2018年から始めた日本100名城と続日本100名城のスタンプラリーですが、2019年最初の攻城先として、自宅から近い品川台場を選択しました。
日本100名城のスタンプラリーについてはこちらの2冊をご覧ください。
というわけで、本稿では続日本100名城No.124「品川台場」について紹介します。
品川台場
品川台場は、1853年6月のペリー来航を受けて、同年8月から造営工事が開始され構築された軍事上の拠点です。
海上に約12基の台場を築造する計画でしたが、実際に完成したのは6基のみで、一度も火を吹くことなく明治を迎えることになります。*1
現在、第三台場は台場公園として開放されていて、誰でも立ち入ることができるようになっています。
もっとも開放されているのは第三台場のみで、現存するもう一つの台場(第六台場)には立ち入ることはできません。
品川台場へのアクセス
さて、品川台場ですが、その名の通り、現在、「お台場」と呼ばれている場所にあります。そうです。フジテレビやレインボーブリッジがある、あのお台場です。
もはや地図上で示す必要はないかもしれませんが、念のため地図上で示しておきます。
ちなみに、台場公園の近くに駐車場があるので、車で行かれる方はそちらに停めると公園まで近いです。もっとも、スタンプの設置場所からは離れてしまうので、スタンプ目的で行く場合には不便さは否めません。
スタンプの設置場所
さて、スタンプの設置場所ですが、品川台場のスタンプは2箇所に設置されています。
- 潮風公園
- 海浜公園マリンハウス1階受付
の2箇所です。
先ほど紹介した駐車場からは後者の方が近いです。僕は後者でスタンプを押してまいりました。
海浜公園マリンハウスの前から写した一枚です。
元日に訪れたのですが、正月からこのような綺麗な青空を拝めるとは。2019年、幸先の良いスタートです(笑)
第三台場
スタンプを押した跡、第三台場を訪れてみました。
こんなマニアックな所、他に訪れる人がいるのだろうか?
という疑問を抱いたまま第三台場にやってきたのですが、外国人観光客の姿がチラホラとありました。
日本人の姿もチラホラ。
なるほど、訪れる人はそれなりにいるようです。
公園内には砲台の実物大模型が2台展示されています。
砲台の模型近くからフジテレビ社屋を望むことができます。
この日は本当にのどかな日でした。
レインボーブリッジの左側に写っている小島が第六台場です。
レインボブリッジは歩いて渡ることができますので、歩いて行けばレインボーブリッジの上から第六台場の様子を伺うこともできます。
が、今回はさすがにそこまでしませんでした(苦笑)
ところどころ、当時の物と思われる遺構が残っています。
弾倉と思われる場所は、草が生い茂っていて中の様子を伺うことはできませんでした。
どうなっているのか気になりますよね?
こんな感じで一通り見て廻った後、家路へとつきました。
最後に
というわけで、続日本100名城No.124品川台場を紹介しました。
お台場というと、ショッピングやエンターテインメント性が強い場所ですが、たまにはこういった歴史的な場所を見てまわるのも良いかと思います。
ざっと見るだけであれば15分もあれば足りるでしょう。
お城じゃないのに100名城?というのはきっと疑問に感じる方は少なくないと思います。実は、品川台場以外にも、お城じゃないのに100名城になっている場所があったりするのです。
なぜ、そのような所が選べれているのか?選定の過程については公益財団法人日本城郭協会の公式サイトに掲載されておりますのでそちらをご覧下さい。
それではー!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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*1:続日本100名城参照