2017年12月。
この年最後のフライトは、ANAのNH847便で東京・羽田空港からタイ・バンコク・スワンナプーム国際空港へ飛ぶという流れでした。
これまでも何度かバンコクを訪れておりましたが、カオサンロード付近に宿泊したことはありませんでした。今後、バンコクを語る上でも、一度はカオサンロード付近に宿泊してみようと思い、カオサンロード近くの宿に宿泊してみました。
空港からカオサンロードに直接移動したのですが、その際に利用したS1バスが便利だったので紹介いたします。
バックパッカーの聖地・カオサンロード
カオサンロードはバックパッカーの聖地と呼ばれ、世界各国からバンコクへとやってきたバックパッカーが集まる場所として有名でした。
『深夜特急』でもとりあげられたので、『深夜特急』でその存在を知った人も多いのではないでしょうか。
当時は旅に必要なものが安く手に入ったそうなのですが、現在ではすっかり観光地になってしまい、物価は大して安くありません。
以前、カオサンロードを訪れたことがありましたが、正直、他の場所で買った方が安い物もありました。
ですが、それでも何故か惹きつけられる「何か」がカオサンロードにはあります。また、前述の通り、バンコクに来てカオサンロード付近の安宿に泊まらずしてバンコクの安宿を語るのもどうなのか?という自分の中での変なこだわりもあって、カオサンに宿泊してみようと思ったわけです。
スワンナプーム国際空港からS1バスでカオサンロードへ
さて、本稿の本題ですが、スワンナプーム国際空港から直接カオサンロードへ行くことができる方法を紹介します。また逆も然りで、カオサンロードからスワンナプーム国際空港に直接行ける方法でもあります。
それは、2017年から運行が開始されたS1バスを利用する方法です。
空港からS1バスに乗る方法
まず、空港のS1バスの乗り場を紹介します。
S1バスは、空港の1階、7番ゲートから出たところに乗り場があります。 ここから出るとタクシーが待機しておりますが、タクシーを無視して横断歩道を渡った先にS1バス乗り場があります。
オレンジ色のバスがS1バスです。
わかりやすく、空港のマークとS1という文字が書かれたのぼりが立てられています。
バスの乗り方ですが、バンコク内の路線バスと同じく、特にチケットなどを買わず、そのままバスに乗ってしまって大丈夫です。発車後、車掌が巡回してきますので、その際に60バーツを支払います。
ですので、バスに乗る前に忘れずにバーツを用意していきましょう!!
運賃を支払うと、このような紙をもらえます。これが領収書みたいなものです。
バスはハイウェイをひたすら走り、カオサンロードへと向かいます。 途中、DIA修行時代にインドネシア・ジャカルタで宿泊したことがあるMercureホテルがありました。
約1時間ほどでカオサンロードに到着です。
降車場所は地図上で示すとこの辺りになります。
この時はカオサンロードよりも前の停留所で降りる人がいなかったためカオサンロードが最初の停留所となりましたが、水上バス乗り場等でも降りることができるようです。また、カオサンロードが終点ではなく、終点は王宮広場になりますので、ぼーっとバスに乗っているとそのまま王宮広場まで連れて行かれてしまいますので気をつけましょう。
カオサンロードから空港へ
続いて、カオサンロードから空港へ行くバス乗り場を紹介します。乗車場所は降車場所と停留所が異なるので注意が必要です。
地図上で示すとこちらになります。
Google Map上には、バスの路線がまだ反映されていませんが、こちらのバス停の写真を撮影してきたので載せておきます。
こちらのバス停です。
こちらのバス停、各路線がどこに停車するか書かれているんです。バンコクの路線バスのバス停にはこのような記載がないバス停が多いために、路線バスの利用のハードルが高いです。この記載があれば旅行者も路線バスを利用しやすくなると思うんですけどね……
こちらのバス停でS1バスを待ち、バスがやって来たら手を挙げて「乗ります」アピールをしましょう。バスが止まりましたらバスに乗車し、往路と同じく車掌に60バーツ渡します。
ところで、こちらのバス停ですが、S1バスの隣にA4という文字が書かれています。そうです。ドンムアン空港行きのA4バスもこちらを通るようです。
S1バスを待っている間、1台だけ通過していくのを目撃しました。
ご自身が利用される便が、スワンナプーム国際空港なのか、ドンムアン空港なのかで間違えないように注意してください。
最後に
今回はカオサンロードに空港から直接行く方法について紹介しました。
カオサンロードって、便利なようで不便な場所にあるので、下手にAirport Rail Linkなどを使って行くより、空港からバスに乗って直接向かってしまった方が楽です。
もっとも、この方法にも欠点はあります。それは、バスの本数が少ないということです。
空港行きのバスはバス停で40分ほど待ってようやく来た、というような状況でした。ですので、時間に余裕を持って行動する必要がありますし、比較的時間に余裕がある方でないとリスキーな方法でもあります。
飛行機に間に合うか心配…という方は、空港行きはタクシーやAirport Rail Linkを利用して行った方が良いでしょう。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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