中華系のLCCである春秋航空を利用して、茨城空港から上海へとやってきました。
春秋航空・9C8898便搭乗記はこちら
さて、上海浦東空港の到着ロビーに入ると、 人、人、人 です。
さすが、世界でもトップクラスを誇る人口を抱える国です。
上海浦東空港の両替事情
まずは人民元を調達しないことには、空港から市街地に移動することすらできません。
というわけで、早速人民元の調達です。
2015年11月当時、空港の両替所のレートは、10,000円=490人民元でした。
さらに、ここから手数料が50人民元引かれることになるので、実質的には、10,000円=440人民元。
とすると、22.7円=1人民元。
高い…( ̄O ̄;)
2012年に訪れた時は、15円=1人民元だった記憶があるのですが……
(あくまで個人的見解ですが)世界経済の情勢に反したレートなので、ATMからプリペイド式のクレジットカードで現金を引き出すことにしました。
ちなみに、僕が使っているのは、クレディセゾンのNeo Moneyです。
この日、僕が乗ってきた便は、ターミナル1に到着したので、ターミナル1でATMを探さなければなりません。(ターミナル2の情報は事前に仕入れてきたのですが…)
まずは3階にある出発フロアに向かいます。
出発フロアに到着すると、交通銀行のATMへ行ってみました。 (場所は、GだったかMだったかの脇にあります。記憶が定かでなくて申し訳ないです。)
このATMは、日本語対応でした。
試しに500人民元を下ろしてみようとしました。すると……
残高不足
やっぱり(。-_-。)
今度は480人民元下ろしてみようとしました。すると……
この金額は対応しておりません
マジか…( ̄O ̄;)
残高で余裕があると思われる400人民元だけ下ろしました。
ちなみに、Neo Moneyでのレートは、400人民元=8,024円(1人民元=20.06円)手数料が200円だったので、実質的には、400人民元=8,224円(1人民元=20.56円)
両替所で交換するより、2.14円お得な計算になります。
空港から市街地へ移動
再び2階に降りて、上海市街地に向かいます。
市街地に向かう手段としては、
- 電車で行く
- タクシーで行く
- バスで行く
と、いろいろな交通手段がありますが、折角上海に来たので、リニアモーターカーに乗ってみることにしました。
ちなみに、リニアモーターカーというのは和製英語で、英語ではMaglev trainっていうんですね。
リニアモーターカーの乗り方
空港の案内板には、「磁 浮」と書かれているので、この文字を追っかけていけば乗り場に到着できます。
写真では40人民元となっていますが、通常の料金は、片道50人民元(普通席)とのことです。航空券を持っていると、10人民元割引になります。
チケット売り場に行って初めて知ったのですが、7日以内という限定付きですが、Round Trip料金というのもありまして、Round Trip料金ですと、往復で80人民元になるようです。
もし、航空券の半券を失くしてしまった…なんてことがあれば、Round Trip料金で乗るのも一つの手だと思います。
リニアモーターカーのチケットを手に入れ、手荷物検査(X線による検査)を受けたのち、改札をくぐります。
そして、エスカレーターでホームに下っていきました。
既に車両は到着しており、空いている所を探して乗り込みました。
なお、普通席(エコノミー)は、普通席の車両であればどこに座ってもよいそうです。
とても混んでるのかな…
と予想していたのですが、ガラガラでした。
むしろ、地下鉄2号線に乗り込んでいく人の数の方が圧倒的に多かったように感じます。
リニアモーターカーに乗ってみた感想
車輪がないため、ものすごく静かです。
加速も、わずかにGを感じますが、乗り心地は快適そのものです。
浦東空港駅から龍陽路駅(現地表記だと「龙阳路站」です。)までの約30kmを7分で運んでくれます。
途中、浦東空港行きの列車とすれ違ったのですが、凄まじい音がしたかと思いきや、瞬く間にいなくなってしまいました。
300km/hですれ違うことに、若干恐怖を覚えました(汗)もし正面衝突でもしようものならと考えると……
とはいえ、トラブルもなく、あっと言う間に龍陽路駅に到着してしまいました。
SIMカードを設定
リニアモーターカーに乗っている間に、海外SIMの設定を行いました。
中国国内でも、プリペイドSIMを手に入れることはできるようなのですが、
- Googleは使えない
- Twitterは使えない
- LINEも使えない
という
Great Firewall
による制限がかかってしまいます。
これを回避するための手段として、香港SIMを使い、国際ローミングでデータ通信をするという方法があります。
今回、僕は事前にAmazon.co.jpでChina Unicom HKのSIMを事前に購入しておきました。
日本円で約3,000円。注文してから2〜3日で届きました。2017年8月現在では、もっと安く手に入るみたいです。
これでGreat Firewallの壁を掻い潜り、Twitterに投稿していたというわけです。もちろん、Google検索も、Google Mapも使えました。
ただ、地図に関しては後日談がありまして…実は、こと上海に限定した話ですが、iPhoneに標準搭載されているMapの方が使い勝手が良かったのです(笑)
というのも、Google Mapだと、地図の精度がイマイチで、目的地にたどり着けないこともありました。一方、iPhoneに標準搭載されているMapの方はGoogle Mapよりも地図の精度が良く、結果、上海にいる間はMapを使用しておりました。
最後に
日本ではまだ開通していないリニアモーターカーに、一足早く乗ることができました。
日本でも早く乗ってみたいですね。
本文では割愛してしまいましたが、China Unicom HKのSIMカードを挿していても、Wi-Fiに繋いでしまうとGoogleなどは使えません。
ですので、百度を使って検索をしておりました。
なお、2015年当時は、VPNを使ってくぐり抜け、Great Firewallを回避することもできましたが、ここ最近、中国政府によってVPNの制限が敷かれ始めましたので、厳しい状況です。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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