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ラオスだけどベトナム様式の寺院、Wat Pha Bat Tai(ワット・パバートタイ)に行ってみた

2018年1月。

ラオスの世界遺産都市、ルアンパバーンという街に行ってきました。

ルアンパバーン滞在3日目は、自転車に乗ってちょっと遠くにある寺院巡りをしてきました。

ルアンパバーン滞在3日目のダイジェスト版はこちら

本稿では、滞在3日目に巡った寺院の中の一つ、Wat Pha Bat Tai(ワット・パバートタイ)を紹介します。

なお、ダイジェスト版の記事では、Google Map上の表記にあわせておりましたが、本稿では『地球の歩き方 ラオス』の表記に合わせております。あらかじめご了承ください。

Wat Pha Badd Tai(ワット・パバートタイ)

Wat Pha Badd Tai(ワット・パバートタイ)は、ルアンパバーンの市街地から少し離れたところにある寺院です。

後ほど、地図上でワット・パバートタイの場所を示しますが、徒歩で行くのは厳しいです。

ですので、自転車などで行くことをオススメします!

さて、ワット・パバートタイですが、ルアンパバーンでは珍しく、ベトナム様式が採用されています。

ルアンパバーンの主要な寺院では、ルアンパバーン様式が採用されていましたからね。

ルアンパバーンの主要な寺院を訪れた記事はこちら

もともとは17世紀に建立されたそうですが、1833年に本堂が焼失してしまったそうです。その後、在住ベトナム人と中国人の働きかけによって再建され、現在に至っているようです。

なお、ワット・パバートタイを地図上で示すとこちらになります。

地図上では迷いそうもないかもしれませんが、実際に行ってみると若干わかりにくいです。

目印になりそうなものを撮影してきましたので、ここで紹介したいと思います。

メコン川側の歩道に、このような看板が立ってます。この看板のすぐ近くには、下の写真のような路地があります。

この路地を奥まで進むと、ワット・パバートタイの入り口があります。

ワット・パバートタイの入り口

ダイジェスト版でも書きましたが、門が閉ざされていたので開いていないと思って門の外から写真を撮っておりました。

すると、中から人が出て来まして、中に入るように促されました。

拝観料は10,000キープです。

門を潜ると、正面に塔が建っていますが、ここで拝観料を支払うことになります。(便宜上、こちらの塔を「中央塔」と呼ぶことにします。)

向かって中央塔の右手には池があります。

中心には祠のようなものがありまして、内部に何かあったので、よく目を凝らしてみると…

仏像が安置されていました。

ご丁寧に網まで張られて……ちょっとした監禁ですね(笑)

寝仏

先程の池の後ろには、ワット・パバートタイの中で最も高い建物があります。

その建物の屋根には金色の仏塔が設置されていました。

仏塔の下には、黄金の大仏が安置されていました。

また、この建物の1階部分の中に入ることができます。入ってみると、何かには黄金の寝仏の姿が。

この寺院も色々な仏像を見ることができて面白いですね。

黄金の仏塔

先程の寝仏が安置されている建物のすぐ隣には、もう一つ黄金の仏塔が設置されていました。

これまで見てきた寺院に置かれていた仏塔とは様式がガラッと異なりますね。過去にもこのような様式の仏塔を見たことがあったかな???

食堂(のような建物)

中央塔の真後ろにあった食堂のような建物です。

大きなテーブルと、15脚ほどの椅子が並べられていました。

この時は、先ほど中に入るように促して来た係員が横になってくつろいでおりました(笑)

興味深い壁画

続いて、食堂のような建物の写真の左手側にある建物内の様子です。

天井には舟が吊るされていて、奥には、肌色の仏像(?)が安置されていました。

柱に漢字が書かれていることから、中国人の働きかけによって再建されたというのもうなずけます。

また、こちらの建物内の壁には壁画が描かれておりました。

中でもこちらの絵に興味を惹かれまして…

一体どんなエピソードがモチーフになっているのかが非常に気になります。

『家政婦は見た!』

みたいな感じですよね(笑)

本堂

今度は、向かって食堂の右側にあった建物に行ってました。

こちらの建物が一番大きかったので、本堂にあたる建物かと思います。

建物の入り口には、壁画が描かれておりました。

ルアンパバーンは壁画が描かれている寺院が多いですね。

壁画が特徴的だった寺院に関する記事はこちら

履物を脱いで堂内に入ってみました。 正面には、こちらにもまた肌色の仏像が安置されていました。

金だったり、青銅だったり、あるいは石だったりすると「仏様」って感じがするのですが、肌色だと変に人間ぽさが出ますよね……

サンセットビュー

さらに食堂の裏手に回れるようだったので、奥へと進んで行ってみました。

実は、この寺院の特徴でもあり、オススメのポイントでもあるのですが、寺院の裏手にはすぐメコン川が流れております。

しかも、周りを遮るものがないので、夕日を眺めることができるのです。

観光客が少ないので、メコン川とサンセットビューをゆっくりと楽しむことができます。

ちなみに、メコン川側にも大仏が安置されています。

ルアンパバーンで訪れた寺院の中で、大仏の数が一番多い寺院でした。

最後に

僕が訪れた際には観光客は全くおらず、僧侶が一人、壁画を見ていただけでした。滞在中も観光客は全然訪れてきませんでしたし、穴場なスポットだと思います。

ルアンパバーンでよく見る寺院の様式とは異なる様式ですので、違いを楽しむのも良いでしょう。それと、壁画は本当に面白いですよ!!

それではー!


最後までご覧頂きありがとうございました。

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