2017年1月。シェムリアップ滞在6日目となるこの日は、スモールツアーで廻ることができなかった遺跡をめぐることにしました。
トゥクトゥクではじっくり廻ることができないため、この日はゲストハウスで自転車を借りることに。ここのゲストハウス、無料で自転車を貸してくれるのが大変ありがたいです。
ですが、借りた自転車ちょっと古く、フロントブレーキが全然効かないという代物。 常にちょっとしたチキンレースを味わうことになりました。
巡った遺跡
この日巡った遺跡は次の通りです。
- アンコール・ワット
- プノン・バケン
- パブーオン
- ビミアナカス
- 象のテラス
- プリア・ピトゥ
- プリア・パリライ
- ライ王のテラス
アンコール・ワット
まず最初に向かったのはアンコール・ワットです。 シェムリアップ滞在2日目にも訪れたのですが、その時は第三回廊を見ることができませんでしたので、この日に訪れて見ることにしました。
第三回廊から見渡すアンコール・ワットの景色は本当に最高でした。
ところで、アンコール・ワットは西を向いているので、午前中は逆光になるため、午後がオススメという情報をよく目にします。確かに、アンコール・ワット全体を見る際には、午前中は逆光になるので、写真撮影はなかなか厳しいものががあります。ですが、第三回廊からの眺めは、午後になると今度は逆光になるため、午前中の方が順光で撮影がしやすいでしょう。
午前中に第三回廊からの景色を撮影し、午後にアンコール・ワット全体を観覧するというのも一つのプランとして良いかと。
アンコール・ワット内でランチタイム
パガンから降りると、すでにお昼になっていました。 自転車を漕いできたことや、歩きまわったことから、お腹はペコペコ。
折角なので、アンコール・ワット内にあるちょっとしたマーケット内でお昼をとることにしました。
(2017年3月7日追記)
アンコール・ワットの詳細版はこちら
シェムリアップ滞在2日目に訪れた際の記録と合わせて執筆しております。
プノン・バケン
続いて訪れたのは、アンコール・ワットから北に1kmほど進んだところにあるプノン・バケンという遺跡です。
ここは高台の上に遺跡がある場所で、サンセットの名所と言われています。 日没の時間になると、どっと某国の観光客が押し寄せるそうです。
遺跡まではちょっとしたトレッキングになるので、運動靴はマストアイテムです。
(2017年3月11日追記)
プノン・バケンの詳細版はこちら
パブーオン
続いて訪れたのは、パブーオンという遺跡です。
パブーオンはバイヨンのほぼ隣にあります。
ここは平地にあるのですが、遺跡は上まで登ることができます。ただし、結構な急勾配ですので、動きやすい格好で訪れることをオススメします。
遺跡の入口は東を向いていますので、午前中に訪れた方が、順光になるので写真は撮りやすいです。
(2017年3月11日追記)
バプーオンの詳細版はこちら
ビミアナカス
パブーオンを順路通りに進んでいくと、奥から隣の遺跡に進むことができます。 折角なので、順路通りに行ってみました。
周りは木々に囲まれてるので、非常に静かです。 しかも、あまり観光客が多くなく、ゆっくりと見ることができます。
象のテラス
ビミアナカスの入口にあるテラスです。
ビミアナカスを見てから入口に戻ると効率的に見れるでしょう。 僕はビミアナカスに自転車を止めていたため、一度ビミアナカスに戻り、それから象のテラスへと移動しました。
後から考えると、象のテラスから戻っても歩く距離は大差がなかったですね…
プリア・ピトゥ
象のテラスを見終わった後、ライ王のテラスへ行くのが効率が良かったのですが、水が飲みたかったため、売店の屋台群があるプリア・ピトゥの方へと行きました。
プリア・ピトゥは、売店の裏にある遺跡です。 地球の歩き方にも書いてありましたが、修復がされていない遺跡で、観光客が寄り付かないところです。実際、僕が訪れた時にも、僕以外、人がいませんでした…
女性の一人歩きは注意した方がよいでしょう。
プリア・パリライ
プリア・ピトゥの次は、プリア・ピトゥの向かい側にある遺跡、プリア・パリライへと行ってみました。
プリア・パリライへ行く手前には大仏が安置されており、僕が訪れた際も、お坊さんがお経を唱えていました。
この大仏の横を通り過ぎて更に奥へと進んで行くと、目的のプリア・パリライがあります。
プリア・パリライは、17:30でCLOSEだそうですが、僕が訪れた時間(17:20)には既にCLOSEになっておりました。ですが、外から見ることはできますので、外から写真を撮って退散です。
帰り道、先ほどの大仏が安置されている隣の建物で、モニターを見つめる子供たちの姿を発見しました。
どうやらパソコンを使って、何かを教わっているようです。 ここから今後のカンボジアのITを支えて行くエンジニアが誕生するのもそう遠くない未来の話かもしれません。
ライ王のテラス
プリア・パリライを見た後は、その隣にあるライ王のテラスを見てきました。
正直、これとって見どころとなるようなポイントはありませんでしたが、こちらの立膝をついている仏像はもの珍しかったので、撮影しておきました。
日没を求めて
ひと通り見終えたので、ゲストハウスへと向かうことにしました。 が、「もしかしたら日没を見れるかも?」と期待して、再びパブーオンを訪れてみました。
が、残念ながらパブーオンは日没前にCLOSEになってしまうようで、パブーオンの上から日没を見ることは叶いませんでした…
結局、日没を見ることは叶わず、ゲストハウスへ帰ることに。
再びバイヨンを通ると、どこで行われている焚き火の煙が流れてきて、まるで霧のように。 その様子がなんとも不思議な演出を施してくれたので、シャッターを切ってみました。
うーん…写真だとイマイチ上手く伝わりませんね。 やはり、人間の目ってすごいなと……いやいやいや、自分の目で見たものを忠実に表現できるだけの技量を身に付けたいなと思った次第でございます。
ゲストハウスに向けて…
さて、アンコール・ワット付近は陽が落ちてから暗くなるまで本当に早いです。というのも、街灯などは殆ど整備されておらず、真っ暗になります。
唯一の救いは、観光客を乗せたバスやトゥクトゥクが通っていることです。バスやトゥクトゥクのヘッドライトが照らすライトが頼りです。
道中、何度も心が折れそうになりました。
トゥクトゥクに自転車を乗せて帰ろうか?
何度もそんな思いが頭の中をよぎりました。
が、疲れた体にムチを打って、何とかシェムリアップ市内に到着。 いやぁ、本当に疲れました。
(2017年3月7日追記)
今回宿泊したゲストハウスについてはこちら
最後に…
というわけで、とりこぼしていた遺跡を攻めてみたのですが、全然時間が足りませんでした。初日からバイクを借りて自分で廻れば良かったかもしれません。
自転車を借りて遺跡めぐりをするのは今回が初めてではなく、2015年、アユタヤを訪れた際にも同様に自転車を借りて遺跡めぐりをしましたし、2016年、スコータイを訪れた際にも、自転車を借りて遺跡めぐりををしました。
東南アジアで自転車を借りて遺跡めぐりをする際は、陽射しとの闘いになります。
おかげですっかり日焼けしてしまいました。 が、今回はスコータイの時ほどではありません(笑) スコータイの時は焼けすぎて、日本に戻る前には腕の皮がボロボロでしたからね…
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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