2017年12月。
Peach Aviationでチケットを取りまして、2017年最初で最後の週末台湾弾丸トラベルを行ってきました。
今回の旅の計画とMM859便搭乗記はこちら
今回の旅のテーマは、「FUJIFILM X100Fで台湾の老街を撮りまくる」でした。地図を眺めていると、金瓜石はまだ行ったことがないことを思い出し、しかも老街があることも確認できたので、台北市から足を延ばしてみることに。
老街の写真は別稿で紹介するとして、本稿では、台北市内から金瓜石(九份も含む)へ、バスで行く方法について紹介します。
金瓜石
金瓜石は、九份の先にある場所で、その昔、九份と並んで金鉱として栄えた街でした。
ですが、今となってはすっかり寂れてしまい、現在は当時に資料が展示されている等、観光地となってしまっています。
そんな金瓜石に、何故わざわざ行くのか?老街の存在もそうですが、果たしてそこに何があるのか、この目で確かめてみたくなり、訪れてみたわけです。
金瓜石への行き方
金瓜石は九份よりも奥にあります。すなわち、九份と行き方はほぼ同じです。ただちょっと違うのは、九份よりもバスに乗っている時間が長いということです。
九份への行き方はこちら
上記の記事内でも紹介した通り、台北市内から行くのであればバスがもっとも楽で良い方法です。というわけで、1062系統バスに乗って、金瓜石まで行ってみました。
なお、バス停が再び変更になったようなので、2017年12月時点の情報を本稿に載せておきます。
忠孝復興站
変更になったのは、始発のバス停です。忠孝復興站にバス停がある点では従前と同じなのですが、バス停の場所が移動しています。
最寄りのMRTの出口は2番になります。
2番出口から出て、歩いて1〜2分の場所にバス停があります。
大通り沿いにバス停があるので迷わないかと思います。
松山站
こちらについては、2015年に1062系統バスに乗った際に立ち寄ったか記憶にないのですが、MRT松山駅近くのバスターミナルにも立ち寄りました。
もし、宿泊施設が松山区で、MRT松山駅の方が近い!という方はこちらを利用した方が良いでしょう。
瑞芳からの途中乗車
1時間ほどバスに乗っておりますと、瑞芳という駅に停まります。瑞芳は、鉄道で九份に行く場合の最寄駅になりますが、鉄道組はここからバスに乗って来ますので車内は非常に混雑します。確実に座りたいなら、やはり台北市内からバスに乗っていくことをオススメします。
バスは瑞芳から山道を走って行きます。
途中、大勢の人が降りる場所が九份ですが、今回の目的地は九份ではありませんので、そのまま乗車です。ここからは未知の領域です(笑)
九份から金瓜石まで
九份から金瓜石までの間にもいくつかバス停はあるのですが、ポイントは1箇所だけです。
それが黄金博物館前です。
当初の計画では、こちらで下車する予定だったのですが、まだ先だと勘違いしてしまい降りるタイミングを逸してしまいました。
結局、終点の金瓜石勧済堂まで行ってしまいました(笑)
金瓜石・九份から台北市内へ戻るには
続いて、金瓜石や九份から台北市内に戻る方法について紹介します。と言っても、特別何か必要なわけではなく、下車したバス停の反対側の車線にあるバス停に乗って、同じく1062系統のバスに乗るだけです。
往路では九份で大勢の人が降りましたが、復路はその逆で大勢の人が乗って来ます。
金瓜石から乗車する場合はあまり気にする必要はありませんが、九份から乗る方は確実に座れるとは限りませんのでご注意下さい。
もし時間に余裕があるのであれば、そのまま台北市内に戻るのではなく、一度基隆に立ち寄って、基隆を観光してから台北市内に戻るというのも手かと思います。基隆からであればバスの本数も多いですし、座れる可能性も高くなりますので。
九份から基隆への行き方、基隆から台北市内への行き方はこちら
最後に
台湾(特に台北)を訪れた際には、悠遊カードを持っていると非常に便利だというのは各情報誌やガイドブック、ブログなんかでも紹介されているので、ご存知の方も多いかと思います。この1062系統バスに乗車の際も、悠遊カードが利用できます。
始発から金瓜石まで乗ってみたところ、料金は109NTDでした。ですので、往復分はしっかりチャージしておきましょう。
そういえば、桃園国際空港の第1ターミナルのバス乗り場に、こんな機械が設置されていました。
悠遊カードの販売機兼チャージ機です。2016年に訪れた時にはなかったと思うのですが……
「自販機を操作して購入するのはちょっとハードルが高いな…」
という方は、空港内であれば「電子票證聯合服務櫃檯」という窓口で購入も可能です。日本語での案内もあるそうです。悠遊カードがあれば、MRTはもちろん、路線バスの利用のハードルもグッと下がるので是非ゲットしてみてください。
それではー!