れなかったので後ろに立っています。
バスターミナルに到着後、バスターミナル内のチケット売り場で、「エカマイ!エカマイ!」と言っているスタッフに話しかければチケットを購入できます。
料金は往路と同じく99バーツです。
あとはロットゥに乗ってエカマイまで移動するだけです。
ワット・サマンの様子
それでは、ワット・サマンの様子を紹介します。
ワット・サマンの入り口です。この建物の右手にある通路を歩いて行くと、ピンクガネーシャにたどり着けます。
ちなみに、帰りのソンテオ乗り場はこちらになりますので覚えておきましょう。
ここをまっすぐ歩いて行くと、ピンクガネーシャです。
ピンクガネーシャ
こちらがピンクガネーシャです。
写真だとあまり大きく見えないかもしれませんが、結構な大きさでした。
ピンクガネーシャの台座の壁にもガネーシャの姿が。こちらは金色ですので、ゴールデンガネーシャでしょうか。
ピンクガネーシャの向かいの建物には仏像がいくつかありまして。参拝に来た方々はこちらの仏像に金粉のようなものをペタペタと貼り付けておりました。
ピンクガネーシャ以外も派手め
ピンクガネーシャはなかなかインパクトが強かったですが、ワット・サマンにあるものはピンクガネーシャ以外もインパクトが強いものが多いです。
なかなか派手な色使いかと。
ナーガの胴体なんて、レインボーですからね。
ラオスの寺院と比べたらあまりにも派手で驚きました。
こちらは家族でお参りに来ていた方々です。
タイの寺院では決して珍しくない光景です。
食事事情
ここからはワット・サマン周辺での食事を紹介します。
ワット・サマンの周辺にはマーケットが開催されています。そのほとんどがTシャツや雑貨なのですが、中には食べ物を売っているところも。
ふらっと立ち寄ったところで売られていたので、買ってみました。1本10バーツだったかな?
早速口にしてみると、フレンチトーストでした。
つづいて、マーケットの近くで営業している食事屋に入ってみました。
注文したのはカオマンガイとコーラです。
ここを経営している家族の子供(と思われる小さな女の子)が何やら「○○は要る?」みたいなことを聞いてきました。
何がなんだかわからなかったのですが、どうやらコップを指差していたのでコップは要るか聞いてきたようです。コップをもらうことに。
すると、コップの中に氷を詰め始め、氷がたくさん入ったコップを持ってきてくれました。 嫌な予感しかしなかったのですが、「過去にベトナムでもお腹を壊さなかったし大丈夫だろう」と思いトライすることに。
しばらくしてカオマンガイが運ばれてきました。
35バーツだったのですが、値段相応の量ですね。
ちなみに、その後、見事にお腹を下しました(苦笑)
ワット・サマンで見つけた面白いもの
さて、ここからはワット・サマンで見つけた面白いものを紹介していきます。
僧侶の像で遊ぶ
まず最初に紹介するのは僧侶の像です。
これくらいはまあ何でもないでしょう。
ですが、この像を使ってこんなことをしているタイ人を見つけました。
いいの?僧侶の像でこんなことをしていいの?
さらに、この像を見ていて何かに似てるなと思ったんです。
ドラゴンボールで太陽拳を防ぐために亀仙人からサングラスを拝借したあの人……
「クリリンのことかー!!」
ね?クリリンに似てません??
著作権的に大丈夫?
さらに、ワット・サマンでは法的に大丈夫なのか心配になるものをいくつか見かけました。
ん?パーマンバッジはどこいった??
しかも、パーマンのシャツって赤でしたっけ??
「クリリンのことかー!!」
と言いたいところですが、これ、通常時の悟空を金髪にしただけのような……
ま、眉毛が……
どうした?ピ○チュウ
さらに色々と心配になったのがこちら。
キャ、キャ●テン・アメリカ??
でも…さっきのパーマン同様、コスチュームの色が違うぞ……
なぜ緑になった??
最後に
フリーザのデスボールを彷彿とさせますね…
『地球の歩き方』には載っていない場所もいうこともあり、日本人は数えるほどしか見かけずタイ人ばかりが目立ちました。
また、Lonely Planetにも掲載されていないようで、欧米人は0でした。
そういえば、中国人や韓国人にも遭遇しませんでした。そういう意味では、かなりの穴場スポットと言えます。いえ、ただの穴場スポットではなく、なかなかのB級スポットではないでしょうか。
そんなわけで、英語はほぼ通じないと思って行った方が良いです。
また、移動にかなり時間を要するので、個人で行く場合には1日がかりで行くことを覚悟していって下さい。僕も朝から出ていって、結局バンコクに戻ったのは午後5時を回ってしまいました。
それではー!
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- 作者:鳥山明
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最後までご覧頂きありがとうございました。
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