ダイジェスト版にも書きました通り、タ・ケウの次に訪れたのはタ・プロームという遺跡です。
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ラピュタというと、ベンメリア遺跡がモデルになったと言われておりますが、こちらのタ・プロームもどことなくラピュタの世界に入ったような錯覚を覚えます。ベンメリアよりも近いので、訪れやすい遺跡の一つです。
というわけで、今回はタ・プロームを写真付きでご紹介いたします。
タ・プローム
タ・プロームは、タ・ケウから南に少し行ったところにあります。
「少し」と言っても実際は歩いていくには辛いので、トゥクトゥクか自転車で行くのが現実的です。
僕の場合、タ・ケウからやってきましたので、西側で降ろされまして、タ・プロームを突き抜けて、東側で再びピックアップしてもらうという流れでした。
それでは早速タ・プロームの中へと入って行ってみましょう。
先ほども書きました通り、西側で降ろされましたので、西側の門から入っていきます。
アンコール・トムを訪れた時もそうでしたが、門に観世音菩薩(?)の顔があります。
この門をくぐって、少しばかり歩きますと、再び門があります。 ここをくぐりますと… はい。再び塔門が出てきました。
テラスはまっすぐにのびているのですが、正面からはたくさんの人が出てきてますし、確か一方通行だったと記憶しております。
ですので、左右どちらからか入っていかなければならないのですが、特に順路を示す案内板もなかったので、僕は向かって右側から入っていくことにしました。
どうやら回廊になっているようで、道なりに進んでいきますと… 巨木が寺院の壁を侵食し、絡みついています。
この、倒壊した壁の瓦礫を見ていると、ラピュタの世界に迷い込んでいるような錯覚を持ちました。
回廊を進んでいき、周壁内へと入っていきます。
すると、再び瓦礫の山が… この光景を見て、心の中でつぶやきました…
バルス!! (´∀`; )
コホン。
さて、ここからは再び西に向かって歩いていくことになるのですが、周壁内はまるで迷宮のように入り組んでおりまして…
さらに、先ほどの写真からもわかるように、壁が倒壊しておりますので、余計に迷宮感を感じます。子どもには探検っぽさを感じさせることができるのでいいかもしれませんね。 レンガのように積み上げられて造られた壁を、巨大な木が侵食しています。
というか、この木、そもそもどうやって生えたのでしょうか??
壁の上に植えないとこういう生え方しないのでは??
タ・プローム内では、このような光景を何度も目にすることになります。植物の生命力を感じます。 祠堂の屋根も倒壊し、その隙間から巨木の根が侵入してきています。 タ・プロームは、どこを見てもこんな感じです。
そして不思議だったのがこちらの場所。 みなさん、なぜかここで立ち止まって写真を撮っていました。
おそらく、有名なところ・見どころなんだろうと思って僕も撮影したのですが…
『地球の歩き方』でも特段記載はなく(笑)
また、血管のような張り方をしている巨木も。
そして、『地球の歩き方』でも紹介されている、最も有名な巨大木です。
『地球の歩き方』に掲載されている写真とは逆側から撮影してみました。
一通り撮影を終わると、再び最初の場所に戻ります。
で、今度は向かって左側の通路に行きまして、東門へと出て行きました。
この時点で待ち合わせの時間ギリギリでしたので、残念ながら写真は撮れず…
あと30分あれば…と悔やみました。
最後に
今回はタ・プロームをご紹介しました。
できればもう一度訪れて、ゆっくり写真を撮りたかった場所です。
オススメの遺跡ですので、シェムリアップに行った際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
それではー!!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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