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「天空の城」や「日本のマチュピチュ」の異名をもつ日本100名城No.56「竹田城」に行ってきました!

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2019年8月に、羽田空港から神戸空港に飛びまして、兵庫県内の日本100名城と続日本100名城の攻城に行ってきました。

同年2月には世界文化遺産に登録されている「姫路城」と、「明石城」を訪れておりましたが、兵庫県内の他の100名城は手付かずでした。

兵庫県内の日本100名城と足日本100名城は、県内全域に広がっていて散らばっていて、すべてを回るのは、なかなか骨が折れます。

レンタカーで回ればかなり時間は節約できますが、駐車場と言う別の問題が生じます。

今回は事前に調べた結果、鉄道で回った方が良いと言う結論に怒ったので、青春18きっぷで回ることにしました。

さて、兵庫県内の日本100名城の中には「天空の城」、「日本のマチュピチュ」と称される竹田城があります。テレビCMでも使われたことがあるので、一度は目にしたことや「竹田城」という名前を耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思います。

今回は、その「竹田城」に行って参りましたので、本稿ではその様子を紹介いたします。

日本100名城No.56「竹田城」

まずは簡単に竹田城について紹介します。

竹田城の概要

竹田城は、1441〜44年あたりに築城されたとされています。標高約354mの山頂部に本丸が築かれた、いわゆる山城です。

雲上に浮かぶ城の姿は非常にあのテレビCMで広くお茶の間で目にすることにもなったので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

築城者は山名宗全ですが、羽柴秀吉の但馬攻略によって落城してしまいます。その後、赤松広秀が城主となり、整備したと考えられています。

赤松広秀は後に徳川家康によって切腹させられ、その生涯に終止符が打たれると、竹田城もまた廃城となり、その歴史に終止符を打つこととなりました。

さて、そんな竹田城はどこにあるのか?地図上で示すとこちらになります。

地図でもお分かりいただける通り、周辺も山に囲まれた場所にあります。麓までJRで行くことができますし、冒頭にも紹介しましたとおり、青春18きっぷを利用していきましたので、JRを利用しての行き方も合わせて紹介いたします。

観覧時刻にご注意を!

竹田城は、時期によって観覧時刻が決まっているので注意が必要です。いざ行ってみたけど見学できなかった…なんてことにならないように予めチェックしていきましょう。

また、冬は閉山によって見学できないこともありますので、こちらも併せて注意が必要です。

詳細は、朝来市のページに紹介されておりますので、リンクを貼っておきます。

旅情を盛り上げてくれるJR播但線

竹田城の最寄駅である竹田駅はJR播但線という路線上に設置されております。

播但線は姫路市の姫路駅から朝来市の和田山駅を結ぶ路線です。

この時は、前稿で紹介した赤穂城から向かったので、姫路駅から竹田駅へと向かいました。

乗り換えなしで竹田まで行けるかな?と思ったのですが、残念ながら姫路駅からは福崎駅もしくは寺前駅までしか運行しておらず、竹田駅まで行くには乗り継ぎが必要でした。

姫路駅で乗った際には結構な乗車人数がいたので、「こんなに利用者がいるのか!」と驚いたのですが、寺前駅に到着する頃にはほとんどの方が降りていて、観光客ばかりになっておりました。

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正直、鉄道車両にあまり明るくないので詳細は言及できませんが、なかなかレトロな雰囲気の車両で、旅の気分を盛り上げてくれました。

寺前で乗り継ぎ、和田山駅方面へと向かいます。なお、竹田駅は和田山駅の一つ手前になりますので、播但線をほぼ走破したことになりますね。

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目的地、竹田駅に到着です。

平日ということもあったので、下車したお客さんは自分も含めて片手で数えることができるほどでした。

中にはいかにも「お城めぐりしてます」という感じの方もいて、勝手に親近感を持っておりました(笑)

城跡へは軽い登山

さて、先ほども紹介いたしましたが、竹田城は本丸が標高約354mに位置する山城です。つまり、城跡を見るには山を登らなければならないということです。

登山ルートは複数あるのですが、今回は一番距離が短い駅裏登山道のルートから登ることにしました。

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こちらが駅裏登山道の入り口です。

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こんな感じの道をひたすら登っていきます。途中、空の様子が怪しくなってきたので雨が降るかなと思ったのですが、その予想は的中してしまいまして、雨の中での登山となってしまいました。

なお、竹田城に行く計画を立てた段階で山登りをしなければならないと覚悟しておりましたので、山登りできる格好で旅をしておりました。もし本丸まで行こうとお考えでしたら、動きやすい格好で行くことをオススメします!

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ようやく山頂付近に到着しました。この時点で既に肩で呼吸をしておりました。駅裏登山道のルートは距離こそ短いものの、なかなかしんどいルートでした。

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それにしも、よくこんなところに石垣を作ったなと感心させられます。働き手となった方々の苦労が容易に想像できますね。

ちなみに、この時はまだ外国人観光客も多く来日していたため、竹田城を観光しにきた外国人ファミリーの姿も目にしました。竹田城を訪れるなんて、なかなかマニアックな観光をしてますよね。

さて、竹田城は観覧ルートが定められておりまして、そのルートにしたがって観覧することになります。

詳しくはこちらのサイトに掲載されておりますので、そちらをご覧いただければと。

テキストで説明いたしますと、

  • 北千畳(雨天等、足元が悪い場合は進入不可)
  • 三の丸
  • 二の丸
  • 本丸(天守台)
  • 南二の丸
  • 南千畳

という流れになります。

天守台からは南二の丸・南千畳の方を見下ろすことができまして、

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「日本のマチュピチュ」と呼ばれる所以の景色を見ることができます。

ただ、先ほども書きました通り、雨が降ってきまして、しかも雨足がドンドン強くなるという始末。

加えて、列車の時間も迫ってきたため、ゆっくりと見ることが叶わず…

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南二の丸から本丸の写真を撮って、竹田駅へと向かいました。

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下山ルートは、表米神社登山道というルートで下山いたしました。

駅裏登山道よりは傾斜は緩やかでしたが、雨が降っていたということもあって足元の状態はあまりよくありませんでした。

やはり運動靴などの動きやすい格好で行くことは必須だと確信した瞬間でもありました。

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山を下りると、表米神社に到着です。準備運動をしないで登った自分が悪いのですが、下山したころには脚がブルブルと震えてしまいまして、生まれたての子鹿状態になってしまいました。

竹田城を訪れる方、登る前には十分な準備運動を!

最後に

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というわけで、日本100名城No.56「竹田城」を紹介してまりました。

兵庫県内の100名城で最も行ってみたい城だったことから満足度が高い城でした。強いて言えば、天気が良ければなぁといったところです。

今回は城跡を中から見たのですが、雲上に浮かぶ姿を見たい!という方は、立雲峡という場所から眺めることになりますのでご注意を!

それではー!


最後までご覧頂きありがとうございました。

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