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長崎の世界遺産の一つ「小菅修船場跡」へ行ってみたら超穴場スポットだった!

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2018年3月。

47都道府県制覇に向けて、まだ訪れたことがない土地を訪れようと長崎へ行ってきました。

当初、端島(軍艦島)と長崎ランタンフェスティバルを撮影することが目的でしたが、それ以外にも何かないかなと思い、Google Mapを眺めていると、気になるスポットを発見しました。それがタイトルにもあります、小菅修船場跡です。

端島(軍艦島)と長崎ランタンフェスティバルの記事はこちら

というわけで、小菅修船場跡へ行ってみましたので紹介します。

小菅修船場跡

今回紹介する小菅修船場跡ですが、日本最古の蒸気機関を動力とする曳揚げ装置を整備した洋式スリップ・ドッグです。通称、「ソロバンドック」の名で親しまれていたそうです。

もともとは、1869年に外国船の修理を目的とした設立された施設だったのですが、1870年に明治政府が買収し、長崎製鉄所が管理をしておりました。さらに1887年に三菱に所有権が移転しています。

現在は国の史跡に指定されています。

また、2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界遺産に登録されている場所です。

小菅修船場跡の場所を地図上で示すとこちらになります。

小菅修船場跡へは長崎バスが便利

小菅修船場跡は市街地から結構離れているので、バスで行くのが楽です。

長崎新地ターミナル又は市民病院前から長崎バスに乗車し、小菅町という停留所で下車です。 f:id:tidus_tabilog:20210907141525j:plain

上の写真は市街地に向かう側のバス停です。このバス停の右側を覗くと、すぐに小菅修船場跡が見えます。

長崎バスの路線図のリンクも貼っておきますので、参考になればと思います。

http://www.nagasaki-bus.co.jp/bus/pdf/bus_shigaitirosenzu20180201.pdf

小菅修船場跡は穴場スポット!?

さて、小菅修船場跡へとやって参りましたが、最初、入るのを躊躇してしまいました。

というのも、見学に来ている人が皆無だったからです。

まあ、ここまで来て見て帰らないのももったいなかったので、とりあえず敷地内に入ってみました。警備員の方がいらっしゃいましたが、特に何も言われなかったので大丈夫だったようです。

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というわけで、早速写真を撮らせてもらいました。

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これがスコットランドから取り寄せたという、曳揚げ装置の一部でしょうか。

いや、おそらくオリジナルのものではないでしょうね。そんなに機械が長持ちするとは思えません。 f:id:tidus_tabilog:20210907141632j:plain

レールの上に台がありますが、この上に更に船を乗せる用の船架があったそうです。その船架がそろばん状だったので「ソロバンドック」と呼ばれるようになったんだとか。

この状態だと、カタパルトの上にモビルスーツが載っていて、

「アムロ、行きまーす!」

って飛び出していきそうですよね。 f:id:tidus_tabilog:20210907141703j:plain

当然ですが、目の前はもう海になっています。

見学している最中、三菱の関係者と思われる方が一人やって来たぐらいで、観光客は皆無でした。穴場中の穴場ですね。

最後に

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「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界遺産に登録されている小菅修船場跡でした。

小菅修船場跡を「超穴場スポット」とタイトルでは書きましたが、実際のところ、小菅修船場跡の周りには民家ばかりで他に見るものがなく、なかなか訪れにくいのかなと思いました。

市街地は見尽くした!という方、訪れてみてはいかがでしょうか?

それではー!

ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】

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