2016年12月。鎌倉五山と紅葉を求めて、鎌倉に行って来ました。
鎌倉を訪れた目的について、詳しくはこちら
本稿では、鎌倉五山の一つ、寿福寺を紹介します。
寿福寺
前稿では、鶴岡八幡宮の紅葉の様子をお伝えしました。
もっとも、今回はあくまでも「鎌倉五山」がメインテーマであって、寄り道でしかありませんでした。(鶴岡八幡宮さん、ごめんなさい)
長居は無用、というわけで、次なる目的地、寿福寺へと急ぎました。
寿福寺は、正式名称は寿福金剛禅寺というそうなのですが、本稿では寿福寺と表記します。
寿福寺の場所
謎の祠
鶴岡八幡宮から寿福寺へと向かう途中、謎の祠を発見しました。
鶴岡八幡宮は、周りにお堀があり、水が流れています。
上の写真の中央に、赤い柱のようなものが写っているのがお分かりいただけますでしょうか?
この赤い柱、何かと思って近づいて行ってみると…
鳥居だったのです。
ん?
これ、どうやってお参りするんですかね? 橋はかかっていませんし、祠の周囲は木々で囲まれておりますし…
「かわきのつぼ*1 」でも使っていくのでしょうか?(笑)
道間違えたし(´;ω;`)
— てぃーし (@tidus_tabilog) 2016年12月3日
この謎の祠のせいで、寿福寺へ行くことを失念してしまい、建長寺の方へと向かって行ってしまいました。
急いで引き返し、軌道修正です。
寿福寺に到着
寿福寺に到着しました。
早速門をくぐって、中へと入っていきます。
見上げると美しい紅色が…
木漏れ陽が心地よいです。
お堂の右側の道をいくと、御朱印の受付窓口があります。
一方、お堂の左側の道を進んでいくと、墓地があります。
実は、こちらのお寺には源頼朝のお墓があります。
折角なので見ていくことにしました。
墓地の上に広がる青空と紅葉
頼朝・政子夫妻の墓
墓地内は一般の方々のお墓もありますが、概して立派なお墓が立ち並んでいました。
目的のお墓は、墓地の奥にありました。
墓地の奥へと進んで行くと、源頼朝と北条政子のお墓が構えられていました。
源頼朝の墓
北条政子の墓
日本史の教科書に掲載されるほどの人物たちのお墓は、非常に質素なものでした。
当時、同じ墓に入るという考えはなかったのでしょうか?
あるいは、政治的に特別な存在であったことから、あえて別の墓にすることで両者を敬ったのか…
興味深いですね。
おまけ
墓地から寿福寺の門に向かう途中にあったトンネルです。
岩をただ削っただけというトンネル。
しかも、ゴミの集積場所でもあるからびっくりです。
地震等でヒビが入ったり、崩れたりしないのでしょうか?
最後に
今回は、寿福寺を訪れてみました。
鶴岡八幡宮と比べると、訪れる人は多くなく、落ち着いて撮影することができました。
なお、寿福寺のあたりでスズメバチが出るという話もありますので、気をつけて下さい。
また、本稿では紹介しませんでしたが、鶴岡八幡宮から寿福寺に行く間に「鎌倉市川喜田映画記念館」という施設があったので、映画好きな方は立ち寄ってみると面白いかもしれませんね。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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*1:ドラクエ3で「さいごのかぎ」をとる際に必要なアイテム。浅瀬に囲まれた場所で使うと、浅瀬の水を吸い上げ、祠への道が現れる。