2018年12月に沖縄に行ってまりました。
当初は沖縄のどこかに行くという計画があったわけではなかったのですが、折角沖縄に行くのであれば…と思い、日本100名城と続日本100名城のスタンプラリーをやってまりました。
那覇でレンタカーを借りまして、1日かけて日本100名城に認定されているお城のスタンプを集めてまりました。
本稿では、最後に訪れた今帰仁城(なきじんじょう)について紹介します。
今帰仁城
今帰仁城(なきじんじょう/なきじんぐすく)は、13世紀末ごろに築城されたと言われております。
当時、「怕尼芝(はにじ)」「珉(みん)」「攀安知(はんあんち)」は北山王と称して、この城を居城としていました。
その後、中山王の尚氏に滅ぼされ、琉球王府から派遣された役人の居城となりました。
外郭を含めて、全7つの郭で構成されており、その面積は首里城とほぼ同規模です。
今帰仁城は、その名前の通り、沖縄県国頭郡今帰仁村にあります。
今帰仁城の場所を地図上で示すとこちら
地図でご覧いただくとお分かり頂けますが、美ら海水族館や古宇利島といった観光名所の近くに位置しております。
やはり車で訪れるのこが便利ですので、レンタカーを利用して訪れることをオススメします!
沖縄でオススメのレンタカーはスカイレンタカーです。
また、今帰仁城は有料施設ですので、見学には観覧料がかかります。観覧料は下表の通りです。
個人 | 団体(10名以上) | |
---|---|---|
大人 | 400円 | 320円 |
小・中学生 | 300円 | 240円 |
小学生未満 | 無料 | 無料 |
券売所とスタンプの設置場所
城跡へ向かう前に、グスク交流センターであらかじめチケットを購入していく必要がありますので注意してください。
残念ながら、城の入口ではチケットを売っておりません。またグスク交流センターにまで戻って購入しなければならなくなってしまいます。
ちなみに、日本100名城のスタンプはグスク交流センターの入口を入ってすぐの場所に設置されておりました。
お城をみる前に無事スタンプをゲットです。
入口(平郎門)
城跡の入口には、世界遺産に登録されていることを示す石碑が設置されておりました。
今帰仁城も「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つです。
この石碑から左に進んで行くと、城の外郭となっております。
記念撮影ができるよう、カメラ台が設置されておりました。
僕も自分で撮影してみようかと思ったのですが、カメラを上手く固定することができず断念しました(笑)
一方、右側をまっすぐ進んで行くと平郎門があり、城の中へと繋がっていきます。
平郎門を潜って中へと入って行きます。
この平郎門は、昭和37年に修復されたものです。
平郎門を潜ると石畳が真っ直ぐ延びています。この通路を進んで行くと、主郭(本丸)や大庭へと辿り着きます。
通路の途中、向かって右手側にちょっとした階段が設置されています。
その階段を下って、通路から外れると土路となっています。
こちらは旧道で、もともともはこちらの路を通って主郭とを行き来していたそうです。
現在も旧道を通ることはできますが、足場はあまりよくないので注意が必要です。
なお、この辺り一体にはカンヒザクラという桜が植樹されていて、桜の名所となっております。毎年1月〜2月に桜祭りが開催されているので、桜祭りに合わせて攻城するのもよいかと思います。
(時期を見誤ったかもしれません……)
大庭(ウーミャ)と御内原(ウーチバル)
石段を登り切ると、大庭(ウーミャ)に到着です。
また、大庭の隣には御内原(ウーチバル)と呼ばれる場所があります。
御内原はお城に使えた女官たちが生活していた場所だと伝えられています。
この御内原からは海を望むことができます。
この日は天気がイマイチだったため、ちょっと残念な景色でしたが、晴れた日だったら最高だったと思われます。
曲線の石垣に、琉球を思わせる色の瓦の建物、そして遠くに見える青い海が沖縄という印象をより引き立ててくれる、そんな風景でした。
志慶真門郭(しげまじょうかく)
先ほどの写真の場所と反対側に移動しますと、今度は志慶真門郭(しげまじょうかく)と呼ばれる場所を眼下に見ることができます。
志慶真門郭は、城主に仕えた身近な人々が住んでいた場所だと考えられています。
なんとなく、マチュピチュを彷彿とさせますね。
主郭(本丸)跡
主郭(本丸)跡にやってきました。
何か豪華な建物が建っているというわけではなく、上の写真の通り、小さな建物があるのみです。
なお、この小さな建物の近くには発掘調査の変遷について説明が書かれた案内が置かれており、出土した茶器など写真を見ることができます。
最後に
というわけで、日本100名城No.98の「今帰仁城」を紹介しました。
今帰仁城には歴史文化センターも併設されており、今帰仁城のチケットを購入すれば併せて入館券が付いてきますので、お時間に余裕のある方は訪れてみるとよいかと思います。
また、帰り道ですが、若干渋滞に巻き込まれました。
今回は那覇で車を返却しなければならなかった為、営業所が開いているうちに那覇に戻らなければならなかったのですが、この渋滞のせいでギリギリとなってしまいました。
もし、その日のうちに那覇に戻って車も返却する予定ということであれば、帰りの時間には十分注意して下さい。沖縄は車社会なので、本当に渋滞します(笑)
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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