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世界遺産や指定文化財とは一線を画す『日本遺産』について紹介します

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先日、インターネット上でこんな記事を見かけました。

皆さんは、「日本遺産」というものをご存知でしたでしょうか?

僕は、日本遺産を初めて知ったのは2017年のツーリズムEXPOジャパンを訪れた際でした。

会場で初めて「日本遺産」というものを知り、

「へぇ〜、こんなものが出来たんだ!」

と興味を惹かれました。

というわけで、本稿では日本遺産について紹介します。

日本遺産とは?

そもそも日本遺産とはどういったものなのでしょうか?

日本遺産を知るには、文化庁のWebサイトの説明を読むのがわかりやすいかと思います。

以下に文化庁の説明を引用します。

「日本遺産(Japan Heritage)」は(地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。

ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。

(文化庁のWebサイトより引用)

世界遺産や指定文化財と違って、特定の文化遺産・文化財が認定されるわけではなく、「ストーリー」が認定されるという点が面白いですね。

これまでいくつか世界遺産を訪れてきましたが、世界遺産とは制度趣旨が異なることから興味を惹かれたわけです。

日本遺産に登録されているストーリー

では、日本遺産に登録されているストーリーにはどんなものがあるのでしょうか?

ちなみに、2015年にスタートした日本遺産ですが、2018年8月時点では、67件のストーリーが日本遺産として認定されています。

日本遺産に認定されたストーリー第1号は、「近世日本の教育遺産群」です。

申請者は、茨城県(水戸市)・栃木県(足利市)・岡山県(備前市)・大分県(日田市)の複数の市となっています。

認定リストに載っていない都道府県

認定リストに載っていない都道府県を洗い出してみました(笑)

  • 岩手県
  • 東京都
  • 鹿児島県
  • 沖縄県

意外ですね。

現時点ではリストに載っていませんが、近い将来日本遺産に認定をされるのではないかと見ております。

これまでに行ったことがある日本遺産

ここで、これまでに訪れたことがある日本遺産を紹介いたします。

STORY #025

まずは、STORY #025の『「いざ,鎌倉」~歴史と文化が描くモザイク画のまちへ~』です。

このストーリーを構成している施設の一部を巡っております。

上に紹介した以外にも構成文化財はあります。全てを訪れようとしたら、結構な時間がかかりそうです。

STORY #057

続いては、STORY #057の『地下迷宮の秘密を探る旅〜大谷石文化が息づくまち宇都宮〜』です。

こちらも、構成文化財の一部に過ぎません。

他にも色々と認定されており、やはり全てを訪れようとするのはなかなか骨の折れることですね。

最後に

冒頭に紹介した記事によりますと、文化庁は2020年までに日本遺産の認定数を約100件にすることを目標にしています。

先ほど、第1号の認定ストーリーとして紹介した「近世日本の教育遺跡群」でも紹介しましたが、日本遺産は複数の県で申請されていることもあるため、これら全てを訪れるとなるととんでもない時間とお金がかかってしまいそうですね。

以前、こちらの記事でも紹介しましたが、日本100名城のようにスタンプ帳を作ってくれたら、訪れ甲斐も出そうですね(笑)

もし、気になる日本遺産がありましたら、折角なので訪れてみてはいかがでしょうか?

それではー!


最後までご覧頂きありがとうございました。

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