2017年の7月の三連休は、旅作でジャカルタに行ってました。
しかしながら、2018年の7月は海外には行けず…
仕方なく、日本で過ごしておりましたが、ただぼーっと過ごすのももったいないので、以前から読みたい本を読むことにしました。
その書籍というのがこちら。
タイトルにあるとおり、本書を読んだら海外に行きたくなってしまったわけですが、本稿では、本書の簡単な紹介となぜ海外に行きたくなってしまったかについて紹介したいと思います。
あらすじ
主人公は大学生の「佐藤敬」。祖父・佐藤泰三は一代で財を成した大富豪で、父・佐藤徹は大学の研究者。
佐藤泰三は病で既に他界しており、しかも、家族には一銭も財産を残さず、すべて寄付してしまっていました。
その代わり、泰三は敬に向けて9通の手紙を残していました。それは、
- 偶然
- 決断
- 直感
- 行動
- お金
- 仕事
- 失敗
- 人間関係
- 運命
という9通の手紙です。
ある日、その手紙を受け取った敬は、泰三の手紙に書いてあるとおり、「偶然と直感」に従って旅を始めることになります。そして、その旅先で、泰三の古い友人たちに会い、様々なことを学んでいくこととなりました。
なお、内容の詳細については、弊ブログの趣旨から逸れてしまいますので割愛させていただきます。
感想
本書は、ストーリーはフィクションであるものの、人生にとって大事なことはなにか?ということが書かれた本です。
今、僕はアラフォーと呼ばれる年齢になりましたが、ここに書かれていたことは、ほぼ、他の書籍や実体験を通じて学んできました。ですので、読み進めていくにあたっては、非常に腹落ちしながら読むことができました。
もっとも、20代の頃だったらどうか?
と問われると、腹落ちしない部分も多ければ、目から鱗なものも多分に含まれた本だったと思います。
20代の頃に本書があれば、読ませたい一冊でしたね。
また、本書のあとがきで、筆者からこんなメッセージが書かれていました。
「運を良くする方法の1つは、自分の中に摩擦を作ること」です。遠くに行くことで、「普段、使っていない回路」がオンになります。「偶然を追いかける旅」は、あなたの人生をきっと、いい方に変えてくれると思います。
(中略)
もし、今の生活がなんとなく退屈になっていたら…、今が「動き出すタイミング」かもしれません。 先ほども言いましたが、「旅に出てみる」というのは、人生を動かすもっとも手っ取り早く、オススメな方法の1つです。
このメッセージを見て、無性に旅に出たくなりました。
正直、ここ最近、停滞しているような感じがしておりまして…今が「動き出すタイミング」なのかと思い始めた次第です。
って、2ヶ月前にシンガポールに行ってきたばかりですけどね(苦笑)
最後に
前述の通り、「偶然と直感」を追い求める旅に出たくなりました。
そういえば以前、こんな記事を書いたこともありましたね。
あの時は、精神状態をリセットしたかったというのが一番の目的でした。
もっとも、結果的にはしっくりこない内容になってしまったわけですが。
それでも、何かがプラスに働いたのだと信じたいですね。
さて、今回、初めて本田健さんの著書を読みましたが、レビューをみる限り、過去に作者の別の著書を読んだことがある方にはあまり目新しいことは書かれていないそうです。
しかしながら、まだ読んだことがない方にとっては、得るものがあるかと思います。
気になった方、お手にとってみてはいかがでしょうか?
それではー!