2016年11月。
2016年最後の週末台湾弾丸トラベルをしてきました。今回利用したのは、台湾のLCC、タイガーエア台湾です。
タイガーエア台湾(IT217便)搭乗記はこちら
宜蘭市内の主要な観光地である東門観光夜市や宜蘭酒廠に引き続いて、宜蘭市内にある宜蘭設治紀念館を訪れてみました。
というわけで、本稿では宜蘭設治紀念館を紹介します。
なお、東門観光夜市や宜蘭酒廠と明るさが違うのは、宜蘭設治紀念館を訪れたのが翌日の午前中だったためです。
宜蘭設治紀念館への行き方
宜蘭設治紀念館は1906年に建てられた建物で、日本統治時代の歴代の地方長官が官邸として使用したようです。あとで写真も掲載しておりますが、どこか日本っぽさを感じることができる建物です。
前回ご紹介した、宜蘭酒廠を南下すると宜蘭設治紀念館へ辿り着けます。
宜蘭酒廠を訪れた記事はこちら
また、宜蘭駅から訪れる場合には、光復路を西に進み、7号線に出たところで、7号線を南西と進んでいきます。道なりに進んでいくと到着です。
地図上で示すとこちらになります。
宜蘭設治紀念館の様子
それでは、宜蘭設治紀念館の写真を貼って参ります。
入口付近
駅からやってくると、感じの建物が出迎えてくれます。
ですが、これが宜蘭設治紀念館ではなく、飲食店です。この建物の左側を通って、さらに奥へと進んでいくと、宜蘭設治紀念館があります。
宜蘭設治紀念館の周辺
入口で入場料を支払い、中へと入っていきます。入場料は30NTDです。
入って正面に、宜蘭設治紀念館があるのですが、まずは建物の周りをひとまわりしてみることにしました。
建物の周りを歩いていると、日本でよく見る石灯籠がありました。
形こそ石灯籠ですが、中には電球が入っており、現代化しております。
宜蘭設治紀念館を裏から撮影してみたり…
庭には滝のようなものも。
さすがにこれは近年導入されたものではないかと。
さらに、宜蘭設治紀念館に目をやると、枯山水のような石庭があります。
そこには、紛れもなく日本を感じました。
宜蘭設治紀念館
建物の周辺をひとまわりし、再び正面に戻って来ました。
ここから、宜蘭設治紀念館の中に入ってみました。
建物の中には、当時の様子を伝えるさまざまな資料が展示されていましたが、残念ながら中文で表記されているものが中心でした。
もちろん、日本語で書かれた資料もありましたが、当時の日本語といえば、現代のようなひらがなではなく、カタカナが用いられている時代。
例えば、「今日モ亜細亜ノ片隅デ」といった感じです。
読むのに苦労しますよ、ホント。
中を見ていて興味深かったのは、こちらです。
当時のお風呂です。
台湾は湯船につかる文化ではないそうなので、これは珍しいものではないかと。中を見たりしたかったのですが、よくある「お手を触れないで下さい。」的なものに阻まれ、断念。
また、建物の作りが珍しいようで、建物内でポートレイトを撮影する方々がたくさんいらっしゃいました。
一通り見終えたので、宜蘭設治紀念館を後にしました。 宜蘭設治紀念館を出て、西をみると、山々の姿を確認することができました。この風景を見ると、台湾は改めて山が多い国なんだなと実感いたします。
最後に
今回は、宜蘭設治紀念館という、日本統治時代に建てられた建物を観にやってきました。 宜蘭のメジャーな観光スポットですが、日本人の姿は全くと言っていいほど見かけませんでした。
そういえば、宜蘭で見かけた日本人はたった一人でしたね。現地の駐在員の奥様なのか、あるいは嫁いだのかはわかりませんが、現地の方と日本語で話しをしている女性が一人だけいました。 信号待ちをしている間、何故かその方に話しかけられました。
何故か中国語で
日本語で、「先ほど、日本語を話してましたよね?」と返したらめちゃくちゃ驚かれましたが(笑)
台湾東部は、やはり穴場なのかもしれません。
次回も引き続き、宜蘭の観光スポットについて書かせていただきます。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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