今日もアジアの片隅で

「旅」と「写真」をメインテーマにしてます。

1062系統バスの終点にある「金瓜石勸濟堂」と金瓜石にある老街「祈堂老街」に行ってみた!

2017年12月。

Peach Aviationでチケットを取りまして、2017年最初で最後の週末台湾弾丸トラベルを行ってきました。

今回の旅の計画とMM859便搭乗記はこちら

旅の計画に関する記事でも書きましたが、今回の旅のコンセプトは、

FUJIFILM X100Fで台湾の老街を撮りまくる

です。2日目は、台北市内から1062系統バスに乗って、金瓜石にある祈堂老街を訪れてみました。

というわけで、本稿では、祈堂老街とその周辺を紹介いたします。

金瓜石勸濟堂

下の記事でもお伝えしましたが、1062系統バスに乗ったはいいものの、当初降りるつもりだった場所で降りることができず、終点まで行ってしまいました。

もっとも、終点まで行っても歩いて祈堂老街に行けるので助かりましたが…

1062系統バスの終点は、勸濟堂という場所でして、近くには金瓜石勸濟堂というお寺があります。

折角なので、立ち寄ってみることにしました。

建物内をズカズカと進んで行きます。

奥にある階段を上って、最上階へ

最上階からは、九份の街並みを見渡すことができます。

九份からの景色を見る機会は多くても、九份を外から眺めるなんてなかなか無いかと思います。

なお、金瓜石勸濟堂の目玉はこちら

屋根の上に鎮座している像です。雰囲気的に関羽に見えるのですが、実際のところはわかりません…

國際終戰和平紀念園

さて、本来の目的である祈堂老街を目指して歩き始めました。 何となく、「あの辺かな〜?」なんてアタリをつけながら歩きます。

すると、途中で國際終戰和平紀念園という公園があったので立ち寄ってみることに。

ここ、金瓜石は日本統治時代に、金の採掘で栄えたそうで。結果、第二次世界大戦の折にも、色々と影響があったようです。

慰霊碑には、捕虜となった人々の名前が刻まれていました。

カンチャナブリーを訪れた時もそうでしたが、改めて色々と考えさせられました。

祈堂老街

國際終戰和平紀念園を後にし、祈堂老街に向けて再び移動です。

と言っても、もう目と鼻の先に目的地である祈堂老街があるわけですが……

もともと、祈堂老街は坑夫たちの生活の拠点として栄えていたそうなのですが、金瓜石が閉山になってからというもの、どんどん寂れていったそうで…

もっとも、近年は、若いアーティストが移り住んで来て、創作活動の拠点になっているとか。

台湾という異国の地でありながら、どこか懐かしさを感じる祈堂老街の様子をご覧ください。

祈堂老街は、山の中にあるということもあって、とにかく階段が多いです。

しかも、迷路のように入り組んでいるため、油断すると迷子になってしまいそうです。

上の写真にはカフェが写っていますが、左手の建物は駄菓子屋さんでした。

人が住んでいるのだろうか?

と疑問に思いましたが、家屋の中からはテレビの音が流れて来てました。

また、先ほど紹介した写真にも写っていたように、営業中のお店もありましたしね。

表を歩いている人は見かけませんでしたが、確かに人々の生活感を感じることができました。

最後に

前日に訪れた三峽老街と剝皮寮老街の二つの老街とは異なる雰囲気の老街でした。

今回訪れた祈堂老街は、台中の南東にある車埕老街に近い雰囲気がありました。

一口に「老街」と言っても、違った雰囲気や構造、文化を見ることができるので興味深いですね。

X100Fは、そんな老街を撮るのに気持ちを盛り上げてくれる良いカメラです。

それではー!

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