前稿でもお伝えしました通り、ANAを利用して羽田空港から根室中標津空港へと飛びまして、道東を旅してまいりました。
上の記事にもありますとおり、摩周湖に行くことも目的の一つだったのですが、摩周湖に行くだけでしたら女満別空港に飛んだ方が都合がよいです。しかしながら、今回は女満別空港ではなく、根室中標津空港を利用した理由は、根室も目的地の一つだったことによります。
根室を訪れた理由は、日本の最東端と最東端駅を訪れるためです。
日本の最端駅については上の記事内で紹介しておりますので、そちらをご覧いただければと思います。
というわけで、本稿では、日本の最東端と最東端駅について紹介いたします。
日本の最東端もろもろ
日本の最東端ですが、今回訪れた最東端は3つあります。それぞれ以下の通りです。
- 日本の最東端駅:東根室駅
- 日本の有人最東端:根室駅
- 日本の最東端地:納沙布(のさっぷ)岬
北方領土の四島を含めると最東端は納沙布岬ではないのですが、ひとまず納沙布岬を最東端の地としております。
それでは、それぞれ紹介してまいります。
日本の最東端駅:東根室駅
日本の最東端駅は、東根室駅という駅になります。
東根室駅を地図上で示すとこちら
根室駅よりも少し東側にあることがお分かりいただけるかと思います。
そんな東根室駅ですが、実際はどんな駅なのか?ストリートビューで予習していくなんてことはせず、楽しみにして行ってみました。
カーナビに従って行きますと、民家と民家の間にある狭い道に入って行きますと……
ありました。日本最東端の駅、東根室駅です!
駅舎などの建物はなく、プラットホームと駅名標、それと時刻表のみが設置されている無人駅でした。
このくたびれ感がたまりません。
さて、時刻表を確認してみると、5分後に入線予定であることがわかりました。というわけで、5分ほどホームで時間を潰して待機します。
その間、何名か東根室駅を見ようと訪れてきました。
そして、遠くからヘッドライトが近づいてまいりました。
一両編成です。車内をみると、乗客がいるのを確認できました。中には乗り鉄と思われる方の姿も……
東根室駅を訪れていた人々は、どうやら僕と同じ観光客のようで、誰一人として列車に乗る人はおりませんでした。また、降りる方もいませんでした。
定刻になったため、列車はゆっくりと加速し、次の駅へ。
東根室駅周辺は、お店などもなく、民家ばかりです。ですので、不必要に騒いだりしないよう、要注意です。
日本の有人最東端駅:根室駅
続いて紹介するのは、日本の友人最東端駅、根室駅です。
根室駅を地図上で示すとこちら
根室駅は最東端の始発・終着駅でもあります。
駅舎全景を写した写真があればよかったのですが、残念ながら持って行ったカメラでは全景を撮影することができず、根室を示す看板を撮影してまいりました。
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根室駅前には、ちょっとした駐車場がありまして、そこに車を止めることができました。また、駅周辺には食堂もありまして、花咲カニを提供しているお店もありました。カニが好きな方には良い場所ですね。
日本の最東端地:納沙布岬
最後は、日本の最東端の地、納沙布岬です。
納沙布岬の場所を地図上で示すとこちら
以前、波照間島に行って日本の最南端にタッチして帰ってきた際に、
いずれ北も東も西も制覇したい
と思いまして、今回、その内の一つを達成することができました。
晴れていれば、ここから北方領土を見ることが出来るそうなのですが、この日は生憎の天気だったため、何も見えず……仕方ありませんね。
なお、納沙布岬には飲食店やお土産屋がありまして、食事や買い物をすることもできました。車で訪れる人ももちろんおりましたが、ライダーの姿の方が目立ちました。やはり夏の北海道はバイクでのツーリングに訪れる方が多いですね。
納沙布岬からもう少し道を進んで行きますと、灯台があります。こちらの灯台は、北海道で最初にできた灯台という歴史があります。
オホーツクの海を照らし続け、船乗りたちの道しるべとなっていたんですね。
最後に
納沙布岬から根室市街地に向かって走っている最中、道端を歩いている動物を発見しました。よく見てみると、キタキツネでした。
前稿の摩周湖の記事でも書きましたが、根室では野生動物に遭遇しております。道路標識に「エゾシカ注意」と書かれたものがありまして、「本当に出るのかな?」なんて思って運転しておりましたら、道端に立っていたエゾシカに遭遇しました。
その時はすっかり陽が落ちてしまっていたため、ヘッドライトに照らされた光の中に急に姿が現れたものですから流石に焦りました。
北海道は自然豊かな土地ですが、道東は野生動物たちにもよく遭遇しますので運転には要注意です。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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